帝京大学医学部合格者が使用した参考書、問題集
英語:DUO、ネクステージ、基礎英文問題精講、速読英単語必修編
化学:宇宙一わかりやすい化学、Excel化学
物理:宇宙一わかりやすい物理、体系物理
生物:大森生物、Excel生物
参考書の詳細は下記を参照してください。
勉強法、スケジュール
下記の勉強法および参考書スケジュールに基いています。詳細は下記リンクを参照してください。
帝京大学医学部に合格した卒業生のアドバイス
帝京大学医学部の注意点
帝京大学医学部の試験は、英語のみ必須で、他は数学、化学、生物、物理、国語、のうちから二科目選択という特殊な試験科目になっています。
また最大3日間受験可能で、難易度が日によって異なるため、帝京医学部を志望する人は3日間受験することをおすすめします。ただ、1日だけ受験しても合格している人はいるので、他の医学部と日程がかぶっているなら1日だけの受験でも大丈夫だと思います。
数学
数3が出題されず、数1A2Bだけの出題です。
基礎問題精講を習得することで対応できる問題をしっかり得点することで合格点に達します。ただし、難易度にはばらつきがあるので解ける問題を見分ける必要があります。時間にもあまり余裕はないため問題選びが大切です。
出題分野に目立ったムラはありません。
また、すべての問題で途中式を書く欄がないためミス対策は必須です。「合格る計算」で取り上げられている「へたな方法」をやっている人は「正しい方法」に直す、自分のミスの傾向を把握し対策をとるなどが有効だと思います。
英語
文法語彙問題、読解問題から構成されており、必須問題と選択問題から構成されています。
DUO、ネクステージのレベルで解ける文法語彙問題、また、そのレベルまでわかっていれば読むのに苦労しないような問題も多いので、とにかく基礎をしっかり習得することが大切です。
対策法としては、選択問題で、問題の形式は毎年似ているので、どのタイプの問題を選択しどれから解き始めるか、事前に決めることをおすすめします。
化学
宇宙一化学とExcel化学を習得することであまり困ることはありません。
ただ有機化学の天然、合成高分子化合物の出題頻度が高く、暗記事項は細かいことも出題されます。宇宙一化学を使って細かい知識も覚えるようにしていました。
生物
生態、進化系統から毎年必ず出題されています。帝京の生物は、5問中4問を選択して答える問題ですが、最後の2問は必ず生態の大問と、進化系統の大問です。つまり少なくともどちらか一方は必ず選択して解答しなければならず、その部分が全体の4分の1を占めます。理解したうえでの知識の関連付けなどが行いづらいため暗記しにくく、手薄になりがちな分野ですが、全体の4分の1という量を考慮すると、しっかりと対策する必要があります。
また、毎年計算問題も出題されています。尿生成、筋肉など、定番の計算の方法を身につけることが必要な問題が出ることもあります。
全体を通して大森生物とExcel生物の習得で十分だと思います。
総合
上記のように、帝京大学医学部は受験科目や日程が特徴的なので注意しましょう。問題自体は全教科とも基礎問題集の習得だけで十分です。ただし理科は細かい知識も出題されるので細かい知識もしっかり参考書で暗記する必要があります。
帝京大学医学部の合格体験記
帝京大学医学部の情報まとめ
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