<解説動画>
※2020年5月更新!
医学部受験バイブル
医学部再受験に合格するために
医学部を再受験で目指すというのは大きな決断です。
近年、医学部再受験生は増加していますが、医学部受験の難易度は非常に高く、途中で断念せざるを得ない方も多くいらっしゃいます。
医学部受験を甘く見て見切り発車した結果、「やはり無謀だった」「こんなに勉強しないといけないなら今の仕事や学校に戻ります」という方は多くいます。
当記事では、医学部再受験を成功させるためにベストな方法をご紹介します。
リスクを最小限に抑える方法がおすすめ
再受験となると、いま勤めている会社をやめたり、大学をやめて医学部に進学するわけですから少なからずリスクがあります。
背水の陣が好きな方も中にはいらっしゃるのですが、できるだけリスクを最小限に抑える方法を考えることをおすすめします。
例えば社会人の方であれば仕事を継続し、勤務後や休日に勉強する、大学生であれば授業後に勉強する、休学の手続きをとるなどです。
少しずつ勉強を開始してみるのがベスト
リスクを最小限にする方法として、一番私たちがおすすめしているのが「少しずつ勉強を開始してみる」ことです。
医学部再受験の勉強は多くの方が想像しているよりも大変です。
本当に思い描いていたプランで勉強の継続が可能かどうかは、まず勉強を開始してみないと判断できません。
まずは少しずつ勉強を開始し、本当に勉強が継続できそうか、または成績が伸びてきそうかを確認してみましょう。
手ごたえを感じてから、本格的に受験勉強に切り替える方法を取ることで、リスクを最小限にすることができます。
個人ブログや書籍などの体験談はあてにしない
インターネット上では、医学部再受験をしている方の本やブログ、記事など、様々な情報が飛び交っています。
しかし、私自身医学部を卒業し医師免許をもった医師であり、これまで医学部予備校を運営し200名以上の医学部進学者を輩出してきた立場からすると、ほとんどの情報が誤っています。
そもそも、個人の体験談はほとんどの人にあてはまりません。
もともとの履修科目、勉強に費やせる時間、金銭状況や自己管理能力は人によって大きく差があるため、誰かの体験談をそのまま真似したところで医学部に合格できるわけではありません。
ネットサーフィン等で得た情報ではなく、正しい医学部再受験の情報を手に入れることで、医学部合格に近づきましょう。
当サイトは、医学部予備校にて多くの医学部再受験生を指導した経験に基づいた情報を提供しています。
医学部再受験に成功する人
わたしたちが運営する医学部予備校で多くの受験生を指導してきた中で、医学部に再受験で合格した人というのは次の3パターンです。
②地頭がよく吸収力がいい人
③誰よりも努力した人
医学部再受験において最も合格可能性が高いのは、①の理工系の大学を卒業していて、数理がもともとできる人です。
世間によくあるブログや本などで、医学部に短期で合格した体験談を紹介している人の多くは①に当てはまります。
②の地頭がよく吸収力がいい人も稀に存在し、このような人は、他の人よりも短時間でより多くのことを習得することができますが、真似してできるものではありません。
特に合格体験記では、①理工系の大学を卒業していて、数理がもともとできる人 が圧倒的に多いので、このような体験記を鵜呑みにしてしまうと非常にリスクがあります。
医学部再受験をする人で最も多いのは、①・②どちらにも当てはまっていない人です。
どちらのパターンでもない人は、誰よりも努力する必要があります。
仕事や大学を継続しながら再受験をするのであれば、より一層人よりも努力しないといけません。
医学部再受験に成功した人の特徴とは、自己管理がしっかりでき、他の受験生よりも多くの努力ができた人と言えます。
勉強法&おすすめ参考書
医学部再受験生の勉強法は、基本的に浪人生と同様です。
当塾でも毎年再受験で医学部に合格した生徒様はいらっしゃいますが、浪人生と同様に指導を行っており、使用する参考書も同じです。
スタートラインや環境は人によって大きく異なりますが、数学+理科初学の方から理工系の大学出身の方まで、多様な卒業生が同じ勉強法・参考書で医学部に進学しています。
勉強法・おすすめ参考書については以下のリンクに詳しくまとめています。


再受験生の受験校選びについて
以前は再受験生に対し不当に差別し、再受験生の合格可能性が著しく低い大学もありました。
しかし、2018年に不正入試が明るみになって以来、医学部入試はかなりクリーンになっており、現在では再受験生も浪人生や現役生と同様に受験校選びを行うことを推奨しています。
*こちらの記事に、より具体的な内容を記載しています。
面接・小論文対策
再受験生の場合はほぼ確実に、「なぜ進路を変更してまで医学部を志したのか」という質問をされます。
医学部志望動機自体は他の受験生も聞かれますが、再受験生に対してはより「動機」や「モチベーション」、「将来設計」等がしっかりしているかどうかを重視している印象です。
論理的かつ人に伝わりやすく説明し、面接官を納得させられる回答を用意していきましょう。
その他の質問・小論文対策については、浪人生や現役生と同様に対策すればOKです。
面接・小論文の情報はこちら


再受験生の医学部合格体験記
当塾で医学部に進学された再受験生の例です。
以下を見ると分かる通り、ひとりひとりの学習環境やスタートラインはそれぞれ大きく異なります。
当塾では生徒個別でカリキュラムを作成し、毎週生徒個別に課題を提供しています。
そのため、入塾時期やもともとの履修科目に応じて、1人1人に最適な課題を作成することができます。
また、通信指導コースも用意しており、大学に通いながら・仕事を続けながらの勉強にも対応しています。
元々得意だった英語を省いた課題に取り組み、国際医療福祉大学医学部に合格
【2020】国際医療福祉大学/東海大学 合格体験記(再受験・男性)
文系の大学を卒業し偏差値30台から医学部に進学した再受験生
【2019】東京女子医科大学 合格体験記(再受験・女性)
理工系の大学出身で7月に入塾して半年で難関私大に合格
【2019】日本医科大学 合格体験記(再受験・男性)
自力での勉強から休学に切り替え、1年で私立医学部(東京都枠)に合格
【2019】杏林大学医学部(東京都枠) 合格体験記(再受験・男性)
9月に入塾し、入試まで5ヶ月を切った状態から医学部に合格
【2018】東海大学医学部 合格体験記(再受験・女性)
5回目の医学部受験挑戦で合格された40代女性
【2017】島根大学医学部 合格体験記(40代の再受験・女性)
文系出身で英語以外初学の状態から、1年で国公立大学医学部に合格
【2016】島根大学医学部/日本医科大学<理系初学> 合格体験記(再受験・女性)
その他の合格体験記は医学部合格体験記をご覧ください。