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【聖光学院から医学部合格】聖光学院高校情報&アドバイス

執筆者:横浜市立大学医学部に合格した聖光学院高校卒業生

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聖光学院高校ってどんな高校?

聖光学院高等学校は、横浜市中区にあるキリスト教系(カトリック)の男子校です。

完全な中高一貫校で、「神奈川男子私立御三家」の一つにも数えられます。

キリスト教教育修士会の創設者であるジャン・マリー・ド・ラ・ムネ神父の思想を色濃く受け継いでおり、月に1回ほどの頻度で外部から神父を招き、全校生徒が集まりミサを行います。

校風・生徒の雰囲気について

「紳士たれ。(“Be gentlemen.”)」の校訓を持ち、常に他人を思いやることのできる人間になることを目標としています。

校則についてはそれほど多くなく、生徒の裁量にゆだねられている部分が多いので、ゆとりのある学生生活を送ることができます。

休み時間には、グラウンドで先輩と後輩が一緒に遊んでいる光景も見られます。

立地・設備について

JR京浜東北線の山手駅を降り閑静な住宅街を抜けると、広大な校舎が目の前に現れます。

2011年から2014年にかけて大規模な校舎の建て替えが行われ、白を基調とした廊下と、外観を木材で統一した教室とが合わさって清潔感のある新校舎が完成しました。

設備としては、大小2つの講堂、第一・第二体育館、図書館、人工芝のグラウンドなどがあります。

特徴的なのは職員室で、ドアや壁にガラスを多く用い、通路を広くすることで開放感あふれる空間になっており、普通は敬遠しがちな職員室に入りやすくなっています。そのため、放課後でも先生に質問に行く生徒が多くみられます。

聖光学院高校での学校の勉強について

授業の進度はやや速めで、高校二年までにほとんどの科目で新出事項を学習し終え、高校三年では問題演習を中心に授業を行います。

一年までは学年全体で同じカリキュラムをこなしていくのですが、二年から文理に分かれます。

人数にもよりますが基本的に文理ともに3クラスずつあり、そのうち1クラスずつは選抜クラスと呼ばれる成績上位者で構成された学級になります。

自分と同じレベルやそれ以上の人と一緒に勉強できるので、勉強のモチベーションを維持するのに非常に良い環境だったと記憶しています。

定期テストについて

3学期制で、1,2学期は各学期に中間・期末試験の2つの試験が、3学期には学年末試験があります。

また夏休み後には実力試験があり、通年で6回のテストが実施されます。

中学一年から高校一年までの実力試験以外のすべての試験の成績を鑑みて、高校二年で選抜クラスが編成されます。

高校二年では中間2つ、期末2つ、学年末の計5つの試験でクラス替えが行われ、成績に基づいて選抜クラスと非選抜クラスの間で生徒の入れ替えが行われます。

高校三年ではクラスが固定されるため、高校二年がある種の山場だと私は意識していました。

宿題・講習について

私の学年ではあまり宿題が課されることはなく、授業前の小テストなどが頻繁に実施される印象でした。

そのため、受け身的に勉強するのではなく自主的に勉強する姿勢が求められていたと感じます。

また毎年夏季・冬季には数多くの講習が開かれており、自分が必要だと感じた教科、分野の講習を取るという形がとられていました。

あくまでも自主的にとる講習なのですが、ほとんどの生徒が講習を受講していたと思います。

聖光学院高校の課外活動について

部活について

大半の生徒が部活に所属していますが、帰宅部の生徒も一定数います。

帰宅部が恥ずかしいということは全くなく、体育祭での部活対抗リレーでは帰宅部もエントリーして、会場を盛り上げてくれています。

兼部・転部などの規則も厳しくなく、無理なく柔軟に部活動に取り組むことができます。

学校行事などについて

聖光学院の代表的な行事といえばやはり聖光祭と呼ばれる文化祭です。教員の助けをほとんど借りずに生徒たちが主体となって運営し、毎年素晴らしい文化祭を作り上げています。

また、体育祭は各組で団結力を高めるきっかけになりました。私たちの組は最下位だったのですが、最下位の応援団は坊主にするという風習があり、同じ敗者の勲章を持つ仲間と絆が深まりました。

この他にも聖光学院は様々な貴重な体験をする機会を生徒に多数提供しており、勉強以外の教養も身に着けることができる印象です。

聖光学院高校の受験について

受験勉強を始める時期について

大半の人は、遅くとも三年の初めには本格的に受験勉強を始めていたと記憶しています。

理由としては、受験まで残り一年を切った緊張感も挙げられますが、学校に併設されている自習室が三年生向けに開放されたのが大きいと思います。

私が本格的に受験勉強を始めたのは、高校二年の体育祭の後からでした。その時期はちょうどほぼすべての行事がひと段落つき、高校三年に向けての準備を整える時期だったので、勉強のアクセルをかける時期にはちょうど良かったからです。

志望大学について

文理の比率はおよそ半々で、例年文理合わせておよそ100人が東京大学を第一志望校として設定します。

京都大学や大阪大学は、遠方にあるいうことで東京大学よりは少ないですが毎年一定数の志望者がいます。

推薦を使う人は学年の四分の一ほどで、特に医学部志望の人は推薦と一般の両方を出願する人が多いです。

塾通いについて

多くの生徒が高校三年に上がる段階で予備校に通い始めます。

通う先は人によってかなりバラバラですが、大手の予備校に通う人が多い印象です。ただ、学校の授業の質も良いため、自習室を使う目的で予備校に入った生徒も一定数いました。

また普段は予備校の授業を受けなくても、夏休みや冬休みなどの長期休暇を利用して予備校の講習を受講する生徒は多くみられました。

聖光学院高校からの医学部受験について

医学部志望者数・合格者数について

例年医学部志望者数は50人前後で、医学部合格者は延べ100人弱ほどです。

医学部志望者のうち、浪人する生徒は毎年5人弱ほどいます。

私の学年は医学部志望者数が多く、浪人を含めると合格者が延べ134人にも上りました。

学校のサポートについて

毎年一定数の医学部受験者がいるため、学校のサポートは手厚い印象です。

高校三年生では面接練習や小論文の講習などが頻繁に開かれていました。

志望者数の理由から通常授業はどうしても東大対策寄りのものになりがちですが、三年生の最後の方では、医学部志望者には別の問題演習を行うという授業スタイルも見られました。

聖光学院高校からの医学部受験体験談

学校や塾でどのように勉強していたか

医学部受験においては、英語、数学、理科を広範囲にわたり学習する必要があるので、私は二年生の秋から少しずつ受験勉強を始めました。

英語は基本的に塾のカリキュラムに沿って学習を進めていました。

その他の科目については塾に通っていなかったため、自分で買った問題集を中心に学習を進めていきました。

生物はカリキュラムが終わるのが遅かったため、習った範囲を学校で課された問題集などでフォローアップしていきながら、未習範囲の授業をしっかり聞いていました。

成績推移

私は高校二年生から選抜クラスに所属し、学内順位は大体毎回10~20位の中には入っていたと思います。

授業のレベルが上がるにつれ定期試験の問題の難易度も上がるため、三年生の最後の方は順位を維持するのは大変でした。

私は数学が苦手で、三年生の二学期期末試験で数学で赤点を取ってしまい絶望したことがあります。先生がそれに気づいて激励してくださったのでそのあと数学は必死に頑張りました。

後輩へのアドバイス

医学部受験は決して生ぬるいものではありませんが、継続して勉強することができれば必ず合格が見えてくると思います。

私は、受験は他人との闘いではなく自分との闘いだと思っていて、どんな時も自分を強く持って誘惑に負けなければ、他人に負けることはないと受験を通して感じました。

ハードルが高いからといって諦めたりせず、自信をもって勉強すればきっと結果はついてきますよ!

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