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合格した医学部

帝京大学医学部 正規合格

成績推移

高3終わりの3月に入塾(実質1浪開始時に入塾)。2年間通塾し2浪で上記医学部に合格となった。

高3時成績
2017年センター試験 英数理率70.2% (数1A:65 数2B:71 化学:59 生物:63 英語筆記:158)

・1浪目の成績推移

5月河合記述模試 総合60.5 (数学:62.7 化学59.5 生物:58.0 英語:61.9)
8月河合記述模試 総合62.4 (数学:62.6 化学66.9 生物:59.7 英語:60.2)
10月河合記述模試 総合61.9 (数学:61.2 化学:65.6 生物:63.5 英語:57.1)

1年目センター試験成績 英数理率74.8%(数1A:71 数2B:73 化学:73 生物:85 英語筆記:147)

・2浪目の成績推移
5月河合記述模試 総合63.8 (数学:61.0 化学:62.9 生物:61.0 英語:70.3)
8月河合記述模試 総合67.7 (数学:63.0 化学:69.9 生物:68.4 英語:69.5)
10月河合記述模試 総合61.8 (数学:51.5 化学:62.5 生物:62.5 英語:70.5)

センター試験本番 英数理75.2%(数1A:77 数2B:62 化学:63 生物:74 英語筆記:175)

使用した問題集

1年目
数学:基礎問題精講、合格る計算
英語:DUO、ネクステージ、基礎英文問題精講、基礎英語長文問題精講、速読英単語(必修編+上級編)
化学:宇宙一わかりやすい化学、Excel化学
生物:大森生物、Excel生物

2年目
数学:基礎問題精講、理解しやすい数学(1A,2B)、合格る計算
英語:DUO、ネクステージ、基礎英文問題精講、速読英単語(必修編)、基礎英語長文問題精講、リンガメタリカ
化学:宇宙一わかりやすい化学、Excel化学
生物:大森生物、Excel生物

成功要因

1年目で合格ラインに達するまで成績を伸ばしたものの、元々英語が苦手であったことから、本番で安定した得点をとるのが難しく、結果的に不合格となってしまいました。

2年目からは、英語・理科を重点的に伸ばし、特に英語をできるだけ引き上げる方針としました。それにより、1浪時の英語の偏差値は60前後だったものの、2浪目は偏差値70前後で安定するまで成績を伸ばすことができました。
英語・理科で安定して成績を取る戦略を立て、基礎から徹底的に固めたことが合格に寄与したと考えられます。

 

しかし、2年間彼女をみてきて、やはり1番の成功要因は彼女自身の努力です。
合格後に話を聞いたところ、
「1浪目の終わりに、2浪目が決まった日だけは1日放心状態だったが、それ以外で手を抜いたり勉強しなかった日はなかった。」と話してくれました。
2年間の間で勉強を休んだ日はたったその1日だけだったということです。

2年間継続するということはメンタル的にも非常に困難なことであり、実際に2浪目のセンター試験後には食べ物がのどを通らないほど辛かったそうです。そのような状況でも、受験本番の期間も1度も欠席せずに通塾を続け、最後まで全力を尽くそうとしていた姿が印象的でした。

 

(ここからは個人的に彼女のことを非常に信頼しているため、記載します。)

本人にとっても、やはり周囲が1年で結果を残している生徒が多いことや、また2年間継続したのであればもっとよい結果を残したかったというのが正直なところだったと思います。実際に2年目は全体的に成績が伸び、成績的には模擬試験で最高偏差値67.7まで伸びていました。

しかし、受験というのは多少なりとも向き不向きもありますし、勉強は幼少期からの積み上げなので1年や2年では追いつけないこともあります。
そのため他人との比較ではなく、自分自身の中で最大限の成果を出すということが大切だと思っています。

彼女は、上記のように2年間の中で1日しか勉強を休まなかったこと、分析シートを提出するのにも人一倍時間がかかっていたにも関わらず毎回丁寧に分析シートを記載し提出していたこと、特に2年目の本番時期では非常に精神的に辛い時期だったはずですが、その中でも通塾を休まなかったことなど、2年間自分なりに最大限の努力をされていたことは間違いありません。
結果的に、医学部進学という結果に結びついて本当によかったと思います。

医学部受験は幼少期からの積み重ねもあります(算数国語理科社会英語などいずれも幼稚園や小学生から勉強ははじまっています)。また本人の努力だけではなく親御様の努力やサポートのおかげでもあります。
そのため、本人がそんなに努力していなくても医学部に合格できる人もいますし、逆にものすごい努力をしても思ったような結果がでないこともよくあります。

しかし、医学部に進学してからは基本的にみんな同じスタートラインに立ちます。受験生時代や浪人時代にあまり努力せずに合格してしまい、それを自分の能力だと勘違いしてしまうことで、医学部に合格してから努力ができない人も多々います。
これから先は非常に長い時間をかけて勉強していく必要があります。そのため要領の良さではなく、自分なりの精一杯の努力を継続できる力が大切になってくるはずです。

この2年間の努力で得たものや、得られなかったものも含めて、今後に必ず活きていくと思います。
また、2年間ほとんど休まず一つのことを継続することは、誰しもが簡単にできることではないので、その自身の良さをしっかり認識してこれからに活かしていただきたいと思います。

2年間本当にお疲れ様でした。

 

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