医学部おすすめ参考書・問題集と使用方法まとめ

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2017.8/10更新!

中学生の方は中学生から始める医学部受験勉強法、おすすめ参考書をご覧ください。

各教科の医学部オススメ参考書を掲載しています。いずれも医学部予備校にて指導し医学部に進学した生徒が使用していた参考書となります。

2017年の入試にて難関医学部に合格された生徒様にそれぞれの参考書のおすすめ度および実際の使用方法のアンケートを取り、記載しています。

卒業生からのフィードバックを元に随時更新していきます。

医学部数学参考書

「やさしい高校数学」 評価:8

<卒業生によるレビュー・実際の使い方>

・進めるにあたって、内容によって進めるスピードにメリハリをつけるよう意識していました。具体的には、例題をみてすぐに解き方がわかれば、例題は解かずその後の解説をざっと読み流す程度にし、ちょっと詰まった例題は手を動かして解いてみて解説もじっくり読む等です。解説を読んで復習が必要だと思ったものは、付箋を貼っておいて後で復習しました。

また、重要な公式もすべて復習できるので、あやふやなものや紛らわしいものは、別の紙にまとめて復習しやすいようにしていました。

・本当に基礎の基礎から書いてあるので、このくらい分かるよーと思っていたら、抜けているところが結構ありました。分厚いですが、解説がすごく丁寧で、読みやすく書かれているので数学の基本を学び直すのにちょうどよかったです。
あと、数学お役立ち話というコーナーは、公式の成り立ちや、解法のもつ意味とかも書いてあって興味深くよめました。

「理解しやすい数学1A,2B,3」

「数学基礎問題精講1A,2B,3」 評価:10

核となる基礎問題の全パターンを網羅しています。これら「核」となる問題の解法を習得することで解法を理解し、問題を解くための武器を身につけることができます。
まずは基礎問題精講の例題のみを繰り返し解き、全問題が自力ですらすら解けるようにします。
進めにくいところは「初めから始める数学」を読みながら進めるとスムーズだと思います。
演習問題も含めて自力ですらすら解けるようになると模擬試験で偏差値60程度とれるようになります。
「青チャート」は以前推奨していましたが、問題の質、解説の詳しさ、使用しやすさにおいて基礎問題精講の方が優れています。

<卒業生によるレビュー・実際の使い方>

・数学の土台をしっかりさせるための問題集なので、書いてある解法を丸暗記することを目的に演習しました。自分のやり方で解いてみて答えがあっていても、必ず解答のやり方でもできるようにしました。その際に、精講をじっくり読むことで、なぜその解法で解くのかも合わせて考えるようにしていました。
何週目でできるようになったか、違う印を付けておくことで、どの問題が苦手なのかがすぐ分かり、テスト前も復習しやすかったです。

・1Aはかなり取り組みやすく、一周目でもすんなり進めることができました。二次関数の解の配置や、整数問題、確率など条件によってどの解法を選択すればいいか変わる問題も、きちんと整理された状態で学べました。
2Bと3は1Aより1周目でできない問題が増えました。そのため、精講をよりじっくり読んで、解法の意味を理解しながら演習するように心がけました。

・基礎問題精講はすごくよかったです。数学が苦手でしたが、各分野、重要な基礎問題が体系的に整理されているので、しっかりと基礎を固めることができました。

これをきちんと習得すると、センター数学の点数がびっくりするほど上がります。
私立医学部でも、簡単な小問集合を出すところだと、基礎問題精講からそのまま出たりしました。
何より、これで基礎に穴がない状態にしておくことで、次にやる標準問題精講の習得スピードと理解度が格段に上がったと思います。
今まで〈基礎問題=簡単な問題〉だと思っていたのですが、本当は〈全ての問題の土台となる超重要問題〉だったんだな、と思い直しました。
難しい問題集ではない分、書いてあることを全て身につけられるよう、ぜひ全力で取り組んでみてください。

「合格る(うかる)計算1A2B,3」「合格る確率」 評価:9

計算力の底上げに使用します。特に数2B、数3の範囲は時間の許す限り何度も取り組みすらすら解けるようにしてください。
解けるようにはなったけど時間が足りない、効率の悪い式変形をしているという受験生も多いです。
このテキストには効率の悪い方法も指摘してくれる内容となっていますので是非習得しましょう。

<卒業生によるレビュー・実際の使い方>

・1周目は書いてある計算方法を読んで、そのやり方を習得することを目的として取り組み、2週目以降は身につけたやり方でスピードを上げていく練習をしました。具体的には同じ時間で解けた問題数を記載しておき、次の周ではそれを上回れるようにしていました。
また、毎日これに取り組むことで、計算ミスも減ってきたと思います。自分がしやすい計算ミスがわかってくるので、それに気をつけて取り組んだり、また、検算の練習も行うことで、テストでもさっと検算を行う習慣がつきました。

・「1A2B」と「3」では問題集の難易度がかなり違う印象を受けました。
1A2Bは特にセンター試験や私立医学部のマーク試験にぴったりでした。平方完成や三角関数などちょっとした変形が速くなることで、試験時間に余裕が生まれてきました。また、毎日計算練習を続けることで、公式を忘れることもなくなりました。
公式も、字面ではなく、意味を覚えるようになっていたので、公式丸暗記よりも効率よく計算できるようになると思います。

3は相当重いitemもありました。簡単なitemはスピードを上げることとミスを減らすことを目的として行いましたが、重いitemはまず解法を身につけることを目的にしていました。
そういう問題を含めて何度も演習すると、かなり計算力がつくので、煩雑な計算が入試で出ても、焦らずきちんと答えを出せるようになりました。

*「合格る確率」は問題集としては非常によく時間があれば取り組むべき問題集ですが、センター試験や私立医学部の試験対策としてはややオーバーワークな印象があるため優先順位を下げました。

「標準問題精講」 評価:10

応用問題集です。必ず基礎問題精講を9割以上自力で解けるようになってから取り組むようにしてください。
医学部の過去問も多く掲載されており、演習もあわせるとかなりの問題数になります。また解説だけでなく、”研究”という項目に周辺知識も豊富に掲載されています。
医学部の数学は、”どれだけ手数をもっているか”が勝負になりますので、この問題集で別解や周辺知識もしっかり読んで理解し習得してください。
例題・演習問題ともに何度も解き直し、9割以上の問題がすらすら解けるようになれば完成です。
この時点で難関医学部を含むほとんどすべての医学部で合格ラインがとれる実力がつきます。

<卒業生によるレビュー・実際の使い方>

・基礎問題精講に比べるとかなり難易度が上がり、初見ですんなり解ける問題は少なくなりました。解法を全部覚えるという最終的な目標は基礎問題精講と同じなのですが、基礎問題精講よりも、「なぜ、この解き方をしているのだろう、この変形は何に注目したら得られるのだろう」と理解を深めることを重視して進めていきました。

・基礎問題精講と同じく、何週目で習得したかの印をつけ、自分なりの重要度がすぐ分かるようにしておきました。標準問題精講は入試直前までお世話になったので、入試直前に復習するときも、この時つけた印をもとに復習の優先度が高い問題から取り組め、すごく役に立ちました。

また、研究はかなりレベルの高いことも書いてあるので、例題をある程度習得してから読み進めていきました。全然分からないところもあったので、たくさん質問し、研究までしっかり自分のものにできるように取り組みました。

・1Aは標準問題精講の中ではそんなに難しくはないので、思ったよりさくっと習得できます。特に整数や確率はすごく良くまとめられているので、定石問題をきちんと身につけられます。

2Bと3は一気に難しくなり、一周目ではほとんど自力で解けず、解説を理解するのも一苦労でした。けれども、基礎問題精講をしっかり習得していれば、ちゃんと身につけられる内容だと思います。解法丸暗記では太刀打ちできないレベルなので、質問したり、自分なりに解法に理由付けを行ったりして、解法を本質的に理解できるように演習しました。
研究に書いてあるレベルもかなり上がりますが、問題を違う視点から見たり、別解でも解けるようにすることで手数が増えました。

・帯にも書いてある通り、まさに、”入試で合否を分ける問題”が集まった問題集でした。過去問演習や入試では、標準問題精講と同じ問題や類題を何度も出てきました。標準問題精講をしっかり習得すれば、難関大学にもきちんと対応できると思います。

扱う問題は入試レベルなのですが、精講で解くまでの知識や方針が記され、解法のプロセスを読むと解答全体の流れが明確に分かるようになっていたので、比較的取り組みやすい構成でした。

「新数学スタンダード演習」(大学への数学シリーズ) 評価:8

数1A2Bは約250問、数3は約140問掲載されており、演習力の底上げになります。
何より優れているのは、各問題ごとに考え方や解き方のアプローチが掲載されているところです。
数学は最終的には習得したパターンをつかっていかに問題にアプローチしていくかが大切になりますので、この問題集でアプローチ力を養成します。

*標準問題精講までの習得で千葉大学医学部、横浜市立大学医学部、慈恵会医科大学などの難関医学部にも対応可能なため、本問題集は指定問題集から除外しました。

医学部理科参考書

化学参考書

「宇宙一わかりやすい化学」評価:9

やや分厚いですが非常に読みやすく、読み終えるのに時間はかかりません。基本的な原理・本質の理解をするのに最良のテキストです。
初学の人はもちろん、学習が進んだ人も必ず一度は通読しましょう。
このテキストを読まずに問題集に進み、公式の丸暗記になってしまう勉強方法は避けましょう。
難関大ほど原則を理解していないと解けない問題が出題されますから、宇宙一の別冊問題を完璧に解けるようにしてから次に進むようにしましょう。

<卒業生によるレビュー・実際の使い方>

・この参考書で一番嬉しかったのは、通読するのが苦にならないところです。教科書や他の参考書で通読しようとすると途中で飽きてしまったり、眠くなってしまうのですが、これはストーリー化してあって楽しく全分野の通読ができます。
理論では、紛らわしい定義の整理ができ、計算問題がイメージやたとえ話で説明され、計算の流れもすごく詳しく記載されていてわかりやすかったです。
無機は、元素がキャラ化されていて強く印象に残り、ただ暗記するより覚えやすいうえ、イメージと関連付けて覚えるので、忘れにくくもなりました。
有機もイメージで覚えられるので定着しやすく、手薄になりがちな高分子の説明も豊富でよかったです。

・やさしい数学とほぼ同様に、内容によってスピードのメリハリをつけて進めていきます。ただ、数学と違って、最初の最初に学習することも知識問題として普通に出題されるので、簡単だと思っている分野も読み飛ばさず、穴がないようにしてください。
役立つゴロもいっぱい書いてあるので、覚えていないものは書き出してまとめておくと復習しやすかったです。

「チャート式 新化学」

「エクセル化学総合版」評価:9

教科書傍用問題集で、知識の整理から基礎問題、記述対策までが網羅的に掲載されており、基礎固めに最適です。エクセル化学をしっかり固めることで偏差値65以上の安定した成績が見込めます。

<卒業生によるレビュー・実際の使い方>

・問題量が多く、知識問題から計算問題まで網羅的にこなせるので、化学の基礎をしっかり固めることができます。入試問題の化学は難問が出て、それが解けないと受からないのかと思っていましたが、エクセルレベルの問題をどれだけ落とさず解くかが一番のポイントでした。
量は多いですが、しっかり身につければ、化学で安定した点数が取れるようになると思います。

・エクセル化学はボリュームがかなりあるので、ウォーミングアップと基本問題を行ったあと、標準問題と発展問題、論述問題に取り組みました。

計算問題に取り組むときは、見た目は似ているのに違った手法を使う問題を整理したりして理解が伴った演習ができるようにしました。
無機や有機の暗記問題では、問題では聞かれていない類似事項についても調べて暗記するとよいです。(特に高分子の分野)

・基本問題と標準問題はもちろん、ウォーミングアップと論述問題にもきちんと取り組みましょう。ウォーミングアップの内容は入試の穴埋め問題で普通に聞かれるので、手で書くなどしてしっかり暗記しておくのがおすすめです。論述問題は論述対策はもちろん、本質的な理解に役立ちます。

また、無機や有機のエクササイズはほんとうによくまとまっていて、模試前や入試前に復習するのにちょうどよかったので、エクセルに書き込まず別の紙などで行うとよいと思います。

「化学 標準問題精講」評価:8

難関大過去問が多く掲載されており、解説がとても豊富です。また本質の説明も十分にされています。解説をじっくり読み、何度も演習しすべての問題が自力ですらすら解けるまでやりこみましょう。これをやりとげることでほとんどの医学部合格レベルに達します。

<卒業生によるレビュー・実際の使い方>

・問題数が多くなく、入試で差が付きそうな問題を効率よく抑えられます。エクセル化学で基礎を網羅的にしっかり固めたあとこの問題集に取り組むと、難関大学も含めてほとんどの医学部に対応できると思います。
解説も豊富で丁寧なので、難しい計算問題や、有機の構造決定なども深く理解でき、身につけた解法をきちんと使いこなせるようになります。

・エクセル化学の発展問題レベル以上の問題が並んでいるので、初見で解けない問題もけっこうありました。
この参考書の“はじめに”の部分にある通り、正解を求めることだけをゴールにせず、「自分はどうやったのか、それは正しいのか、間違っているとすればどこがおかしいのか、何が正しいのか」と徹底的に考えながら進めましょう。
問題量は少ないので解法丸暗記をするのではなく一問一問深く考えることで、その分野の類題にも応用がきくようになります。

「化学の新演習」(難関大志望者のみ)評価:9

Excel化学+標準問題精講で難関大医学部を含むすべての大学レベルに対応できているため推奨問題集から外しました。

 

「化学の新研究」(難関大志望者のみ)評価:9

辞書がわりに使用します。難関志望者以外は「宇宙一わかりやすい」で十分です。難関志望者で余裕があれば調べる程度に使用しましょう。

物理参考書

「宇宙一わかりやすい物理」評価:10

非常に読みやすく、読み終えるのに時間はかかりません。基本的な原理・本質の理解をするのに最良のテキストです。初学からでも物理の本質の理解をすることができます。
初学の人はもちろん、学習が進んだ人も必ず一度は通読しましょう。
このテキストを読まずに問題集に進み、公式の丸暗記になってしまうと物理は成績が伸び悩みます。
難関大ほど原則を理解していないと解けない問題が出題されますから、宇宙一の別冊問題を完璧に解けるようにしてから次に進むようにしましょう。

「体系物理」評価:9

物理の基礎固めに最適です。公式の導出から基礎問題が全範囲すべて網羅されており、国公立医学部、私立医学部問わずおすすめです。物理の基礎的な底力が養われます。

<卒業生によるレビュー・実際の使い方>
基礎レベルから大学受験レベルまで掲載されていて、難易度的にもとても使いやすかったです。最初の例題は1周目で8割くらいはとけましたが、発展問題はそこそこてこずりました。
1週間で1周し、もう1週間で1周しました。

「物理 名問の森」評価:10

物理は「標準問題精講」が最難関になるので、「名問の森」が一般的な応用問題集になります。しっかり習得しましょう。このレベルで多くの医学部合格レベルに達します。

生物参考書

「大森徹の最強講義117講」評価:10

まずは講義型の参考書を一度通読し、基礎的な知識を頭に入れましょう。
この時点で無理に暗記しようとする必要はなく、一通り生物のおおまかな全体像をつかむことが大切です。

<卒業生によるレビュー・実際の使い方>

・最初に見たとき少しひるんでしまうくらい分厚く、図もそこまで多いわけではないので内容は最大級にボリューミーです。入試問題でこれに載っていないものはほぼなく(あってもみんな解けないので差が付きにくい)、参考書というよりは辞書のようでした。
事象が分かりやすく解説されており本質的な理解に役立つのと、計算問題、論述問題の解説も豊富で、とても頼りになる一冊でした。

・使用する時期によって異なる使い方をしました。
初期に通読する時は、事象の仕組みを理解することと、全体像をつかむことを目的としておこないます。(最初から書いてある知識を全部暗記しようとするのは無謀)

次に、他の問題集を進める時の補助として使います。具体的には、わからない問題の事項の解説を読み込んだり、問われた分野の知識の肉付けに用いました。

最後に、過去問演習のときや直前期触れた問題を中心に、+αパワーアップの事項まででき得る限り暗記していきます。その際、読んだりするだけでは全く定着できないと思うので、自分で暗記ノートみたいなものをつくるのがおすすめです。(赤シートを活用できるようにする等、アウトプットして暗記できるようにすることが大事です。応用の暗記事項はあまり問題演習では触れないので、ほっとくとあっと言う間に忘れます)

「チャート式 新生物」

「基礎問題精講 生物」評価:10

*Excel生物で基礎問題精講の問題も網羅しているため推奨問題集から外しました。

<卒業生によるレビュー・実際の使い方>
1テーマごとに 問題→精講→問題の解説 という構成になっていて、生物が全然分かってない人がやると問題が解けないため1周目はほとんど答えを先にみてしまう流れになってしまうが、精講、解説パートでは必要最低限の知識&考え方が分かりやすくまとめられているので問題も読みつつまずはこの部分をメインに理解するところから始めて、2周目以降から自力で問題を解くことに焦点をあてて、全て出来るようになるまで繰り返すと良い。
「まずはしっかりした参考書を読み込んでから問題演習をした方がいいのではないか」と思っていたが、そうすると生物はただでさえ覚えることが多く参考書も分厚いので読みきるのにとても時間がかかる&多分気力が持たないし、何が特に重要かがあまり分からないままになってしまう。しかしこの基礎問題精講からやると高校生物の大枠が捉えられてその後の他の問題集の活用にも役立つ(たくさんの情報の中からどこがより重要か判別がつく)のでまずはこれをやり込むところから始めることを推奨する。

「エクセル生物総合版」評価:9

教科書傍用問題集で、知識の整理から基礎問題、記述対策までが網羅的に掲載されており、基礎固めに最適です。私立医学部専願の受験生は、エクセルをしっかり固めると安定した成績が見込めます。

<卒業生によるレビュー・実際の使い方>

・生物は暗記問題はもちろん、計算問題、論述問題ともに、「いかに類題に触れたことがあるか」が重要だと思います。(考察問題に見えても、よっぽど国語力を聞かれる問題以外、やったことがないと解答を導くのはかなり難しいため。)
エクセル生物では網羅的に問題がカバーされており、暗記事項に加えて入試問題を解くうえで知っておくべき事項の多くに触れることができます。
頻出問題を理解しておくだけではできるようにならない科目なので、しっかり量をこなすことで力がついたのだと思います。

・化学と同様にボリュームがあるので、ウォーミングアップと基本問題のあと、発展問題に取り組んでいきます。ただ、化学と違い、発展問題Aはセンターレベルの論述なので取り組みやすく感じると思います。(Bは難しい)

ウォーミングアップと基本・発展問題を暗記するのはもちろん、直接聞かれていない事項の暗記と、本質的な理解をすることにも力を入れるとよいです。具体的には、デスモソームが聞かれた→他の細胞接着についての暗記も行う、呼吸の経路の問題→自分の手ですべての反応経路を書き出せるようにする、呼吸商の計算問題でどうしてそのやり方で解けるのかも考える、解答がいまいち理解できないときは大森の生物をしっかり読み込む、などです。特に、現象(呼吸や光合成など)の反応経路や反応式を自分の手ですらすら書き出せるようにしておくと、様々な問題に応用がきくのでおすすめです。

「生物 標準問題精講」評価:9

難関大過去問が多く掲載されており、解説がとても豊富です。解説をじっくり読み、何度も演習しすべての問題が自力ですらすら解けるまでやりこみましょう。

<卒業生によるレビュー・実際の使い方>

・化学と同様、問題数は少ないのですが、問題文がものすごく長いのと、長い記述問題が多いので、化学より時間がかかりました。応用問題の手数を増やしたり、長い問題文から情報を整理して解答を導く練習ができます。まさに医学部入試レベル(類題がほんとうによく出る)の問題が揃っているので、解説をしっかり読み込み、理解を大切にしながら演習しましょう。

・どの問題も問題文が長いですが、入試問題ってそんなものなので、本番を意識して目標時間を設定して解くのがおすすめです。入試では短い時間で長文を読み解いていかなければならないので、すごく時間をかけてようやく正解をだせるレベルで終わらせないようにしましょう。問題を読みながら簡略化した図を描くなど工夫して練習することで、長い文章題にも対応できる力がつきます。
特に、遺伝の問題は紛らわしく難しいですが、発展レベルまで分かりやすく解説されているのでこれを使ってきちんと理解&習得しておきましょう。(遺伝は医学部受験の本番でよく出て、しかも理解があいまいだと大きく失点してしまいます。)

医学部英語参考書

英単語・英文暗記

「DUO3.0+付属CD」評価:9

単語だけでなく、英文全体を暗記します。日本語をみて英語にスムーズに訳せるまで何度も繰り返しましょう。
英文暗記は単語、熟語、文法、英作文、リスニング、長文読解などすべての英語力を底上げする最も効率的な勉強方法です。
英文暗記を徹底することで英語の扱いに慣れ、読むスピードも格段に速くなります。

<卒業生によるレビュー・実際の使い方>
1.
英語は嫌いでしたがDUOは好きでした。3か月間は勉強しましたが、その後確認テスト以降は気がむいたらやるくらいでした。それでも好きだったからか、今も例文は何も見ないですらすら書ける自信があります。
最初の2か月は暗記の時間しかやっていませんでした。その2か月で2周し、その後は家でも毎日15分くらい触っていました。トータルで30周以上はやったと思います。確認テスト2週間前くらいからは毎日1冊1周以上書き取り+1周ざっとチェックをしていました。書き取りのほうは1日で1周するためには毎日6〜7時間かかりました。確認テスト2週間前からは1日の勉強時間の半分をDUOにささげていました。
2.
560個ある例文を覚えるのは始めは大変だが何度も繰り返していくと日本語を見ただけで英文が自然に浮かぶようになる。
自分は音声CDも利用して音で覚えていた。
ここで覚えた単語や言い回しなどは普段の英語演習で役立ったり、英作の時に覚えてた文を少しアレンジして使えたりと何かと有益だった。

英文法

「一億人の英文法」評価:7

英文法の解説書で今最も書評のよい1冊です。長文読解を助ける英文法の知識がわかりやすく体系化して整理されています。
通読することで英語の基礎力が身につきます。

<卒業生によるレビュー・実際の使い方>
一般的な文法書と違うのは、文法用語を用いた形式的な説明を極力避けており、英文が作られる「意識」の部分に焦点を当てているところ。そもそも英語ってなぜそういう並びになるのか、この表現の時にこの単語を使う意味は何なのか、など英語という言語に対する理解が深まる1冊。
Next stageなどの参考書だけでも受験対策には十分だが、文法を形式的に覚えているだけ(そうなる背景はしっかり分かってない)という人はこれを読み込んで「英語が使われる意識(詳しく言うと、ネイティブが英語を使うときに自然に働いている意識のこと)」を理解するようにすると、リーディングや英作の時に理解できる幅や自身の表現の自由が広がるので良いと思う。

「ネクステージ」評価:9

左ページの問題を何度も復習し90%正解できるまで暗記してください。右の解説は理解を助けるのに使用できますが、基本的には左の問題が解けるようになればOKです。
暗記は2週間程度で一気に行いましょう。
数ヶ月かけてだらだらと暗記するのは非常に非効率で、期間が長くなるほどどんどん最初の方に覚えたものを忘れていってしまいます。
暗記ものは短期攻略がコツです。

<卒業生によるレビュー・実際の使い方>
英語のなかでも文法は苦手なのでかなりしんどかったです。
2日半で1周し、1週間で5周しました。7周目くらいには条件反射で答えは選べていました。

「全解説頻出英文法・語法問題1000」

「英文法ファイナル問題集 難関大学編」評価:8

ネクステージを十分習得した後、ランダムに英文法の演習をするための最終チェック用に使用します。
もっとも過去問演習でも十分演習は可能なので、余裕がない場合や英語が得意で困っていない場合は他の参考書の習得に時間を使いましょう。

英語長文

「速読英単語(必修編)、付属CD」評価:9

いまだに多くの学校や塾で行われている英文解釈ですが、医学部を志望している人はやめるようにしましょう。英文解釈をして返り読みをするクセをつけてしまうと、読むスピードが遅くなり国公立医学部や私立医学部で出題される長文を正確に速く解くことができなくなります。
英文解釈は、2次試験で難解な和訳問題が出たときに使うテクニックであり、難解な和訳が出題されない大学を受験する方は全く必要ありません。

英文を速く正確に読めるようにするには、英文を英文のまま意味がとれるように練習する必要があります。
まず「速読英単語 必修編」を使用します。
使い方は、まずは日本語訳を一通り読み、意味を把握します。次に英文を一文ずつ読み、日本語訳と照らしあわせて読んでいき、どの英語がどの日本語に対応しているかを把握しながら最後まで読みます。読み終わったら、英文のみを読んで日本語訳を思い浮かべていきます。必ず最低3回は繰り返し読んですらすら読めるようになってから次の文章に移るようにしてください。

「速読英熟語、付属CD」

「基礎英文問題精講」評価:9

単語、文法の暗記を十分習得できれば、基本的な文構造を覚えていきます。基礎英文問題精講を繰り返し読み込むことで文構造を覚えていきましょう。

「基礎英語長文問題精講」評価:9

基礎英文問題精講を十分繰り返したあとは「基礎英語長文問題精講」で実際に演習形式で長文を解いていきましょう。出題された単語で忘れているものは逐一暗記していってください。

「速読英単語(上級編)、付属 CD」評価:9

速読英単語の上級編です。特に私立医学部では速読力が必要となることが多く、本書は適しています。特に付属CDを何度も聞くことでスピードに慣れ、掲載されている単語も覚えていきましょう。

 

「やっておきたい英語長文700」評価:8

主に国公立医学部受験者用の長文演習問題集です。基礎英語長文問題精講より難易度の高い問題が掲載されています。私立医学部専願の場合は不要なことが多いです。

 

英作文

「基礎英作文問題精講」評価:8

和文英訳、自由英作文ともに十分な演習量が掲載されており、これ1冊で医学部の英作文対策は十分といえます。

 

医学部国語参考書

現代文

「ゴロゴ板野のセンター現代文解法パターン集」評価:9
「きめる! センター現代文」評価:9

これらの本を通読し、何度か繰り返し解法を習得します。
その後はセンター試験の過去問を解き、このテキストと照らしあわせて正解を導けるように実戦で鍛えていきます。

古文

「覚えやすく忘れにくい 精選古文単語300PLUS 」評価:10
「ステップアップノート古典文法基礎ドリル」評価:9
「読み解き古文単語」評価:10

単語、文法を暗記したら読み解き古文単語で読み込みます。読み込みは英語の速読英単語と同じ方法で進めます。

<卒業生によるレビュー・実際の使い方>

「覚えやすく忘れにくい 精選古文単語300PLUS 」
・古文単語を覚えるのが苦手な人にぜひおすすめしたい参考書です。
まず古文単語の意味が重要な厳選されているので、暗記するのがすごく楽に感じられます。他の参考書に比べると載っている意味は少ないですが、センター試験に必要十分なものが選ばれているので、模試や過去問演習の単語問題で知らない意味が問われたことはほとんどありませんでした。
また、アウトプットしやすい構成で、印象に残るイラストも書かれているなど記憶が定着しやすい工夫がされています。
付属の赤シートを使って主に電車などで何周も繰り返し暗記しました。
太字の部分を覚えたら関連語も覚えていきましょう。

「ステップアップノート古典文法基礎ドリル」
・軽いのでサクサク進められます。センター古典の文法問題はやらないと落としますが、少しの暗記事項を身につけると安定した得点源となるので、しっかり暗記していきましょう。
ある程度基礎を固めたあとは、傍線部を識別できるかが一番のポイントになると思います。識別は、読んでいてもできるようにならないので、自分なりに整理してまとめてみるとよいです。例えば、文中の「らる」は品詞分解のやり方と助動詞の意味がいくつかありますが、正解を接続から判断できるようにまとめる、などです。

「読み解き古文単語」
・一周目はなかなか意味が取れなくて大変でした。けれど、何周も読んでいくうちに古文を把握する力がついてきて、この文章はもちろん、初見の問題を読むスピードも上がりました。主語の省略や敬語の方向などの古文独特な事項もだんだん慣れてきて、センター古典がすらすら読めるようになります。すごく効果のある参考書なので、空き時間を上手く活用しながら何周も読み込み続けましょう。

漢文

「漢文 ヤマのヤマ」評価:9

漢文はこれだけで十分です。あとはセンター過去問演習を。

<卒業生によるレビュー・実際の使い方>
・漢文の勉強はこの参考書以外行いませんでした。センター漢文に必要な句形、読み、意味を短時間で抑えられます。それらを覚えた後は過去問演習のみ行いました。

まず、講義の部分を読み、演習ドリルを解きます。
それが終われば、別冊を使って句法を暗記していきます。例文を読みながらスラスラと現代語訳が思い浮かぶまで繰り返しましょう。その際に、漢文を音読しながらやると効果的だと思います。見出しの漢文を見て、読みと意味がすぐに分かるようになればOKです。
また、句形だけでなく、読みと意味についてまとまってあるので、記載されているものはすべて暗記してください。(別冊にも書いてありますが、同音語や同義語が書かれていません。それらもすべて暗記する必要があるので、必ず本編を使いましょう。)
最後のセンターの過去問の部分は、演習の前に答えを知りたくなかったので、直前までとっておきました。

医学部社会参考書

社会は、下記に掲載している講義型の参考書を3周ほどしっかり読み込んで流れを理解したら、センターの過去問で演習を積むことで攻略が完了します。過去問の復習の際に再度これらの参考書でしっかり復習することで理解・暗記を定着させます。

必要に応じて適宜教科書・資料集・用語集なども使用しますがこれらも過去問の復習の際に調べるようにして使用します。

倫理政経

「センター試験倫理の点数が面白いほど本」評価:7
「センター試験政治・経済集中講義」評価:10

倫理と政経はまとまっている参考書より、別々で勉強した方が網羅性が高く高得点が狙えます。これらの本を通読したらセンター過去問を解きながらこれらの本を暗記していきましょう。

<卒業生によるレビュー・実際の使い方>

「センター試験政治・経済集中講義」
この参考書にのっていない事項は一切センターでは出題されないといいきれるほど網羅性が高かったです。特に、「センター試験のここがポイント」と書かれている箇所は本当にそのまま出題されていたので直前期はそこの読み込みをひたすらしていました。
ほかの問題集と併用して、2週間で1周しました。その後3周まで読み込みをしたのち、過去問演習で倫理同様、辞書替わりに使用していました。

現代社会

「センター試験現代社会集中講義」

地理

「山岡の地理B教室 Part1,2」評価:8

<卒業生によるレビュー・実際の使い方>
・地理の勉強の始まりにぴったりの参考書です。
地理は最終的には暗記も重要になるのですが、最初はおおまかな流れや背景、現象が起こる理由などを頭に入れることが大切です。現象のしくみを理解すると暗記する量が減らせたり、違う地域の出来事も基本的な流れが同じであることが多いためです。
この参考書は薄く、読みやすいので、スピードよく2周くらい読みます。
後述の分厚い網羅系の参考書でしっかり暗記するので、ここでは地理の原理の理解をメインに行うとよいと思います。
ただ、知らない地名が出てきたら地図帳で位置を確認しておきましょう。

「センター試験 地理Bの点数が面白いほどとれる本」評価:10

<卒業生によるレビュー・実際の使い方>
・分厚く、センター試験に必要な情報が網羅されているので、地理の暗記のメインテキストとして使用しました。
ここでポイントは、通読するだけでは定着しにくく、せっかく時間をかけて読んでも無駄になりえる、ということです。
これを防ぐため、系統地理は、紛らわしい暗記事項の違いを明確にし、アウトプットしやすいようにまとめなおしました。
工業、農業、地誌分野は、「地図と地名による地理攻略」という参考書と併用して使いました。具体的には、読んでいて地名が出てきたら、「地図と地名による地理攻略」の該当部分に書き込んでいきます。地図上の位置が具体的にわかると、地名がイメージとともに覚えられるので暗記が楽になります。
以上のことに気をつけながら一周し、二周目は一周目に行ったことも一緒に復習します。

「地図と地名による地理攻略」評価:8

<卒業生によるレビュー・実際の使い方>
・他の参考書と併用して使います。他の参考書で知らない地名が出てきた際にこれの索引で調べ、情報を書き込みます。
地図帳は情報量が多すぎて書き込みにくいですが、これだと自分が書き込みたい情報を自由に書くことができます。
また、地名の説明の部分に重要事項がまとめられているので、特に、太字の部分は目を通しておくのがおすすめです。

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