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理科の選択方法(物理・生物・化学)について

よく「医学部には物理が有利」と言われますが、物理選択が有利か生物選択が有利かは人によって異なります。

医学部受験での理科の選択方法については下記記事をご覧ください。

医学部理科勉強のポイント

基礎の徹底と本質の理解が最も大切

化学、物理、生物の勉強で共通して重要なのは基礎の徹底と本質の理解です。

基礎を徹底的に習得することで医学部に対応することができますが、「基礎の徹底」は簡単ではありません。
例えば、問題集に出てきた問題を丸暗記しただけでは入試問題を解くことはできませんし、最初から教科書を隅から隅まで覚えようとしても点数に繋がりません。

基礎の徹底のために重要なのは、本質の理解です。

まずは用語の定義・公式の成り立ちや使い方を正確に抑えましょう。

それができたら、
「現象の仕組みを何も見ずに説明できるか」
「どうしてこのような現象が起こるのか」
「どうしてそれが大切なのか(=意義は何か)」
「類似事項との相違点・共通点は何か」
というように、様々な角度から理解を深めていきましょう。

本質の理解に基づいて暗記した知識は定着が深く、視点を変えた出題にも対応することができます。

講義型のテキストと問題集を併用し、本質の理解を重視して進めましょう。

まずは基礎を徹底的に固めることに集中する

基礎の徹底ができていないまま応用問題集に手を出したがる受験生は多くいますが、まずは基礎固めに集中しましょう。

実際、当塾の卒業生のほとんどが、

講義型参考書+体系物理 or Excel化学 or Excel生物

といった基礎問題集のみの習得で医学部に進学しています。

具体例(合格体験記)

2019横浜市立大&日本医科大学(特待)合格
使用した理科参考書:「Excel生物・Excel化学・講義型参考書」のみ
2019筑波大学&日本医科大学合格
使用した理科参考書:「体系物理・Excel化学・講義型参考書」のみ

このように、基礎の習得のみで国公立大学医学部・難関私立医学部まで対応できることが分かっています。

基礎を十分に習得できてから次のステップに進むことが大切です。

とにかく試験範囲が膨大!できるだけ早めの対策を。

ほとんどの医学部の試験範囲は、「理科2科目+数学(1A2B3)+英語」です。これらの科目の内容をすべて習得するには相当の時間がかかります。

まずは英語・数学1A2Bをできるだけ早く完成させ、その後で理科と数3を習得していきましょう。

特に現役生の場合、化学の高分子、物理の原子、生物の進化と系統など、教科書の最後に出てくる分野の習得が不十分なまま入試を迎えるケースが多いです。
医学部入試ではこういった分野も頻出のため、どの科目も抜けなく習得していくことが重要となります。

早めに対策し、全教科全分野で穴のない状態を目指しましょう。

【教科別】医学部理科勉強法まとめ

医学部受験における理科の勉強法を科目ごとにまとめました。

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