2019医学部偏差値ランキングと医学部の難易度について

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※2018年4月末更新!!

大手予備校の偏差値ボーダーを参考に、当塾の卒業生の合否状況から全国の医学部の偏差値をランキング形式にて掲載しています。国公立医学部、私立医学部の偏差値ランキングです。

※最新の国公立医学部のセンター試験のボーダーや足切り情報は医学部センター試験ボーダー、足切り情報まとめをご覧ください。

※おすすめの模擬試験や活用方法は医学部受験におすすめの模試と活用方法をご覧ください。

2019医学部偏差値ランキング(国公立+私立)

国公立医学部(前期試験)偏差値ランキング

大学名偏差値センターボーダー募集人数
東京大学理科三類749497
京都大学医学部7292102
東京医科歯科大学719282
大阪大学医学部719195
名古屋大学医学部708990
神戸大学医学部699092
大阪市立大学医学部698975
千葉大学医学部698897
横浜市立大学医学部698858
九州大学医学部6988111
東北大学医学部6987105
広島大学医学部698790
京都府立医科大学6986100
名古屋市立大学医学部688970
北海道大学医学部678897
岡山大学医学部678898
筑波大学医学部678858
三重大学医学部678875
岐阜大学医学部678732
奈良県立医科大学678622
金沢大学医学部678584
宮崎大学医学部678550
大分大学医学部678465
新潟大学医学部668885
滋賀医科大学668675
長崎大学医学部668576
和歌山県立医科大学668464
山口大学医学部658760
信州大学医学部6586100
香川大学医学部658650
山形大学医学部658565
群馬大学医学部658569
浜松医科大学658575
富山大学医学部658560
福井大学医学部658555
島根大学医学部658555
佐賀大学医学部658550
鹿児島大学医学部658569
秋田大学医学部658555
福島県立医科大学658442
鳥取大学医学部658443
愛媛大学医学部658440
高知大学医学部658455
札幌医科大学658420
弘前大学医学部658260
徳島大学医学部648664
旭川医科大学648440
琉球大学医学部648470
熊本大学医学部648395

国公立医学部(後期試験)偏差値ランキング

大学名センターボーダー募集人数
東京医科歯科大学9510
千葉大学医学部9220
広島大学医学部925
名古屋大学医学部915
奈良県立医科大学9153
岐阜大学医学部9035
三重大学医学部9010
富山大学医学部9020
浜松医科大学9015
香川大学医学部8925
愛媛大学医学部8925
旭川医科大学8915
鳥取大学医学部8920
佐賀大学医学部8910
福井大学医学部8825
山梨大学医学部8890
宮崎大学医学部8820
秋田大学医学部8725
福島県立医科大学8723
鹿児島大学医学部8723
山口大学医学部8610
琉球大学医学部8625
山形大学医学部8415

*後期試験は二次試験で学科試験がある医学部が少なく、センターボーダーを難易度の指標としています。

私立医学部偏差値ランキング

大学名偏差値募集人数
慶應義塾大学医学部7368
東京慈恵会医科大学69105
大阪医科大学6985
順天堂大学医学部6861
日本医科大学6890
防衛医科大学68約85
関西医科大学68約86
昭和大学医学部6778
国際医療福祉大学医学部67105
東京医科大学6675
東邦大学医学部66115
産業医科大学66約85
藤田保健衛生大学医学部66約80
兵庫医科大学66約85
近畿大学医学部6565
杏林大学医学部6579
東北医科薬科大学6545
久留米大学医学部65約80
愛知医科大学65約65
東京女子医科大学6475
日本大学医学部6492
北里大学医学部6478
福岡大学医学部6470
岩手医科大学6490
獨協医科大学6458
金沢医科大学6465
東海大学医学部6360
聖マリアンナ医科大学6385
川崎医科大学63約50
埼玉医科大学6252
帝京大学医学部6289
自治医科大学123
埼玉医科大学(後期)35
昭和大学医学部(Ⅱ期)20
日本医科大学(後期)21
大阪医科大学(後期)15
関西医科大学(後期)6
近畿大学医学部(後期)5

*自治医科大学は受験する都道府県によってレベルが大きく異なるためランキングから除外しています。

偏差値別医学部勉強法

偏差値別の医学部勉強法は下記に詳しく記載していますのでご活用ください。
医学部(国公立、私立、難関大)に1年で合格する勉強法まとめ

また使用する各教科の参考書や使用方法については下記をご覧ください。
医学部おすすめ参考書・問題集と使用方法まとめ

医学部合格体験記

【2018】慈恵会医科大学/新潟大学医学部 合格体験記(1浪・女性)

【2018】日本医科大学/群馬大学医学部 合格体験記(1浪・男性)

【2018】日本医科大学<生物初学> 合格体験記(1浪・女性)

【2018】昭和大学医学部 合格体験記(現役・男性)

【2018】国際医療福祉大学医学部 合格体験記(1浪・女性)

【2017】慈恵会医科大学/横浜市立大学医学部 合格体験記(1浪・女性)

【2017】千葉大学医学部/慶応大学医学部 合格体験記(1浪・男性)

【2017】慈恵会医科大学/信州大学医学部 合格体験記(現役・男性)

【2016】広島大学医学部<二次試験首席> 合格体験記(3浪・女性)

【2016】島根大学医学部/日本医科大学 合格体験記(再受験・女性)

その他の合格体験記は医学部合格体験記をご覧ください。

医学部偏差値ランキングの意義と正しい活用方法について

偏差値を正しく理解する

医学部受験生で、よく「偏差値を10あげる!」などと偏差値を目標に掲げる受験生がいますが、そもそも偏差値とは何なのでしょうか。効率良く学習を進めるためにも、まずは偏差値について十分理解し、正しく活用できるようにしましょう。

適切に医学部の受験校を選ぶためには、自分が受験生の中でどの程度の順位の位置にいるのかを正確に把握する必要があります。試験の点数を目安にする人もいるかもしれませんが、問題自体の難易度に差がある可能性があるため、点数だけでは正確に自分の学力を把握することはできません。

テストの難易度、受験生の学力や点数の分布などの条件を均一化させ、受験生全体の中での順位を知ることが出来る数値が「偏差値」です。

偏差値は標準偏差と平均点から求めます。

標準偏差とは、√{(各受験生の得点-平均点)²の総和/受験人数}で求められ、点数のバラつき度合や分布状況を示します。

そして偏差値は、10×(自分の点数-平均点)÷標準偏差+50で求めることが出来ます。

偏差値とは簡単に言ってしまうと、自分の点数は全体の中でどのくらいの順位にいるのかを知る指標です。
偏差値は受験生全体の平均点や点数のバラつきから算出しているため、点数より自分の学力の指標としては適切だといえます。

偏差値で分かる成績順位

当然ではありますが偏差値60と50では大きな差があります。しかし、その差を具体的につかめていますか?
受験生の点数が正規分布している場合、偏差値と人数(割合)の対応は下記のようになっています。右列に、10万人が受験すると仮定したときの順位も掲載しています。(実際医学部の受験者数は近年10万人程度とされています。複数出願可能なため延べ人数だと予想されますが、それでも数万人程度の受験生はいると思われます。)

偏差値50→上位50% 50000人
偏差値55→上位31% 31000人
偏差値60→上位16% 16000人
偏差値65→上位6.7% 6700人
偏差値70→上位2.3% 2300人
偏差値75→上位0.6% 600人

上記の通り偏差値60(上位16%)から65(上位6.7%)にあげるためには2倍以上の集団に入るよう成績をあげなければいけません。つまり、半数を追い抜かないといけないのです。

また偏差値65から70に上げるためにはさらに3倍近く追い抜かないといけないことがわかります。偏差値65というと、ほかの受験生も当然優秀で相当な努力をしていますから、それを3倍近く追い抜くことがどれだけ大変なことかわかると思います。

同じ偏差値5の差でも、順位や学力の差で考えると偏差値50と55、65と70では全く変わってくるのです。「偏差値を10あげる勉強法」といった本がでていますが、偏差値50から60にあげる勉強法と偏差値60から70にあげる勉強法は当然全く異なりますから、このような本は偏差値の意義を全く理解していない本といえます。

医学部は最低でも偏差値60以上ですから、そこから上は偏差値が1違うだけでも相当なレベルの差があります。

上記表をみると明らかですが、偏差値65と60の間には1万人近くの受験生がいることになります。

受験校を選ぶ際、偏差値を1でも2でも下げることはとても楽になります。 偏差値 ではなく、人数で捉える感覚をもつことが大切です。

※注意点
上記の表はあくまでも受験生の点数が正規分布したときの場合です。模擬試験等でも正規分布しないことは多いので注意しましょう。

模擬試験の判定を正しく理解する

例えば河合塾の模擬試験の合格判定は大学ごとの偏差値ボーダーをC判定として、そこから2.5刻みで判定を行っています。
例えば河合塾の東京医科歯科大学のボーダー偏差値は70ですから、下記のような判定となります。

偏差値75以上→A判定
偏差値72.5-75→B判定
偏差値70-72.5→C判定
偏差値67.5-70→D判定
偏差値67.5未満→E判定

偏差値がわかれば判定も自ずとわかります。

ここで注意点として、上記表の通り同じ2.5の差でも偏差値70以上と60前後では人数に大きく差があります。一律に2.5刻みで算出している模擬試験の判定はあまりアテにならないといえます。
当然ですが、試験によっては仮に全教科で満点をとってもA判定が出ない医学部が存在する場合もあります。

2017年第3回河合記述模試の点数-偏差値換算

2017年の当塾の生徒の物理選択、生物選択それぞれの成績優秀者の点数と偏差値を掲載します。

2017第3回河合記述模試
物理選択者 総合偏差値73.7  数学173(72.3) 英語159(72.7) 化学96(75.2) 物理78(74.7)
生物選択者 総合偏差値74.6  数学166(70.5) 英語169(75.4) 化学84(69.4) 生物96(83.2)

例年生物選択の方が偏差値が出やすい傾向があります。そういった意味でも偏差値は一つの指標にすぎず、偏差値に一喜一憂してはいけません。

下記に当塾の生徒(卒業生)の大手予備校の模擬試験の成績を掲載していますので参考にしてください。
http://igakubuyobiko.com/page-6/

医学部偏差値ランキングの算出方法について

偏差値ボーダーは、各医学部を受験した受験生の合否結果と各大手予備校が実施している模擬試験の偏差値結果を照らし合わせて、ボーダー偏差値をとっている受験生が各医学部を受験したとき約半数が合格できると予想されるラインをボーダー偏差値として設定されています。(予備校によって算出方法は多少異なります。)

当然ですが偏差値は「その模擬試験の得点から換算したもの」なので、複数の予備校の偏差値ボーダーを平均することなどに直接的な意義はありません。

しかし、偏差値を医学部合格の難易度の目安に置き換えて、受験校選びの際の指標の1つとすることには意義があるため、大手予備校の偏差値ボーダーを参考とし、算出ロジックや当塾での指導経験から、医学部合格のための「難易度の指標」としてランキングを作成しています。

科目数が少ないor多い医学部は注意が必要

受験科目が英数のみの医学部や理科が1教科のみなど、科目数が少ない医学部が存在します。
予備校の偏差値では、受験科目のみで偏差値ボーダーを算出しています。また配点も実際の入学試験の配点で傾斜計算をしています。

例 英数のみの医学部(旭川医科大学、弘前大学、秋田大学、島根大学、徳島大学、宮崎大学)
→英数のみの偏差値で算出。
数学65 英語65 化学55 生物55 の受験生の場合、通常型の医学部では偏差値60ですが、英数のみの医学部では偏差値65となります。
ただし、浪人生など理科が得意な受験生の場合はむしろ英数のみの医学部では総合偏差値は下がるため、偏差値ボーダーが高くでているとは一概にはいえません。

 

例 国語がある医学部(東京大学、京都大学、名古屋大学、山形大学)
→国語も偏差値ボーダーに必要となり、医学部受験生は国語の記述式に対策が十分できないことが多いため、偏差値ボーダー以上に実際の合格は難易度が高くなるといえます。

 

例 東海大学医学部(理科1教科のみ)

東海大学医学部では理科は1教科のみとなっています。その場合のボーダー算出方法は、理科の偏差値の高い方で総合偏差値を出しています。
例えば数学65 英語65 化学65 生物45 の受験生がいた場合、通常の理科2教科の医学部では総合偏差値は 60となりますが、東海大学医学部では65となります(生物の成績が無視される)。そのため、合格のための偏差値ボーダーも当然高くなります。
実際の受験層は大手予備校が公表している偏差値ボーダーより下になると考えられます。

 

例 帝京大学医学部(英語必須+数理国から2教科)

帝京大学医学部では英語のみ必須で、数学理科国語のうち2教科の合計3教科という特殊な入試形式となります。
偏差値の算出も同様で計算されます。
例えば数学45 英語65 化学65 生物65 の受験生がいた場合、通常型の医学部では総合偏差値平均は60となりますが、帝京大学医学部では65となります。特に数学を消すことが可能なので浪人生の偏差値はより上がりやすくなります。

当塾での指導経験からも、東海大学医学部、帝京大学医学部は予備校のボーダー偏差値帯は実際の受験層より高くでているといえます。

国公立医学部と私立医学部の評価の違い

私立医学部では純粋に英数理の学力で合否が決まることが多いため(面接や小論文で順位が前後する医学部も存在します。)偏差値ランキングは合格難易度の参考となることが多いといえます。

しかし、国公立医学部ではセンター試験の点数と大学個別学力試験(さらに面接や小論文が点数化される医学部もある)の総合点で合否が決まる上、センター試験と個別試験の配点比率が医学部によって大きく異なります。そのため偏差値ランキングをそのまま合格難易度の参考とするのは不適切だといえます。

国公立医学部の受験校を選ぶ際には、
・センター試験のボーダーと自身のセンター試験の本番の自己採点点数
・偏差値ランキングと自身の模擬試験の偏差値
上記の両方を照らし合わせて判断していくことが大切です。

ただし、基本的には受験層が高い医学部ほどセンター試験のボーダーも個別学力試験のボーダーも両方とも高い傾向があるため、偏差値ランキングをみてある程度の合格難易度の指標とすることは可能ではあります。

偏差値ランキングの活用方法について

誤った活用方法

・異なる模試の自分の偏差値をそのままあてはまてしまう
→例えば進研模試で偏差値75の人が駿台模試の偏差値ボーダー表をみて「慶應医学部もボーダーこえている!」と捉えてしまうのは当然NGです。受験層や模試の難易度によってボーダー偏差値は大きく異なります。

・偏差値というただの”データ”に勝手な解釈を加えてしまう
→「○○の医学部の方が○○より偏差値が上だ! やっぱりこっちがいい大学だ! 」「○○の医学部は偏差値が低いからダメだ」といった議論をしている受験生をよくみかけますが、当然偏差値はただのデータに過ぎず、勝手な解釈を加えることはやめましょう。

・模擬試験の偏差値や判定に一喜一憂してしまう
→上記のように模擬試験の偏差値や判定の本当の意義をしっかり理解すると、全く意義のないものではないが医学部合格の可能性を直接反映する絶対的な指標ではないことが明らかです。

模擬試験の偏差値や判定で一喜一憂してしまうような勉強にならないようにしましょう。

そうではなく、模擬試験を受験したらどうして失点してしまったのか、試験の解き方は徹底できていたのかなど自分ができるようになるための分析に時間を使い、模擬試験を有効活用していくことがとても大切です。

 

正しい活用方法

・受験校を選ぶ際の目安の一つとする
→一般的に偏差値ランキングで上位に位置している医学部ほど、受験層の学力が高く、合格のために求められる学力が高いといえます。受験校を選ぶ際に、ランキング表をみて偏差値の低めの私立医学部をいくつか受験しておくなどはよい活用方法といえます。

 

倍率と難易度について

「医学部は倍率が高いから難しい」という情報を発信されている記事を多く見受けますが大きな間違いです。
当たり前のことですが、「学力の低い受験生が何人受験しようと、合格の難易度は全く変わらないから」です。

倍率の正しい解釈の仕方など詳細は医学部(国公立+私立)合格倍率一覧と倍率の意義をご覧ください。

国公立医学部と私立医学部の難易度の比較について

国公立医学部と私立医学部は難易度の質に違いがあるため偏差値ランキングでの比較でそのまま適応することは不適切だといえます。これまでの指導経験から下記のことがいえると思われます。

国公立医学部の難易度の特徴について

・センター試験が必須であり国社を含めた勉強をする必要がある
→英数理に加えて国社も勉強していく必要があるため単純に必要な勉強時間、勉強量が多くなります。

・センター試験、個別学力試験の両方共ミスなくしっかり得点する必要がある
→国公立医学部は基本的に前期試験で1つの大学、後期試験で1つの大学しか受験できません。また後期試験は非常に狭き門になるためほとんど前期試験で一発勝負になります。
センター試験の重要性が高く、センター試験で失敗してしまうとその時点で合格可能性がほとんどなくなってしまいます。さらにセンター試験でうまくいっても、当然個別学力試験でもしっかり得点する必要があります。

センター試験、個別学力試験の両方共しっかり得点する必要があることは国公立医学部で最も難しい点だといえます。

・個別学力試験はほとんどの医学部で記述形式であり、地頭や論理力が求められる
→よく「記述式の試験が苦手」という受験生がいますが、本当に実力があればミスによる影響が少なくなりやすい分、記述式の試験の方が安心して受験できます。
しかし、記述式の試験では受験生の地頭、論理力、文章力等がダイレクトに答案に反映されてしまいます。付け焼き刃の対策で記述力をつけていくことは難しいため地頭や論理力に自信がない人は国公立医学部の合格は難しいといえます。

・センター試験でボーダー以上得点できれば合格可能性は大きくあがる
→逆に、国公立医学部ではセンター試験の重要性が高く、また医学部によってはセンター試験の配点比率が高くほとんどセンター試験の得点で合否が決まってしまうような医学部も存在します。そのため、センター試験でセンターボーダー以上に得点ができれば非常に有利になります。

・私立医学部と比較すると国公立医学部の個別学力試験は難易度、傾向ともに対策しやすいことが多い
→特に総合大学の医学部にあてはまります。英数理も基本的な問題集をしっかり習得しておくことで十分対策は可能です。個別の過去問対策の重要性は低くなります。

 

国公立医学部の難易度の結論

・センター試験での国社の勉強が必要であり、より多くの勉強時間が求められる。

・センター試験、個別学力試験の両方共ミスなく得点する必要があり国公立医学部の合格の難しさの最大の原因である。また精神的なプレッシャーも大きくなる。

・地頭や論理力、自己管理力が優れていない受験生は国公立医学部の合格には多くの壁がある。(ミスが許されない、精神的プレッシャーがある、科目数が多い、記述式に対応できないことがあるなど)

私立医学部の難易度の特徴について

・英数理の難易度が高め+細かい知識が必要
→私立医学部は全体的に国公立医学部の個別学力試験と比較して難易度が高め+知識が細かい試験内容だといえます。そのためより深く英数理の勉強をしていくことが大切です。模擬試験がとれたからいって決して安心してはいけません。

・スピード勝負の問題形式が多い
→私立医学部の半数以上はマーク式かつスピード形式の試験内容となっています。そのため時間がない中でいかにミスせず得点を積み重ねていく解き方ができるかが非常に大切です。
特に英語では読むスピードが遅い等で時間が足りなくなってしまうと合格ボーダーから大きく差がついてしまうため対策は必須といえます。

・私立医学部によって問題傾向が大きく違うため、柔軟に対応できる試験の解き方が必要
→私立医学部は複数受験が可能なので、ほとんどの医学部受験生は併願されると思います。
しかし大学によって問題傾向が大きく異なるため柔軟に対応する必要があります。過去問演習も重要ですが、本番で急に傾向が変わることも例年あるため、それ以上に柔軟に対応できる試験の解き方を身につけておくことが大切です。

・受験者数が非常に多く、ミス対策などの試験の解き方の練習が必須
→私立医学部は受験者数が非常に多いため、数点の差で大きく順位が下がってしまいます。そのため学力以上にミス対策などを含めた正しい試験の解き方が本番でできるかどうかが合否の分かれ目となります。
模擬試験の偏差値が70以上あっても、偏差値62.5の私立医学部を複数受験しても一次試験にすら通過しなかったという受験生は多くいます。

 

私立医学部の難易度の結論

・受験者数が多く、数点の差で合否が変わってしまう。また試験形式もスピード勝負でミスが許されない大学が多いため柔軟に対応できる試験の解き方を徹底できるよう普段から練習していくことが非常に大切。

・英数理の試験内容は難易度が高く知識が細かいなど対策しづらい内容の私立医学部が多い。模擬試験で偏差値70以上あっても不合格になる受験生は多く、模擬試験でとれているからと安心してはいけない。

医学部受験の難易度について

・ミスが許されない

医学部受験の最大の難易度は、ミスが許されない戦いだということです。

国公立医学部では多くの医学部がセンター試験で87%以上がボーダーとなります。国語社会も含めて87%以上とるためには、数理英でほとんどミスが許されません。大問1つミスしようものならその時点で不合格といっても過言ではないほど厳しい戦いとなります。

また、私立医学部でも上記の通り、受験者数の急増によって高得点争いとなっています。基礎的な問題でミスをしてしまうとその医学部の合格は一気に遠のくことになります。

国立医学部、私立医学部ともにミスが許されないというのは医学部合格を難しくしている最大の原因といえます。

 

・科目数が多く、苦手分野をつくることが許されない

ミスが許されないことと同じくらい難しい点が、科目数が多い点です。

私立医学部では数3を含み、数、英、理科2教科がほとんどの医学部で必要です。

国公立医学部になると、さらにセンター試験で国語社会が必要になり、センター試験を含めると必要な教科は8科目(数1A・2B・3・英語・理科2教科・国語・社会)に達し、どれもが高いレベルでの習得が必要となります。

また、医学部受験では苦手分野をつくることが許されません。どの医学部も基本的には出題分野は全教科とも全範囲であり、非常に高い得点率が求められるため苦手分野をつくっていまい、その分野から出題された瞬間に合格が遠のいてしまいます。

実際、多くの高校で手薄となる、数学の複素数平面や式と曲線、化学の高分子化合物、物理の原子、生物の進化などの分野の出題が例年多くの医学部で頻出され、穴をつくってしまった受験生は厳しい戦いとなります。

 

・勉強時間の確保が必須

科目数が多く分野も幅広く出題され、さらに高得点が求められるため、どうしても必要な勉強時間は多くなります。暗記量も多いため地頭だけで勝負できる科目数はむしろ少ないため中学生や遅くとも高校1年生から早めの勉強をスタートしておくことが大切です。

 

 

医学部受験に必要な情報は医学部受験情報まとめにまとめて掲載していますのでご覧ください。

医学部予備校ACE Academyにて国公立医学部、私立医学部それぞれに合格するための個別課題管理を行っております。医学部受験を目指している方はご相談ください。

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