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成績開示

広島大学二次試験:首席

指導内容について

授業の質問対応では、理解できなかった問題集の解説だけではなく、解答方針を発想するまでの思考のプロセスまで教えていただき、特に苦手だった物理や数学の理解を深めることができました。また、毎週の課題メールでは、やらなければいけないことを明確に示していただけたので迷うことなく苦手克服に集中することができました。

講師について

他塾との大きな違いは、1人の先生が全科目教えるという点です。前年度までは大手三大予備校に通塾していましたが、そこでは1人の先生が1科目教えており、教科のバランスがとれなかったり、質問対応で時間を無駄にしてしまったりしていました。

しかし、ACE Academyでは1人の先生が全科目教えてくださるので、時間のロスが一切なく、また、教科ごとのバランスも先生が個別に考えてくださり、迷うことなく安心して勉強に集中できました。講師としていらしている先生方は理Ⅲや医科歯科や慶應医学部といった最高峰の医学生で、身近に目標となる先生がいらし、先生方のような思考のプロセスに至るためにはどう勉強すればいいかなどを自分なりに模索できるよいきっかけとなり、とても刺激的でした。

教室環境について

いつでも集中できる環境でした。誰一人私語や居眠りをすることなく集中して授業に臨んでいました。椅子は他の塾に比べ、お世辞にも座り心地のよいものではなかった(笑)ですが、私立医学部の1次試験ではパイプ椅子やキャスターの机が多いため、かえってそれが、本番を意識させる環境となり、試験会場でもいつもと同じ環境で受験できました。

サポート体制について

授業のある日は個別に面談していただき、また、授業のない日もメールで相談でき、とても恵まれた環境でした。

わたしはセンター試験で、模試や過去問演習でとったことのないような点数をとってしまう大失敗をしてしまい、それを引きずり、センター試験直後におこなわれた私立医学部の入試もボロボロな結果をとってしまいました。しかし、先生方は、その今にも折れそうな気持ちをすぐさま察知してくださり、面談やメールで様々な励ましやアドバイスをいただき、最終的には国立大学に合格することができました。

他塾のように1人が1教科教える体制だとどうしてもトータルの成績や心理的な部分までフォローをしていただけませんが、ACE Academyでは全科目見ていただいているので入試直前に何が必要かを明確に見極めてくださり、安心感から最後まで突っ走ることができました。

料金について

医学部専門予備校というと、高額な料金がかかることで有名ですが、ACE Academyは講習が一切なく月謝制であり、トータルの値段も大手三大予備校の値段と変わりません。むしろ、大手予備校は通年の授業料のほかにかなりの講習費がかかるため、大手予備校のほうが高いくらいでした。

ACE Academyの良かった点

一番よかったことは心理的に強くなれたことです。失敗から反省をどう生かすのかを自己分析する能力が高くなりました。塾内模試や毎週の課題報告のときに反省や自己分析をする機会をいただくのですが、最初のころはまだ勉強に対する認識が甘く、「勉強時間を増やす、ミスをしない」のように誰でも書ける当たり前の反省しかしていませんでした。

しかし、自己分析を重ねていくにつれて、できる事とできない事が自分の中で明確になっていき、ここまではできるが、ここからはわからない、この問題のポイントはこれだからこれを克服するためにどうするといった一連のプロセスを自分でできるようになりました。

勿論、手探りでしたが、この自己分析に先生方のサポートが加わることによって勉強の仕方を確立でき、格段に成績があがりました。心理的なサポートは勉強法や直前期に迷ったときにとても有効で私自身それにとても救われましたが、本質的には自分で勉強する習慣をつけなければ医学部受験を乗り切ることはできません。ACE Academyでは自分で勉強する習慣を身につけるところから勉強法の確立、辛いときにどう戦うかを教えていただき、おかげさまで現在大学でも実践でき感謝しています。

1年間で学んだこと

何度も丁寧に復習することの大切さを学びました。2浪目までは大手予備校に通塾していたのですが、そこでは予習→授業で1日が終わり1回といた問題はそのままになってしまうことが多かったです。しかし、ACE Academyでは講義型の授業は一切ないため、すべての時間を演習に費やすことができ、短期で一気に成績をあげることができました。ACE Academyで学んだ勉強の仕方は大学以降も必ず役にたつと確信しています。

ACE Academyに通う後輩へのメッセージ

課題をやるときの勉強方法について

study plusというアプリを使って1日の勉強時間を記録していました。週110時間は確保したいとの思いから、1日のノルマは最低15時間と定め、だいたいは朝8:00-13:30、午後は14:00-19:00、19:30-23:00、24:00-25:30のスケジュールで動いていました。

お昼や夕飯を外で食べる際、どうしても11:45-13:30、19:00-21:00は混んでいてすぐに勉強に戻れないので14:00前に遅めの昼ごはんを食べ、19:00くらいにおにぎりなどの軽食をとり、夕飯を23:30ごろ食べていました。朝ごはんを食べる習慣は一切なく、起きたらとりあえず机に向かう、という感じでした。

ひとつだけいえるのは、無駄な時間は一切排除して机にむかえる時間はすべて机にむかっていました。それでも5時間半はコンスタントに寝られるので、睡眠時間を極限まで減らしていたわけではないです。ただ、土曜の報告までに課題のめどがたたない時は木曜日・金曜日の睡眠時間を減らし勉強時間を17時間以上確保するようにしていました。

通塾手段について

晴れている日は自転車、雨の日はバスor電車で通塾していましたが、とにかく風邪やインフルエンザにかからないようにマスクをつけ、人混みのなかには絶対に入らないようにしていました。通塾したら、エレベーター前にあるアルコールで手を洗い、さらにトイレでも手洗い・うがいは欠かさないようにしていました。自分一人で風邪をひいてしまうぶんには仕方ないで終わりますが、周りにウイルスをばらまいてそのせいで、ほかの受験生の調子を狂わしてしまうのだけは絶対に控えるべきです。

授業(暗記と計算)について

当たり前のことですが授業の日は家を出る前に今日なにをやるかしっかり計画をたてていきました。例えばDUO暗記の時間であれば1セット7文×5セット=35文、計算の時間であれば5セットで何ページ分とく等具体的に目標をたてていました。目標が達成できなかった分に関しては帰宅後すぐにといて必ずその日たてたノルマはクリアしていました。

授業(質問対応)について

質問する際、どこまでわかっていてどこからわからないのかを明白にしていました。「問題番号〇〇がわかりません」というのではなく、「問題番号〇〇の5行目までの途中式はわかったが、この次の式は何をヒントに導かれたのか分からない。わたしは××がヒントではないかと思う」等かなり具体的に文字にしてメモなり、フォームに記入するなりしていました。1週間で複数の課題をやる場合、わからないことが出てから質問までの時間に複数のことを並行しているせいでなにがわからないのかが分からなくなって、質問の時間を無駄にすごしたり、質問と答えがかみあわなかったりするので絶対に文字でまとめておくべきです。そして、質問後も問題集内になにがわからなかったのか、どこで躓いたのかの詳細をメモしておくと時間をあけて復習するときにも便利です。

授業(自習)について

基本的には1週間で与えられた課題の続きをこなしますが、家とは異なり、まわりにほかの受験生がいることをメリットだと思うようにし、少なくとも隣の人にはぜったいに負けないというライバル意識をもって授業にのぞんでいました。集中力を持続させるために、本番直前の自習時間だと想定して授業にのぞみました。

問題集購入・確認テストについて

わたしは校舎から歩いて5分ほどの、神保町三省堂で軒並み購入していましたが、三省堂カードのポイントがたまるのが楽しみで次の問題集を買える=すすめるということそのものが1種のモチベーションでした。しかし、中身がともなわないまま次の問題集に進むのでは意味がないので、確認テストで必ず満点をとることにこだわっていました。(満点をとれないこともありましたが受けた確認テスト数の7〜8割くらいは満点、残り2〜3割も9割以上でした)

8割で再テストというルールですが、再テストを受けることはもちろん、5周以上もまわした問題集で満点がとれないこと自体恥だと思うべきです。

受けた確認テストの2〜3割で9割と書きましたがその多くは計算ミスがしめていました。もし、当時のわたしのように、方針はあっているから計算ミスでもいいやと思っていたら私立医難民の予備軍だと思います。わたしは私立医受験でだいぶ苦労したのですがそういう計算ミスを繰り返すと1次通過すらしないこともあるため注意が必要です。

報告・相談について

些細なことでも先生方に相談するべきです。

模試で悪い点数をとっちゃった、本番で失敗した等どんなことでも相談しましょう。呆れながらも先生方は何時間もつきあってくださるはずです。

想定の範囲外の失敗(絶対余裕だと思っていた私立で1次落ち等)をしたときに一人で抱え込むと悪循環になります。ACE Academyのメリットでもある「友達作り禁止」ルールを逆手に取り、先生方に愚痴をぶつけるのがとてもおすすめです(笑)

基礎問題集について

基礎問題精講・エクセル等、基礎固めの問題集はどうしてこう解くのかと疑問に思うより前に問題から解答まですべてそっくりそのまま暗記してください。もちろん、質問を絶対にするなと言っているのではありません。問題集に書かれていることすべてが重要で書けて当たり前だからです。よく、基礎問題集には掲載されていない自己流のやり方でといて、あっていますか?という質問をする方もいらっしゃいますが、それは応用問題集でやるべきです。とにかく基礎問題集のうちは参考書のやり方をすみずみまでしっかり覚えてください。

応用問題集について

標準問題精講以降の応用問題集は、先生がよくおっしゃっているように「手数をいくつ、もっているか」が勝負です。なので、この段階にすすんだら積極的に、自己流のやり方の人は質問してください。ただし、大前提としてスタンダードな解答の暗記もしなければなりません。私は自己流のやり方が思いつけるほど頭が良くなかったのでスタンダードな解答を暗記した後は「研究」部分の読み込み・理解に時間を費やしていました。

 

最後に・・・

わたしは、もともと広島大学志望ではなくセンター試験の結果をみて広島大学に志望校を変更しました。3年前の現役時代に広島大学医学部を受験した経験があり、過去問を解いたことがなかったわけではありませんが当時は偏差値50程度しかなく、完全に記念受験レベルだったので、本格的な広島大学の対策は3浪目の私立の最後の入試が終わるまで(つまり2次の2週間前まで)一切していませんでした。しかし、そんなにぎりぎりから対策を始めても最終的には合格することが出来ました。これは、普段の勉強のおかげだと思っています。

傾向になれるための過去問演習はもちろん必要で有意義だと思いますが、どの教科も結局はACE Academyで指定された問題集からの出題です。直前期になっても焦らず、できないことを一つずつ習得していくことが直接的には合格への近道です。近道をしようとせず、地道にコツコツ勉強をしていってください。

私自身、センター試験で模擬試験でとったことのない点数を取ってしまう大失敗をし、それを引きずって最初の私立医学部でもミスをしてしまい不合格になってしまいました。

でも最後の最後に(二次試験で逆転して)広島大学医学部に合格できました。

いまだから笑い話ですが、やっぱり私立の試験期間中はとても辛かったです。でもその期間、先生に面談やメールでフォローしてもらい立ち直れ、最後の最後に大どんでん返し。要領のよくない私にもできたのですからきっと皆さんにもできるはずです。

「今年で終わらせる」と覚悟をもって1年間すごしてください。ありがとうございました。

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