大手予備校で医学部に合格できなかった理由

大手予備校で医学部に合格できなかった理由

私は高校3年間大手予備校の医学部コースに通っていたもののあまり成績は伸びず、現役時は全落ちしてしまいました。

浪人するにあたって予備校を変えた結果医学部に合格できたのですが、今思うと現役時に合格できなかったのには明らかな理由がありました。

例えば、
・「医学部受験では難問を解く力が必要」と思い込み、基礎ができていない状態でテキストの応用問題に取り組んでいた

・明らかに「英語が得意、数学が苦手」という状態なのに、英語と数学同じくらいのバランスで勉強していた

・授業に合わせて予習・復習するので精一杯になってしまい、苦手科目や苦手分野を克服できていなかった

・途中から薄々「授業のレベルについていけてない」という自覚はあったものの、環境を変えようとしなかった
等々です。

自分自身の失敗談と大手予備校出身の大学同期と話して分かったことをまとめていきたいと思います。

大手予備校では逆転合格が難しい

結論から言うと、大手予備校の構造とは、「もともと実力のある人がたくさんいて、優秀な人たちがさらに努力した結果、国立or難関私立医学部に合格していく」というものだと思っています。

実際、大手予備校出身の同期に話を聞くと、「入塾時点で最上位/上から2番目のクラスに在籍していた」という声がほとんどです。

もちろん、逆転合格もないわけではありません。
しかし、生徒数は非常に多いことを考えると、逆転合格できる人はごく一部だと言えるでしょう。

授業を聞いただけで成績は伸びない

大手予備校では、「レベルの高い講師が提供する授業」が医学部合格に結び付くと宣伝されています。

しかし、大手予備校出身の同期に話を聞くと、「授業には行かず自習していた」という人が少なくないことが分かりました。
もちろんすべての授業に出席していたという人もいるのですが、そのような人はむしろ少数派なくらいです。

私が大手予備校に通っていた時の感想を言うと、「確かに先生たちの授業は分かりやすく、工夫されている。しかし、授業が面白いことと、自分の成績が伸びるのはまた別物である」というものです。

分かりやすく丁寧に解説されるとその時は納得しますが、それだけでは自力で解けるようにはなりません。
医学部受験で求められているのは「限られた時間でミスなく自力で正解を導くこと」だと思えば、授業を聞いて満足していた現役時は合格できなくて当然だったなと思います。

大手予備校のデメリット

自身の経験と、大手予備校に在籍していた医学生の話を基に、大手予備校のデメリットをまとめました。

集団講義は無駄が多い

集団講義形式は最も無駄の多い学習形式だという研究結果があります。
授業を受動的に聞いて習得できることは少なく、時間対効果が非常に悪い勉強法です。
医学部受験に対応するためには、「制限時間内で自力で解けること」が最も重要ですが、これは講義を受けて身につくものではなく、演習時間を増やすことが必要になります。

予習・復習に追われ、やるべきことができない

テキストの予習・復習に追われてしまい、苦手科目や苦手分野に時間をかけたくてもなかなか手を付けられないという人は少なくありません。
受験生のレベルが高い医学部受験では、苦手科目や分野での抜けは致命傷となります。

上滑りを起こしやすい

医学部受験において最も重要なのは「全教科で基礎を徹底すること」です。
基礎ができていない状態で応用問題に触れても上滑りを起こしてしまい、成績は伸びません。
大手予備校はカリキュラムがパッケージ化されていることが多く、基礎ができていないまま応用問題ばかりやっている受験生が出てしまいます。

生徒数が多く、1人1人へのサポートが手厚くない

生徒数が非常に多いため、1人1人へのサポートは充実していません。
日々の学習や受験校選びの際、誤った判断をしていても修正がかかりにくいというデメリットがあります。

上位クラスからの合格がほとんどを占める

国公立医学部をはじめとする難関大学医学部へと合格する人はほとんど上位クラスに在籍しています。
もちろん例外はあるものの、基本的には逆転合格が起こりにくい構造です。

まとめ

もちろん大手予備校に通って医学部に合格できる人は毎年多くいます。
一方で、大手予備校はおすすめできない受験生がいるのも事実です。

大手予校に向いている人

もともと成績が良く、あまり勉強に困っていない人は、大手予備校で浪人し医学部に合格できる可能性は十分にあります。
苦手科目といった不安要素もなく、自由に自分のスタイルで勉強するのが好きな人は、大手予備校に向いていると言えます。

大手予備校に向いていない人

上記以外の人、つまり成績や特定の科目に不安がある人は、一旦大手予備校以外の選択肢も検討してみると良いでしょう。

また、基本的にサポートは手厚くないため、勉強スケジュールを立てるのが苦手な人や、自己管理能力に自信がない人はあまり大手予備校に向いていないと言えます。

大手予備校には様々な生徒が在籍しており、中にはほとんど勉強もせずホールで騒いでいるような浪人生もいます。
周りに流されてしまいやすい人自分に甘くなりがちな人も注意が必要です。

大手予備校で失敗した例

大手予備校で伸びず、予備校を切り替えた切り替え医学部に合格した卒業生の例です。(これらは一例で、同様の人は例年多くいます。)

【2019】横浜市立大学医学部、日本医科大学(特待) 合格体験記(2浪・女性)

【2019】東京女子医科大学 合格体験記(再受験・女性)

【2018】慈恵会医科大学/新潟大学医学部 合格体験記(1浪・女性)

【2017】慈恵会医科大学/横浜市立大学医学部 合格体験記(1浪・女性)

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