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【日比谷出身者が教える】公立高校からの医学部受験

公立高校からの医学部受験

医学部は理系の中でも特に人気があり、難易度・倍率ともにトップクラスの学部です。
公立高校に通いながら医学部を目指そうとしている人は多くいると思います。

この記事は、都立日比谷高校から1浪を経て横浜市立大学医学部・慈恵医大に合格した経験をもとに、「なぜ現役では全落ちしてしまったか」「公立高校から医学部に進学するにはどうすれば良いか」を解説していきます。

それでは、まずこちらの表をご覧ください。

医学部に強い高校ランキング

関東・国公立医学部の高校ランキング

(2019年のデータ)

順位高校名都道府県合格者数中高一貫校
1開成東京70
2駒場東邦東京43
3桜蔭東京41
4豊島岡女子学園東京39
5渋谷教育学園幕張千葉35
6海城東京32
7筑波大附駒場東京28
8巣鴨東京26
聖光学院神奈川26
10浦和・県立埼玉25
千葉・県立千葉25
12麻布東京24
13土浦第一茨城23
14前橋・県立群馬21
15東京学芸大附東京20
16栄光学園神奈川19
17女子学院東京18
18開智埼玉17
市川千葉17
日比谷東京17
浅野神奈川17
22江戸川学園取手茨城16
戸山東京16
横浜翠嵐神奈川16
25高崎群馬15
筑波大附東京15
桐朋東京15
28西東京14
暁星東京14
早稲田東京14
31宇都宮栃木13
東邦大付東邦千葉13
東京13
渋谷教育学園渋谷東京13
白百合学園東京13
湘南神奈川13

その他のデータは最新版 医学部に強い高校ランキングをご覧ください。

 

公立高校も一部ランクインしているものの、中高一貫校が大部分を占めています。

医学部受験においては中高一貫校が圧倒的に有利なように見えます。
いったいなぜなのでしょうか。

先取り学習は医学部受験に有利

中高一貫校の一番の強みは、先取り学習のカリキュラムだと言えます。
中学範囲などは進度を上げて学習することで、5年間で中高のカリキュラムを修了し、高校3年生の1年間をまるまる受験対策に活用することができます。

医学部受験は科目数が多いため、先取り学習のカリキュラムは医学部受験に適しています。

この点において、公立高校は不利になります。当然ですが高校入学後に高校範囲がスタートする上、私立高校ほど自由に進度を早めることもできません。
結果として、数Ⅲの習得が間に合わなかった・理科の全範囲の授業が終わったのが高3の11月だったという事態が起こります。

公立高校の生徒が高校のカリキュラムに沿って勉強し、医学部受験に現役で合格するのはかなり難しいと言えます。そのため、基本的には塾や自学での先取り学習を推奨します。

公立高校で現役合格できなかった理由

筆者の現役時の成績はひどく、センター数学に関してはⅠA67点・ⅡB54点でした。
確かに、がっつり部活もやっていましたし、高3の秋まで行事には全力で取り組むなど、勉強一色の生活ではなかったです。
しかし、今思えば、部活や行事が悪かったのではなく、他の要因が不合格に繋がっていたと思います。

理由①  基礎が身についていなかった

上記の通り、私は数学が非常に苦手でした。
数学の勉強をしていなかったわけではなく、むしろ一番勉強時間を割いていた科目でしたが、一向に成績は伸びませんでした。

浪人し1Aから再復習してみて、なぜ勉強しているのに成績が伸びなかったのかわかりました。シンプルに基礎が全然身についていなかったのです。

原因ははっきりとしていて、まず、学校で配布された教科書傍用問題集だけで基礎を勉強していたことです。

教科書傍用問題集は問題数が多く、何が重要なのかわからず頭の中が整理されないまま、ひたすら解法を暗記しようとしていました。
そのような勉強法では、暗記した解法はすぐに忘れてしまいます。数学の土台がはっきりしないまま数2B、数3へと学習を続けても、今までの知識と新しい解法は結びつきません。
その結果、問題ごと・分野ごとに繋がりを持って理解できず、基礎が穴だらけの状態となってしまいました。
これは理科でも全く同様です。解説がわかりやすく、基礎を固めるのに適した問題集を選ぶべきだったと思います。

成績が伸びなかったもう一つの原因は、難しい問題を解けるようにならなければいけないと勘違いし、基礎的な問題をないがしろにしていたことです。
理由②にも詳しく書くのですが、大手予備校の医学部コースに通い、”医学部に特化したテキスト”中心に勉強してしまったのが大きな問題でした。
基礎力がない状態で応用問題に取り組むことほど無駄なことはありません。
基礎の大切さに気が付かないまま受験に臨んでしまったことこそ、現役で全落ちした最大の要因だと思っています。

理由② 大手予備校の医学部コースで上滑りを起こした

私は高校入学時点から、某大手予備校の医学部コースに通っていました。授業は休まず、予習や復習もこなしていました。
しかし、あのセンターの点数です。後から振り返ると、致命的に勉強方法が間違っていたと言えます。

結論から言うと、医学部コースで勉強することで上滑りを起こしていたのです。
英語は得意科目だったのであまり支障はなかったものの、基礎がしっかりと身についていない数学や理科でも応用問題ばかり取り組んでいました。
その状況では、当然テキストの消化不良を起こします。しかし、講義がわかりやすいため講義を聞くと何となく理解した気分になってしまい、危機感を持つことなく3年間通ってしまいました。授業で聞いたときは何となく分かった気にはなるものの、模試になると自力で解けず、数学の成績は伸びることなく高校時代を終えました。

理由③ 受験校選びが適切でなかった

公立高校からの医学部受験生において、最終段階で自ら首をしめるのが受験校選びです。
私の通っていた高校は、国立第一の考えが根強く、国公立大学を目指すのが当たり前の世界でした。

医学部受験はただでさえ科目が多いのですから、国語社会の勉強に時間をかけるよりも、まずは英数理の実力をつけることが最優先のはずです。
しかし、国公立大学に進学したいと思うあまり、国語社会の勉強時間も英数理と同じくらいしっかりと取ってしまっていました。

また、現役時から、幅広く私大を受けておくべきだったと思います。
医学部は、学費が安いほど偏差値が高いという特徴があり、特に公立高校の生徒には、国公立専願もしくは偏差値の高い私立にしか出願しないという人が多いです。
しかし、学費を出せば出すほど合格可能性は上がるのですから、もう少し私立大学も視野に入れ、家の経済状況内でできる限り幅広い大学を受験しておくべきでした。
国公立大学・私立上位大学の難易度は非常に高いです。受験校の幅を広げることが医学部合格可能性を大きく上げられるということを、もっとしっかりと把握しておくべきだったと思います。

公立高校から医学部に合格するために必要なこと

以上から、現役時に全落ちしてしまった理由は、部活や学校行事に力を注いでいたからではないと断言できます。
無駄な勉強時間をなくして学習効率を上げ正しい医学部受験情報から適切に受験校を選ぶことができていれば、高校生活を充実させながらでも医学部合格は可能だったはずです。

私が1年間の浪人生活を経て横浜市立大学と慈恵医大に合格できたのは、上記の理由①②➂を解決できたからに違いありません。
浪人中通っていた医学部予備校ACE Academyでは、医学部に合格するための学習システムが最適化されていました。

例えば、集団講義は一切なく、すべての勉強時間を「自力で問題を解くこと」に費やせます。このおかげで、講義を聞いて「分かったような気がする」という錯覚を起こすことがありませんでした。
そして、課題として出される問題集は基礎固めに適しており、徹底的に基礎力を養うカリキュラムが生徒個別で作成されます。結果として、数学の成績は大きく伸び(最大で偏差値75)、医学部に進学することができました。

まとめとして、高校生の時の私にアドバイスをするとすれば以下の3点を伝えたいです。
①基礎を徹底的に固めることが最も大切である
②授業を受けただけでは成績は伸びない
③正しい医学部受験情報を知り、適切な受験校選びをする

部活や行事に一生懸命取り組み、高校生活を充実させるのは良いことだと思います。
ただし、限られた時間を最大限有効活用することが医学部現役合格には必須だと言えるでしょう。

”公立高校から医学部専門予備校に通う”という選択

高校生活を振り返ると、公立高校には医学部志望者は多いものの、”医学部予備校に通う”という選択肢を持っている人は少なかったと思います。

先輩や同級生の話を聞き、大手予備校の医学部コース(もしくは東大コース)に通う人がほとんどでした。

しかし、浪人してみて、現役時から医学部専門予備校に通っていれば結果は変わっていただろうと後悔しています。
理由としては上に挙げた通りで、大手予備校の医学部コースのテキストは上滑りを起こしやすく、”もともと勉強にあまり困っていない人向け”に作られていることが多いためです。
また、生徒数も多いことから、1人1人へのサポートが行き届いているとは言えず、あれほど間違った方向で勉強していたのに修正してくれる人は誰もいませんでした

もちろん、大手予備校の医学部コースに通い現役で合格していった友達もいましたが、医学部志望者数を考えると決して高くはない割合でした。(予備校のおかげというよりむしろ、もともと飛びぬけて頭が良い人が努力をし、そのまま受かったという印象です。)

高校生の時から医学部予備校に通い、1人1人に合ったカリキュラムで無駄なく効率的な学習をすれば、現役時の伸び方は大きく違っていたと思います。
公立高校に在籍している人も、”医学部予備校に通う”という選択肢は持っておいて損はないと言えます。

*高校生の頃は、”医学部予備校は高い”といったイメージを漠然と持っていました。
確かに、学費が高額な医学部予備校はたくさん存在しています。しかし、浪人中通っていた医学部予備校ACE Academyでは、大手予備校とほとんど変わらない学費設定でした。
むしろ、大手予備校では短期講習代が高く、高3の夏期講習では合計40万円以上かかっていたことを考えると、高3でかかった総費用よりも浪人1年間の費用の方が安くすみました。

医学部予備校ACE Academyとは?

医学部予備校ACE Academyは医師が運営指導し、当塾の卒業生を中心とした医学生講師のみが指導を行う医学部専門予備校です。
学習効率を追求した指導システムを採用し、無駄の多い講義は一切行っていません。
「医学部に合格できる人」の考え方と習慣を身につけることで、自ら成績を伸ばし本番合格できる力を養います。

例年国公立医学部・難関私大医学部を含む合格者を多数輩出し、どのようなタイプの生徒様がどういった成績の推移でどういった医学部に合格したか(あるいは合格できなかったか)等をすべて経験とデータの両方で蓄積しています。豊富なデータを生徒個別の課題作成や受験校推奨に反映しています。

また、浪人生は月額10万円、高校生は月額5-7万円と、医学部専門予備校としては最も安い学費を実現しています。(短期講習などの追加費用も一切ございません。)
講習費用などもふまえると、大手予備校と変わらない学費設定となっております。

詳しい指導システムや合格実績、学費については公式ホームページをご覧ください。

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