日本医科大学合格者が使用した参考書、問題集
英語:DUO、ネクステージ、基礎英文問題精講、基礎英語長文問題精講、速読英単語上級編、基礎英作文問題精講
化学:宇宙一わかりやすい化学、Excel化学
物理:宇宙一わかりやすい物理、体系物理
生物:大森生物、Excel生物
参考書の詳細は下記を参照してください。
勉強法、スケジュール
下記の勉強法および参考書スケジュールに基いています。詳細は下記リンクを参照してください。
医学部受験において、大学別の個別対策は本質的でなく、重要ではありません。大学別にヤマを張るような勉強法ではなく、全教科基礎を徹底し、本質を理解するようにしましょう。
*大学別対策については、こちらに詳しく記載しています。
医学部受験において大学別の対策は必要か
日本医科大学に合格した卒業生のアドバイス
英語
文法問題は所々難易度の高い問題がありますが、そのような問題は必要以上に粘らずわかる問題を確実に得点することが大切です。また、長文はそこまで読みづらい印象はありませんでした。無理に速いペースで読む必要はないので、きちんと内容を把握するようにしましょう。
自由英作文は記述量がやや多いですが、あまり時間はかけすぎず、自分の知っている単語や熟語を組み合わせて作文をしました。文章を作る上で使えそうなフレーズ(Above all ~, On the other hand~など)はいくつかチェックしておくと便利です。
数学
全ての問題が計算過程を問う記述式です。難易度が高い問題も多く出題されますが、比較的簡単な問題や典型問題で落とさないようにするのが最も大事だと思います。また、難易度の高い問題を解く際には答えを導くためにはどのように基本的な知識を組み立てればよいのかを意識することが重要だと思います。
化学
難易度の高い問題も出題されますが、典型問題や基本的な知識を問うような問題も多くみられます。典型問題、基本問題は確実に得点することが大切です。また、現象の理由を記述する問題も出題されるため、普段から単に知識を暗記するのではなく、本質を理解し自分の言葉で説明できるようにしておく必要があると感じました。
物理
難易度の高い問題も出題されますが、誘導に乗ることができれば解き進めるような問題になっています。したがって、ただ答えを求めるのではなく、「なぜその答えを求めさせているのか、どうしてその流れになるのか」を意識すると解き進めやすくなります。また、原子分野は手薄になりがちですが例年出題されているため、しっかりと習得しておく必要があります。
生物
知識問題は基礎的な知識で対応できると思います。体内についての分野は頻出なので、細かいところまで詰めておくと良いでしょう。実験考察に時間を多く割きたかったので、知識問題はなるべく早く解くよう心がけました。
総合
上記の通り、日本医科大学ではいずれの教科も本質の理解と、考える力や記述する力が求められる試験内容になっています。
闇雲に過去問演習や難易度の高い問題集に手をだしても対応できるものではなく、本質の理解と基礎の徹底を第一に行いましょう。
日本医科大学の合格体験記
日本医科大学の情報まとめ
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