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医科歯科生が教える後期試験対策

この記事は、センター94%で医科歯科大学後期試験に合格された経歴を持つ医学生講師に執筆していただいています。
*内容は2014年度当時のものなので、最新の情報は各自ご確認ください。

小論文の出題形式・傾向と対策

出題形式と傾向:医療とは関係ないテーマからも出題

東京医科歯科大学の後期試験では、小論文が2問出題されます。
1つは医学部入試でよく問われるような医療倫理や科学などがテーマの文章です。

そしてもう1問のテーマは医学部とは一見関係ないような幅広いジャンルの文章が出題されます。私の年は芸術を通した身体論というようなテーマだったと記憶しています。

こちらのフリーテーマの問題にどう対応するかが一番のポイントではないかと思います。
出題されるテーマの予想がしにくい上、難易度も高くここに特化した対策をするのは難しいです。

またもう一つの大きな特徴としては、答え方の形式がただ自分の意見を述べればよいというわけではなく、文章を読んでそれを要約したり傍線部の筆者の意見を言い換えるなど、現代文の記述問題のような形式でも出題されるという点です。
医学部志望の多くが理系の学生だと思いますが、そうした人たちにとってはかなり苦労する出題方法だと思います。また、これはあくまで個人的な予想ですが、英語の文章で出題される可能性も今後はあるかもしれません。

小論文対策は2つ

私は前期試験の翌日から後期試験の対策を始めました。逆にいうと、前期試験が終わるまでは一切小論文対策は行いませんでした。

やったこととしては、
①『医学部の実戦小論文』という参考書や医療倫理系の本を読む
②実際の過去問や適当に決めた医療倫理系のテーマについて書いて練習する
の2つです。

①参考書と医療倫理系の本を読み、常識を身につけた

『医学部の実戦小論文』は、「輸血拒否」や「インフォームドコンセント」などよく出るテーマがまとめられていて、簡単な説明と模範解答のようなものが添えられています。
各内容をざっと読んで、例題のようなものが載っているのでそれに対して自分だったらどう書くかということを簡単に頭の中で考えました。薄いテキストですぐに読み終わってしまうので、他にも医療倫理を扱った本を読みました。

自分の考えをしっかり形成するために読んだというよりは、全く聞いたことがないテーマが出題されると困るので、受験生の平均くらいの知識をつけて何かしら書けるようにという発想でした。
また、倫理系の問題が出題される場合に一番タブーとなるのが世間一般の考え方と大きく離れるような尖った意見を書いてしまうことなので、他の人とあまりに大きく外れたことを書かないように常識を身に付けるという意味もありました。

②高校の国語の先生に添削してもらった

約2週間の対策期間のうち実際に一番時間を割いたのは、②の実際に書いてみるという作業です。
高校の国語教員室に通って、書いては先生に添削していただくということを繰り返しました。最初は出題の意図すらわからず、制限時間内に書ききることができませんでしたが、徐々にとりあえず字数をうめるということまではできるようになりました。

先生に指導していただいたこととしては、まず要点から書く、接続詞を多用せず短文を連ねて書くなど文章のテクニック的なところから、読み手が医学部の先生と想定した場合に相応しい内容かどうかをチェックしていただいたりしました。
自分の意見を述べよという問題は比較的書きやすかったのですが、読解問題や要約問題が難しく、そこに一番苦労しました。

短期間で国語力を伸ばすというのはあまり現実的ではないので、「どんなテーマが来ても、大きく的外れにならないように何かしらを時間内に書き上げる」ということを目標に、とにかく書いて練習しました。

面接試験の形式・当日の質問と対策

面接の形式

後期試験の面接は、学長、学部長、教育委員長、教授クラスの先生5人と受験生1人の面接15分×2部屋で行われました。
前期試験と比較して時間も長く先生の人数も多いためかなり深い内容まで聞かれました。

当日の様子と聞かれた質問

どんな医師になりたいかという質問に対して「おなかがすぐに痛くなるから循環器内科」と答えた記憶があり、今になるとこんな無知を晒していてよく受かったなと思います。
ただ、このお恥ずかしいエピソードから受験生の時点で医学についての知識があるかどうかはあまり気にしていないのだということがわかりました。

緊張して部屋に入った瞬間に「あなた有名人の〇〇に似てるね~」と1人の面接官に言われ、他の面接官が突っ込んで爆笑から面接が始まるという予想外の展開でしたが、恐らくコミュニケーション能力やどんな学生かということを一番重視しているのだと思います。
また、調査書をみながら「あなた全部5だけど一番得意な教科何なの」と言われ体育と答えた記憶があるので、調査書も見られています。また前期試験はどうして不合格だったと思うか、他にどこの大学を受けたかなども聞かれました。色々と隠しても仕方ないのですべて正直に答えたのが今思うと良かったと思います。

面接対策

前期試験でも面接があったので、センター試験の後に学校で一度模擬面接をしていただきました。
また、なぜ医師になろうと思ったか、医科歯科の志望動機、高校で頑張ったことなどよく聞かれる質問は予め用意していました。

このほか後期対策として特別に行ったこととしては、ちょうど小保方問題の時だったこともあり医療に関する時事ネタについてはニュースや新聞を見て概要をつかむようにしました。

後期は時間も長く合計10人も面接官がいて本当に何を聞かれるかわからないので、質問を想定して対策することにも限界があります。
本番の対応力が一番大切だと思います。

医科歯科大に合格した勉強法と対策まとめ

この記事を執筆した講師に、医科歯科大に合格した勉強法や対策を聞きました。高校の成績がオール5とのことだたったので、内申対策についてもまとめています。

東京医科歯科大学の受験情報まとめ

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