受験に向けた準備① 願書の提出
受験校の決定
受験校の決定は時間がかかるので早めに始めましょう。中には12月下旬に願書提出を締め切る大学もあるので、注意が必要です。
私立医学部の入試は1月下旬~2月中旬に集中しているため、受験日程の被りがないかを踏まえ、受験校を決定する必要があります。
受験校の選び方↓
私立医学部の学費一覧↓
願書の取り寄せ
願書は郵送で提出またはネット出願です。各大学の募集要項を確認しましょう。郵送の場合、書類はネットで取り寄せることができます。(有料)
(大学によってはオープンキャンパスや受験説明会で無料で配布されます)
調査書の準備
現役生は学校で用意してもらえます。高卒生は出身高校に連絡をとり、必要な枚数を受け取りに行きます。手数料がかかります。
1つの大学で複数の入試形式で受験する場合、必要な枚数は大学により異なります。募集要項で確認しましょう。
私立医学部の願書提出締め切りは他学部より早いです。12月下旬から1下旬にかけては大学の窓口が混雑するため、12月中旬までには用意しておくとよいです。調査書の発行には1週間以上かかる場合がある(高校により異なります)ので、後期受験を踏まえ余分に用意しておくと安心です。
志望理由書、自己アピール文等
大学によっては大学・医師志望理由書や、自分の長所や理想の医師像など、自己アピール文を提出する場合があります。願書そのものを採点というよりは、二次試験の面接でのネタになる場合が多いようです。
適当は良くないですが、受験前の大切な時期に願書作成に時間をかけすぎるのはもったいないです。(せっかく時間をかけて素晴らしい文章を作っても、1次通過しないと読んですらもらえません)誤字・脱字に気をつけ、正直に自分のことを書けば問題ありません。
ACE Academyでは願書の添削を行っています。また、実際に合格した卒業生の記載例を大学別に紹介しています。(塾生限定公開)
宿泊施設の予約
受験会場が自宅から遠い場合は、早めに宿泊施設を予約しておきましょう。大学によっては、願書を取り寄せると宿泊プランの案内が入っている場合があります。ホテルから受験会場までの交通手段も考え、決定するとよいでしょう。
受験に向けた準備② 直前期
交通手段の確認
遅くとも前日までには受験会場までの交通手段を調べておきましょう。同じ大学でも受験会場が複数ある場合があります。受験票の内容と募集要項を照らし合わせ、間違いのないようにしましょう。
公共の交通機関を利用し、時間には余裕をもって行動しましょう。電車の遅延やバスの渋滞も考えまれます。1,2本遅れても間に合うよう時間に設定すると、心に余裕が持てると思います。
会場が最寄り駅から遠い場合は、会場までの経路の確認も忘れずに行いましょう。特に二次試験は大学で行われることが多いです。住宅街の中など、駅から遠く分かりにくい場所にある大学も多いため、少し道に迷っても間に合うよう、時間に余裕をもって行動しましょう。
持ち物の確認
受験当日に必要なものは
- 受験票
- 鉛筆
- 消しゴム
- 時計(使用不可の大学もあります)
- 昼食(不要な場合もあります)
- 参考書・問題集
などです。
一次試験では、科目間の休憩時間が長い場合があるため、普段使用している参考書を持っていくとよいでしょう。(最後まで諦めないこと!)
昼食は休み時間に買いに行ける場合もありますが、会場に入る前に用意しておくと安心です。(持ち込み禁止で購入する必要がある大学もあります)