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【医師が執筆!】医学部予備校・専門塾比較|合格実績・学費で評価

*2021年1月 最新情報を更新!

医師・医学生による、医学部予備校を合格実績と学費によって評価した比較記事です。
当記事では予備校や塾からの広告費を一切受け付けておりません。

※東京・神奈川の予備校を中心に調査しています。

医学部予備校は【合格実績】と【学費】で選ぶ

現在、東京には40を超える医学部予備校があります。

パンフレットやホームページを読んだり、実際に訪れてみても何を決め手にして予備校を選べばよいのか、いまいち分からない方も多いのではないかと思います。
困った時に思い出してほしいのは、医学部予備校に通う唯一の目的は医学部に合格することだということです。

すなわち、医学部予備校を選ぶ際に最も考慮すべきことは、合格実績が出ているかどうかとなります。
*一見実績があるように見えても、実態は不明瞭な予備校もあります。合格実績の見方については、後ほど解説します。

もう一つ重要な指標としては学費があります。

学費と合格実績は相関せず、学費を出すほど合格しやすい訳ではありません。
合格実績が出ており、かつ学費が安い予備校を選ぶのがおすすめです。

合格実績がある予備校の中から、学費で検討していくのがおすすめ。

【実績と学費で選ぶ】東京の医学部予備校比較

医学部予備校ACE Academy

医学部予備校ACE Academy

合格実績の掲載有無・方法

生徒別の合格実績が掲載されており、重複合格について明確に記載されている。

・推薦入試の合格実績は一般入試と別で掲載されている。

・外部の生徒向けに個別対策や二次試験対策は実施しておらず、合格者はすべて通年の受講者であるため信頼性が高い。

2020年の実績

2020年一般入試の合格実績は国公立医学部8名、私立医学部多数。
国公立医学部を含めて難関〜上位医学部に複数の合格実績がある。

▼国公立医学部
横浜市立大学 1名
名古屋市立大学 1名
金沢大学 1名
新潟大学 1名
信州大学 1名
福島県立医科大学 3名
(+推薦入試:秋田大学1名)

▼私立医学部
順天堂大学 1名
日本医科大学 4名
昭和大学 3名
国際医療福祉大学 6名

学費

通塾生
浪人生:月額 5-10万円
高校生:月額 5-7万円
(入塾金 5万円)

・通信生
月額 3万円
(入塾金無料)

※講習代や個別指導代などの追加料金一切なし。

公式ホームページ

東京医進学院

合格実績の掲載有無・方法

一次合格者数と最終合格者数を分けて掲載している。
要確認
AO・推薦入試の実績を含んでいるため、一般入試の合格実績は要問合せ。

2020年度の実績

2020年一般入試の合格実績は国公立医学部0名、私立医学部多数。

▼国公立医学部
なし

▼国公立医学部
東京慈恵会医科大学:3名
日本医科大学:2名
国際医療福祉大学:2名
昭和大学:2名
関西医科大学:1名

学費

通学生:410万円
寮生:800万円

公式ホームページ

レクサス教育センター

合格実績の掲載有無・方法

要確認
合格実績の明確な記載なし。

年度別の集計表はなく、合格者インタビューを掲載している。

2020年度の実績

国立医学部1名、私立医学部13名の合格者インタビューがある。

学費評価

年間学費:407~504万円。

公式ホームページ

 メルリックス

合格実績の掲載有無・方法

推薦入試、AO入試、一般入試をそれぞれ分けて合格実績が掲載されており非常に見やすく、また信頼性がある。

要確認
個別対策や二次試験対策のみの受講生の実績も含まれているため、通年での受講者の合格実績は要問合せ。

2020年度の実績

2020年一般入試の合格実績は国公立医学部8名、私立医学部多数。
私立医学部を中心に多数の医学部合格実績あり。

▼国公立医学部
福島県立医科大学:1名
金沢大学:1名
(+推薦入試:秋田大学:1名、浜松医科大学:1名、徳島大学:1名)

▼私立医学部
東京慈恵会医科大学:1名
大阪医科大学:1名
日本医科大学:1名
関西医科大学:2名
昭和大学:3名
国際医療福祉大学:4名

学費

本科選抜通常234万円
私立医学部受験コース417万円

公式ホームページ

進学塾ビッグバン

合格実績の掲載有無・方法

大学別に最終合格数が掲載されている。
要確認
・推薦入試の実績を含んでいるため、一般入試の合格実績は要問合せ。
・対策講座受講生の実績が含まれている可能性があるため、通年の受講生の合格実績は要問い合わせ。

2020年度の実績

2020年一般入試の合格実績は国公立医学部2名、私立医学部多数。

▼国公立医学部
東京医科歯科大学:1名
横浜市立大学:1名

▼私立医学部
大阪医科大学:3名
関西医科大学:3名
東北医科薬科大学:2名

学費

ホームページに明確な記載なし。

公式ホームページ

代官山メディカル

代官山メディカル

合格実績の掲載有無・方法

重複の合格者数ではなく、進学者数を掲載している。

要確認
推薦入試の実績を含んでいるため、一般入試の合格実績は要問合せ。

2020年度の実績

2020年一般入試の合格実績は国公立医学部0名、私立医学部多数。

▼国公立医学部
なし

▼国公立医学部
東京慈恵会医科大学:3名
大阪医科大学:2名
昭和大学:7名

学費

私立医学部基礎貫徹ベイシックコース :486万8000円
(通年398万円+講習代88万8000円)
*講習代は別途必要

公式ホームページ

武田塾医進館

合格実績の掲載有無・方法

要確認
年度別の合格実績の掲載なし。

学費

浪人生:月額 22-42.5万円
高校生:月額 15-22万円
*4科目受験の場合

公式ホームページ

医学部予備校Windom

合格実績の掲載有無・方法

医学部の最終合格者が掲載されている。

要確認
抜粋で一般・推薦の別については明確な記載なし。

2020年度の実績

明確な記載なし。
(合格実績では抜粋で生徒別に合格大学が記載されているが総数は不明。)

学費

年間学費:195万円~328万円

公式ホームページ

その他の医学部予備校一覧

野田クルゼ(早稲田アカデミーグループ)
メディカルフォレスト
池袋理数セミナー
慶応進学会フロンティア
東京メディカル学院
YMS
私立医学部予備校メデュカパス
医学部受験メディカルスクールIG
医学部予備校アイメディカ
赤門会
医進塾
医学部専門予備校メディカ
プロメディカス
私立医学部予備校はやぶさ
エコール麹町メディカル
プレメディカル東京
医学部予備校インテグラ
医学部予備校アクロス
医岳舎
aps大学受験予備校
大学進学教育GHS
学び舎東京
渋谷Possible医学予備校
九段メディカルフィールド
医学部特訓塾
医進予備校シナプス
α学習塾
医学部受験クレスト
医学部専門予備校IMU
イデア個別専門予備校
青山予備校
医系専門予備校 東京メディカルクオーク
アシリ吉祥寺(ASIR)
滝原塾
一会塾
メディックTOMASの評判

医学部予備校の学費・費用の相場|大手予備校との差は?

医学部予備校の学費相場は、年間平均400-500万程度と高額ですが、予備校によっても大きく差があります。

最も安い医学部予備校では、月5万円程度と大手予備校と同額かむしろ安くなっています。
一方、高額な医学部予備校では、学費と講習代、合宿費等を合計すると年間1000万円を超えることがあります。

医学部予備校の学費一覧

*浪人生の年間学費を記載しています。
*別途で講習代・テキスト代・合宿代がかかる予備校もあります。

予備校年間学費(入塾金含む)
医学部予備校 ACE Academy65万円-125万円
東京メディカル学院198万円
クエスト247万5000円
野田クルゼ79万8000円-308万8000円
YMS93万1600円-299万円
Windom195万円-328万円
メディカルフォレスト222万円-390万円
プロメディカス385万円
東京医進学院410万円
メルリックス417万6000円
MEDUCATE433万円
メディカルラボ495万円
慶応進学会フロンティア192万円-650万円
代官山メディカル306万円-790万
レクサス407万円-504万円
武田塾医進館591万円
メビオ436万8000円-750万円
メディックTOMAS週1回(80分) 月額8万6000円
学び舎東京1授業(90分) 1万7000円
富士学院公式ホームページに学費記載なし

学費以外にかかる費用に注意

予備校に入塾した後に、短期講習や合宿、教材などの追加でかかる費用が高額だったという声が寄せられている医学部予備校も少なくありません。

これらの費用はホームページやパンフレットには明記されていない場合があります。

追加費用がないか、必ず入塾前に確認しておきましょう。

大手予備校の学費一覧

*浪人生の年間学費を記載しています。
*別途で講習代・テキスト代・合宿代がかかる予備校もあります。

予備校年間授業料(講習代別途)
駿台市ヶ谷校舎82万5000円-92万円
河合塾麹町校
80万5000円-203万円
東進ハイスクール78万円-86万円
代々木ゼミナール86万円‐104万円
四谷学院73-4万円

大手予備校の講習代について

大手予備校の年間学費は安価ですが、夏期講習、冬期講習などの講習代が別途かかるため注意が必要です。

コースの料金の他に、どのくらい講習代がかかるのかまで含めて検討するのがおすすめです。

医学部予備校を選ぶ時の注意点|正しい実績の見方とは?

一見実績があるように見えても、正しい基準をもとに判断すると合格実績が不透明と言える場合があります。

合格実績の掲示の仕方は、予備校によって大きく異なっています。中には、明らかに不透明な掲載の方法をとっている医学部予備校も多く存在します。

合格実績の見方について正しく理解することは予備校選びにおいて非常に重要ですのでしっかり理解しましょう。

合格実績をみる時の4つのポイント

合格実績を正しく判断する上で、重要となるのは下記の4点です。

①一次試験ではなく、二次試験の合格者を掲載しているか
②推薦入試と一般入試の合格者を区別して掲載しているか
③短期講習や大学別対策講座、二次試験対策受講者を実績に含めていないか
④重複合格についての記載が明確かどうか

これらの評価基準に対し明確な記載がない場合、合格実績の信頼性は大きく下がります。

それぞれ詳しく説明していきます。

①一次試験ではなく、二次試験の合格者を掲載しているか

私立医学部では、一次試験と二次試験が実施されます。

一次試験は学科試験、二次試験は通常の場合、面接と小論文です。

一次試験に合格した受験生のみが二次試験に進むことができ、二次試験に合格してはじめて医学部に進学することができます。

年度や大学によっても大きく異なりますが、目安として一次試験に合格した受験生の約半数が二次試験に合格します。

【面接・小論文はどこまで重視される?】
面接や小論文での評価が二次合格を左右すると思われがちですが、実際はほとんどの医学部で学科試験の点数の順位で二次試験の順位が決まっています。詳しくは、医学部の面接、小論文の目的や対策方法についてをご覧ください。

このように、一次合格は医学部合格ではなく、二次試験に合格して初めて医学部に進学できるのですが、実は多くの医学部予備校で一次合格のみの実績を含めて掲載しているのが現状です。

いくつか予備校のホームページをご覧いただけますとわかり
ますが、一次合格の人数のみ掲載していたり、そもそも一次や二次の記載自体がない掲載がよく見受けられます。

実績について明記されていない場合は、二次試験の合格者数を掲載しているかを確認する

*国公立医学部の場合
国公立医学部では、一次試験はセンター試験、二次試験は個別学力試験+面接+小論文となっています。国公立の一次合格とは単にセンター試験の足切りに合わなかっただけのことを意味します。

②推薦入試と一般入試の合格者を区別して掲載しているか

一般入試と推薦入試では入試形態が大きく異なるため、これらを合算していると通年でその予備校に通っている受験生の正確な合格実績の参考にはなりません。

医学部予備校の中には、合格者の多くが一般入試ではなく推薦入試の合格者であるケースがあります。

一般入試と推薦・AO入試が別々に掲載されている場合は問題ないのですが、推薦入試の講座を開講していて、別々で明記されていない場合は注意が必要です。

推薦入試の合格実績と一般入試の合格実績が別で掲載されているかを要チェック!

③大学別や二次試験対策講座を実績に含めていないか

「○○大学対策講座」といった直前講座や、「面接・小論文対策講座」のみ受講した人の実績を、全体の合格実績に含めている予備校があります。

指導経験上、直前の大学別講座や二次試験対策講座が医学部合格に直接影響するとは言い難いことが分かっており、対策講座の受講生を含めた実績は、通年で受講している受験生の実績とは大きく異なります。

対策講座を大きく宣伝しているような医学部予備校で、実績に講座受講者を含めているかを明記してない場合は特に注意が必要です。

そのような予備校では、通年で通っている生徒の合格実績を個別で問い合わせて確認するようにしましょう。

④重複合格についての記載が明確か

私立医学部は一人の受験生が複数の大学を受験できるため、当然合格も複数もらうことができます。

しかし、多くの医学部予備校では重複した合格者数を掲載しています。

つまり、総合格者〇名と記載されていても、医学部進学者数は全く別物となるので注意しましょう。

 

例えば、慈恵医大に合格した1人の生徒が、順天堂・日医・東邦・国際医療福祉・杏林・聖マリにも合格した状況を想定します。

実際の医学部進学者は1名なのですが、記載の仕方によっては、私立医学部合格者数7名!とあたかも7名が医学部に進学したかのように見えてしまいます。

医学部予備校の中には進学者数を別で掲示したり、生徒別の合格実績を掲載している予備校も存在し、クリーンな掲載の仕方といえます。
予備校を選ぶ上で大きな基準の一つとなるでしょう。

なお、だいたいの目安ではありますが、
・重複を含んだ二次合格者数→進学者数:約1/2に減少
・重複を含んだ一次合格者数→進学者数:約1/5に減少

となります。いかに重複を含んだ一次合格者数が合格実績としてふさわしくないかがわかるかと思います。

実績を見るときのポイントまとめ

合格実績を見る時は、4つのポイントに着目して信頼性をチェック!

虚偽の合格実績を掲載している予備校について

残念ながら、明らかに虚偽の合格実績を掲載していることがわかるような予備校も少なくありません。
本当は合格していないのに合格実績を記載したり、本当の合格実績に大きく水増ししているような予備校も残念ながら存在します。

例えば「東京大学理科三類の合格1名」と虚偽で記載していても、虚偽であることを確実に証明することは困難です。ましてこれから通う予備校を探している受験生ではまずわからないと思います。

私たちは各予備校の経年の合格実績の公表データを把握していることや、医学生からの情報(同級生に該当の予備校に在籍していた人がいないなど)、在学していた受験生から寄せられる情報等から、虚偽の実績を掲載している予備校が複数あることを認識しています。

しかし、そのような情報を公にすることは難しいため、対応方法についてご説明します。

虚偽の合格実績を掲載すると「景品表示法違反」に該当します。

学習塾が景品表示法違反として消費者庁から措置命令を受けた例として下記があります。

例1
概要:「講師の98%が国公立大出身」という旨を表記したチラシを配布していたが実際は約14%に過ぎなかった。
詳細:http://juku.life.coocan.jp/News/Pdf/140520premiums_1.pdf(消費者庁資料)
例2
概要:他の事業者が経営する学習塾やグループの学習塾の実績を加算していた。
詳細:
http://www.koutorikyokai.or.jp/caapaper/2011/20110426-2.pdf(消費者庁資料)

このような虚偽の実績掲載は「景品表示法違反」に該当し、消費者庁から措置命令を受けることがあります。
そして、匿名にて消費者庁の景品表示法違反被疑情報提供フォームから情報提供を行うことが可能です。(消費者庁HP)

実際に予備校に通われていて、合格実績等がホームページや広告の内容と明らかに異なることが発覚した際には、こちらのフォームから情報提供を行うようにしましょう。

医学部予備校の中途解約における返金について

医学部予備校の中には、高額な学費を一括にて請求し、中途解約した際は一切返金できない旨の契約をしている予備校があるため、「途中で解約したくてもできない」「授業にいかなくなったが授業料は返済されない」といったご相談が多く寄せられています。

結論としては、返金できないという契約自体が無効となる可能性が極めて高いといえ、実際に過去に裁判となり契約が無効であるという判決もでています。

なお、一括ではなく月謝制の予備校も多く存在しますので、入塾の際に中途解約時の返金可否につき確認することをおすすめ致します。

大手予備校と医学部専門予備校の比較記事はこちら

大手予備校と医学部専門予備校の特徴をまとめました。

どちらも在籍した経験のある医学生の体験記を記載しているので、大手予備校と医学部予備校で迷っている方はぜひ参考にしてください。

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