合格実績と学費で評価した医学部予備校・塾ランキング

*2019年7月1日 最新情報を更新!

当記事は医師による、医学部予備校を合格実績と学費によって評価したランキング記事です。

※東京・神奈川の予備校を中心に調査しています。
当記事では予備校や塾からの広告費を一切受け付けていないため、通常の比較ランキングサイトとは異なり、完全に客観的に評価したランキング記事の運営を可能としています。

東京の医学部予備校ランキング

医学部予備校ACE Academy

医学部予備校ACE Academy

合格実績評価:90点

実績の掲載有無・方法

生徒別の合格実績が掲載されており、重複合格についても明確に掲載されている。
推薦入試の合格実績は一般入試と別で掲載されている。

外部の生徒向けに個別対策や二次試験対策は実施しておらず、合格者はすべて通年の受講者であるため信頼性が高い。

前年度の実績

2019年の合格実績は国公立医学部7名、私立医学部多数。
神戸大学、横浜市立大学、広島大学、筑波大学、日本医科大学7名など国公立医学部を含めて難関〜上位医学部に複数の合格実績がある。

学費評価:100点

実績ある医学部予備校の中で最も安い学費設定となっている。

・通塾生
入塾金5万円
浪人、再受験生:月額10万円
高3生:月額7万円
高2,1生:月額5万円

・通信生
入塾金無料
月額3万円

※講習代や個別指導代などの追加料金一切なし。

医学部予備校ACE Academyの総合評価:90点

例年、難関医学部や国公立医学部への合格実績は豊富であり合格実績は高い。

医師が運営指導しており、学費は合格実績のある医学部予備校で最も安い。
医学部予備校を選ぶ際の第一候補の一つと考えられる。

より詳しい評価は医学部予備校ACE Academyの評判をご覧ください。

 


 医学部&東大専門塾クエスト

Quest

合格実績評価:90点

実績の掲載有無・方法

二次試験の合格実績のみ掲載されている。
推薦入試の合格実績は不明だが少なくとも多くは含まれていないと予想される。
個別対策や二次試験対策での合格実績を含んでいるかは不明。

前年度の実績

2019年の合格実績は国公立医学部7名(+防衛医科大学1名)、私立医学部は慈恵3名、日本医科大学2名を含み各大学に複数の合格実績がある。

学費評価:80点

実績のある医学部予備校の中で2番目に安い学費設定となっている。
年間学費:198万円。

クエストの総合評価:85点

例年国公立医学部や難関私立医学部への合格実績があり実績は高い。
学費は合格実績のある医学部予備校の中で2番目に安く医学部予備校を選ぶ際の第一候補の一つと考えられる。

より詳しい評価は医学部&東大専門塾クエストの評判をご覧ください。

 


メルリックス

合格実績評価:50点

実績の掲載有無・方法

推薦入試、AO入試、一般入試をそれぞれ分けて合格実績が掲載されており非常に見やすくまた信頼性がある。
個別対策や二次試験対策のみの受講生の実績も含まれているため、通年での受講者の合格実績は要問合せ。

前年度の実績

2019年の合格実績は国公立医学部はいない。私立医学部は慈恵2名、日本医科大学6名を含み中堅〜下位の医学部を中心として各医学部に複数の合格実績がある。

学費評価:60点

医学部予備校の中で平均〜やや良心的な学費設定。
本科選抜通常234万円
私立医学部受験コース417万円

メルリックスの総合評価:50点

国公立医学部の合格実績は少ないが、下位〜中堅私立医学部を中心に多くの実績がある。
学費は医学部予備校の中で平均〜やや良心的な設定。
国公立医学部には強いといえないが、私立医学部に合格実績が多く学費も平均的〜やや良心的な設定であるため、私立医学部専願の受験生にとっては医学部予備校を選ぶ際の候補の1つといえる。

より詳しい評価はメルリックスの評判をご覧ください。

 


代官山メディカル

代官山メディカル

合格実績評価:50点

実績の掲載有無・方法

推薦入試の実績を含んでいるが、重複の合格者数ではなく進学者数を掲載している(重複の合格者数より信頼性は高い)。一般入試の合格実績は要問合せ。

前年度の実績

2019年の合格実績は、国公立医学部は1名と少ないが、私立医学部には慈恵2名、日本医科大学4名を含み多くの私立医学部に複数の進学者がいる。

学費評価:50点

医学部予備校の中では平均的な学費設定。
年間学費(私立医学部基礎貫徹ベイシックコース) :398万円

代官山メディカルの総合評価:50点

合格実績は国公立医学部は例年1名程度のみと少ないが、私立医学部には例年多くの合格実績がある。

学費は医学部予備校の中では平均的な設定。

国公立医学部には強いといえないが、私立医学部に進学者が多く学費も平均的な設定であるため、私立医学部専願の受験生にとっては医学部予備校を選ぶ際の候補の1つといえる。

より詳しい評価は代官山メディカルの評判をご覧ください。

※東京は全ての医学部予備校を調査しています。本記事で掲載していない医学部予備校は合格実績が低い、新設、不明瞭、記事の削除依頼があった予備校となります。

医学部予備校の選び方

東京だけでも40を超える医学部予備校がありますが、その半数以上は合格実績がほとんどないにもかかわらず学費が高額な予備校です。

その反面、しっかり合格実績を出している医学部予備校も複数存在します。
医学部予備校の選び方については下記記事で詳しく解説しているので、こちらをよく読んだ上での予備校探しを推奨します。

【必読】医学部予備校の選び方・注意点 

注意が必要な医学部予備校一覧

メディカルラボ
推薦入試の合格者を含んでおり推薦入試の合格者が多い。全国25校舎と校舎数が最大規模。
またホームページに公表されている合格者数と大学別の合格者数に140名ほどの差があり合格実績の掲載内容が不明瞭。
合格者数が900名程度と公式ホームページに掲載しており非常に合格者が多いわりには難関や上位の私立医学部の実績が数名程度となっている。
学費は医学部予備校の中でも高額。

YMS
例年推薦入試の合格者が40名以上と多く、合格実績には推薦入試の合格実績を含んでいる。また二次試験対策(面接や小論文)のみの受講者の合格実績も含まれている。
学費は公式ホームページでは明確な記載がない。

富士学院
合格実績には推薦入試や対策講座(面接や小論文対策)の実績を含んでいる。
国公立医学部の合格者は25名と記載されているが、合格体験記には推薦入試や対策講座の掲載が多く、通年の通学者である富士ゼミ生の体験記はなし。
学費は医学部予備校の中で平均的な設定となっている。

その他の東京の医学部予備校一覧

医学部予備校と大手予備校の比較

医学部予備校と大手予備校を比較し、医学部受験にはどちらが最適なのかを解説しています。
医学部受験と大手予備校どちらを選ぶか迷っている方はぜひご一読ください。

医学部専門予備校と大手予備校のどちらがオススメか

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正確な合格実績の見分け方について詳しく解説しています。

高校生・中学生から医学部専門予備校に通う重要性

医学部予備校比較ランキングサイトは信用できるかの検証
広告を受け付けている予備校比較サイトの信頼性について記載しています。

当記事の医学部予備校の評価方法について

最も重要なのは合格実績。次に学費。

医学部予備校を選ぶ際に最も重要な指標は、当然ですが医学部への合格実績です。
合格実績を正しく評価することは予備校選びにおいて非常に重要ですが、合格実績を正確に掲載していない医学部予備校は多く存在しています。
*詳しくは医学部予備校の選び方・注意点に記載

客観的に評価できるという点で学費も重要です。医学部予備校は学費が高額なことも多いため、学費は大きな判断材料の1つとなります。
授業の分かりやすさや居心地の良さなどは主観的な意見に過ぎないため、評価軸に入れてしまうと客観的な評価はできません。

もちろん、いくら学費が安くても合格実績がなければ意味はありません。
そのため、合格実績を評価の最優先項目として、合格実績の高い予備校の中から、学費等で検討していただく方法が最も合理的な予備校選びだといえます。

医学部予備校選びに活用していただけますと幸いです。

合格実績の評価方法

合格実績を正確に掲載していない医学部予備校はランキングの対象外とする

残念ながら半数以上の医学部予備校は合格実績を正確に掲載していません。
医学部予備校を選ぶ際に最も大切なのは合格実績です。その合格実績を正確に掲載していないことは予備校を検討している医学部受験生に不利益にしかならず、そのような予備校は本記事ではランキングの対象外とします。

合格実績を正確に掲載していない例

上記に詳しく記載していますが、下記はすべて正確に掲載していない例です。

  • 一次試験通過者のみの掲載している
  • 推薦入試の合格実績と合算して掲載している
  • 二次対策講座のみの受講者を合格実績として掲載している
  • 統計上、計算上などから明らかに正確とは判断できない内容を掲載している

 

合格実績を正確に掲載している例
  • 生徒別の二次試験合格者を掲載している
  • 二次試験の合格者のみ or 二次試験合格実績と一次試験合格実績の両方を掲載している
  • 一般入試と推薦入試の合格実績を別々に掲載している

 

合格実績の評価方法について

合格者数が生徒数で(重複ではなく)20名以上いると判断できる予備校をランキングの対象とする

医学部予備校の半数以上は合格者数が20名に満たない。20名に満たない医学部予備校はランキングの対象外とする。

国公立医学部の合格実績について

国公立医学部を志望する医学部受験生は多いため国公立医学部の合格実績について明記する。またほとんどの国公立医学部は下位私立医学部よりも難易度が高いため国公立医学部の合格実績が豊富な予備校は実績が高いといえる。

難関、上位医学部の合格実績について

偏差値67以上の医学部への合格実績が豊富な予備校は実績が高いといえる。

中堅私立医学部の合格実績について

偏差値65以上の私立医学部が豊富であればある程度実績はあるといえる。逆に下位私立医学部のみの実績の予備校は、実績が高いとはいえない。

校舎数との比較

全国展開している予備校と1校舎で運営している予備校とでは、合格者数が同じでも当然実績としては大きく異なる。校舎数を考慮の一部とする。

学費の評価方法

医学部専門予備校の学費は平均で年間400-500万円程度です。

最も安い医学部予備校では年間学費100万円前後、最も高額な予備校では1000万円以上と大きく差があります。

本記事では年間でかかる合計学費から評価を行っています。

医学生へのアンケートから、入塾後に短期講習や合宿、教材など追加でかかる費用が高額であったという医学部予備校も少なくないことが分かっており、ホームページに学費の掲載が明確にされていない予備校や学費形態が不明瞭な医学部予備校は評価を下げています。

合格実績が低いor不明瞭な予備校はいくら学費が安くてもランキングの対象外とした

当然ではありますが、学費より大切なのは合格実績です。全く実績がなくてただ学費だけ安い予備校を推奨するわけにはいきませんので、必要なルールとなります。

学費の掲載が不明瞭な予備校はランキングの対象外とした

予備校によっては入塾後に追加で個別指導や短期講習の受講をほとんど義務付けられるところもあるとの声が多く寄せられました。そのため学費の掲載が不明瞭な予備校はランキング対象外としています。

学費が高いほど実績は低い傾向がある

学費が高いほど面倒見が良く、合格実績が良いと考えておられる方も多いのですが、それは誤解です。

残念ながら調査の結果、学費が高い予備校ほど合格実績が低い傾向があります。
理由としては単純で、学費が安い方が質の高い生徒が通う傾向にあるためだと考えられます。

学費が高い予備校は丁寧にみてくれるという印象をもつ受験生もいるようですが、当然医学部合格に最も大切なのは受験生本人の努力です。
「お金を払えば合格できる」というものではないことが医学部予備校の学費と実績の傾向からも読み取れます。

実績のない医学部予備校が多く要注意

今回の調査で分かったことは、いかに実績のない医学部予備校が多く存在しているかということでした。さらに、例年東京都内だけでも5-10程度の新しい医学部予備校が設立されている状況です。

合格実績が出ずに廃校となっても名前を変えて運営されている医学部予備校も存在します。

医学部予備校は年間学費が平均で400-500万円もするため、生徒が10人でも入塾すれば十分運営できてしまうため、このような安易な運営が可能となっているというのが実情です。

本記事を参考にし、しっかり医学部予備校や塾を見極めて選ぶようにしてください。

 

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