「やさしい高校数学」 評価:8
<卒業生によるレビュー・実際の使い方>
・進めるにあたって、内容によって進めるスピードにメリハリをつけるよう意識していました。具体的には、例題をみてすぐに解き方がわかれば、例題は解かずその後の解説をざっと読み流す程度にし、ちょっと詰まった例題は手を動かして解いてみて解説もじっくり読む等です。解説を読んで復習が必要だと思ったものは、付箋を貼っておいて後で復習しました。
また、重要な公式もすべて復習できるので、あやふやなものや紛らわしいものは、別の紙にまとめて復習しやすいようにしていました。
・本当に基礎の基礎から書いてあるので、このくらい分かるよーと思っていたら、抜けているところが結構ありました。分厚いですが、解説がすごく丁寧で、読みやすく書かれているので数学の基本を学び直すのにちょうどよかったです。
あと、数学お役立ち話というコーナーは、公式の成り立ちや、解法のもつ意味とかも書いてあって興味深くよめました。
「数学基礎問題精講1A,2B,3」 評価:10
核となる基礎問題の全パターンを網羅しています。これら「核」となる問題の解法を習得することで解法を理解し、問題を解くための武器を身につけることができます。
まずは基礎問題精講の例題のみを繰り返し解き、全問題が自力ですらすら解けるようにします。
演習問題も含めて自力ですらすら解けるようになると模擬試験で偏差値60程度とれるようになります。
基礎問題精講・卒業生によるレビューはこちら
「合格る(うかる)計算1A2B,3」 評価:9
計算力の底上げに使用します。特に数2B、数3の範囲は時間の許す限り何度も取り組みすらすら解けるようにしてください。
解けるようにはなったけど時間が足りない、効率の悪い式変形をしているという受験生も多いです。
このテキストには効率の悪い方法も指摘してくれる内容となっていますので是非習得しましょう。
<卒業生によるレビュー・実際の使い方>
・1周目は書いてある計算方法を読んで、そのやり方を習得することを目的として取り組み、2週目以降は身につけたやり方でスピードを上げていく練習をしました。具体的には同じ時間で解けた問題数を記載しておき、次の周ではそれを上回れるようにしていました。
また、毎日これに取り組むことで、計算ミスも減ってきたと思います。自分がしやすい計算ミスがわかってくるので、それに気をつけて取り組んだり、また、検算の練習も行うことで、テストでもさっと検算を行う習慣がつきました。
・「1A2B」と「3」では問題集の難易度がかなり違う印象を受けました。
1A2Bは特にセンター試験や私立医学部のマーク試験にぴったりでした。平方完成や三角関数などちょっとした変形が速くなることで、試験時間に余裕が生まれてきました。また、毎日計算練習を続けることで、公式を忘れることもなくなりました。
公式も、字面ではなく、意味を覚えるようになっていたので、公式丸暗記よりも効率よく計算できるようになると思います。
3は相当重いitemもありました。簡単なitemはスピードを上げることとミスを減らすことを目的として行いましたが、重いitemはまず解法を身につけることを目的にしていました。
そういう問題を含めて何度も演習すると、かなり計算力がつくので、煩雑な計算が入試で出ても、焦らずきちんと答えを出せるようになりました。
「標準問題精講」 評価:10
応用問題集です。必ず基礎問題精講を9割以上自力で解けるようになってから取り組むようにしてください。
医学部の過去問も多く掲載されており、演習もあわせるとかなりの問題数になります。また解説だけでなく、”研究”という項目に周辺知識も豊富に掲載されています。
医学部の数学は、”どれだけ手数をもっているか”が勝負になりますので、この問題集で別解や周辺知識もしっかり読んで理解し習得してください。
例題・演習問題ともに何度も解き直し、9割以上の問題がすらすら解けるようになれば完成です。
この時点で難関医学部を含むほとんどすべての医学部で合格ラインがとれる実力がつきます。
<卒業生によるレビュー・実際の使い方>
・基礎問題精講に比べるとかなり難易度が上がり、初見ですんなり解ける問題は少なくなりました。解法を全部覚えるという最終的な目標は基礎問題精講と同じなのですが、基礎問題精講よりも、「なぜ、この解き方をしているのだろう、この変形は何に注目したら得られるのだろう」と理解を深めることを重視して進めていきました。
・基礎問題精講と同じく、何週目で習得したかの印をつけ、自分なりの重要度がすぐ分かるようにしておきました。標準問題精講は入試直前までお世話になったので、入試直前に復習するときも、この時つけた印をもとに復習の優先度が高い問題から取り組め、すごく役に立ちました。
また、研究はかなりレベルの高いことも書いてあるので、例題をある程度習得してから読み進めていきました。全然分からないところもあったので、たくさん質問し、研究までしっかり自分のものにできるように取り組みました。
・1Aは標準問題精講の中ではそんなに難しくはないので、思ったよりさくっと習得できます。特に整数や確率はすごく良くまとめられているので、定石問題をきちんと身につけられます。
2Bと3は一気に難しくなり、一周目ではほとんど自力で解けず、解説を理解するのも一苦労でした。けれども、基礎問題精講をしっかり習得していれば、ちゃんと身につけられる内容だと思います。解法丸暗記では太刀打ちできないレベルなので、質問したり、自分なりに解法に理由付けを行ったりして、解法を本質的に理解できるように演習しました。
研究に書いてあるレベルもかなり上がりますが、問題を違う視点から見たり、別解でも解けるようにすることで手数が増えました。
・帯にも書いてある通り、まさに、”入試で合否を分ける問題”が集まった問題集でした。過去問演習や入試では、標準問題精講と同じ問題や類題を何度も出てきました。標準問題精講をしっかり習得すれば、難関大学にもきちんと対応できると思います。
扱う問題は入試レベルなのですが、精講で解くまでの知識や方針が記され、解法のプロセスを読むと解答全体の流れが明確に分かるようになっていたので、比較的取り組みやすい構成でした。
医学部に合格するための参考書
【決定版】医学部に1年で合格するための参考書にて、医学部合格に必要な参考書をまとめています。
他科目のおすすめ参考書や問題集は上記リンク先をご覧ください。
医学部予備校ACE Academyでの参考書の使い方
1.週1回の個別の課題作成
当塾では、生徒ひとりひとりにカリキュラムを作成し、週に1回個別で課題を提供しています。
全教科一括で課題を作成することで、各科目のバランスを取りつつ学習を進めることができます。
医学部受験は科目数が多く、出題範囲は膨大です。さらに、受験者層のレベルは非常に高く、1科目でも抜けを作ってしまうと合格可能性は大きく下がります。
このような背景から、科目間のバランスを取って勉強することは、医学部合格に不可欠と言えます。
そこで当塾では、生徒様の科目別の習得状況から、各科目をバランスよく合格ラインに到達できるよう課題を作成しています。
2.医学部に進学した卒業生が取り組み方をアドバイス
「どの参考書を使うか」も重要ではありますが、それよりもはるかに、「どのように参考書を使うか」が大切です。
勉強していても成績が伸びない場合は、「参考書の取り組み方」が間違っている可能性があります。
当塾では、運営者自身の医学部受験経験や過去の卒業生のデータから、医学部受験に最適な「参考書の取り組み方」を指導しております。
また、当塾の卒業生を中心とする医学生講師と面談を行い、参考書の正しい取り組み方ができているかを週に1回以上フィードバックしています。
その際、勉強していて困っていること分からない点があれば相談することができます。
同じ参考書を使用して医学部に合格した卒業生講師と面談することで、「医学部に合格できる人の参考書の取り組み方」が身につけられるようになります。
3.充実したオリジナル解説集
「参考書を使って勉強したいけれど、解説を読むだけではわからない」と困っている方も多いと思います。
当塾では、塾生専用ページにてオリジナル解説集を提供しています。
実際に過去の生徒がした質問への解説を詳しく示し、解説を読んで疑問が浮かんだ場合はいつでも見ることができます。
オリジナル解説集を読んでもわからない場合は、追加で何度でも質問が可能です。(追加の解説を作成してお送りするほか、必要に応じて通塾生は直接対応も行っています)
医学部予備校ACE Academyとは?
医学部予備校ACE Academyは医師が運営指導し、卒業生を中心とした医学生講師のみが指導を行う医学部専門予備校です。
学習効率を追求した指導システムを採用し、無駄の多い講義は一切行っていません。
「医学部に合格できる人」の考え方と習慣を身につけることで、自ら成績を伸ばし本番合格できる力を養います。
例年国公立医学部・難関私大医学部を含む合格者を多数輩出し、どのようなタイプの生徒様がどういった成績の推移でどういった医学部に合格したか(あるいは合格できなかったか)等をすべて経験とデータの両方で蓄積しています。豊富なデータを生徒個別の課題作成や受験校推奨に反映しています。
また、浪人生は月額10万円、高校生は月額5-7万円と、医学部専門予備校としては最も安い学費を実現しています。(短期講習などの追加費用も一切ございません。)
詳しい指導システムや合格実績、学費については公式ホームページをご覧ください。