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執筆者のプロフィール

この記事は、以下の経歴を持つ医学生講師に執筆いただいています。

・センター試験で94%得点し、東京医科歯科大学の後期試験合格(現役)
・都立高校出身
・高校時代は塾に通わず、学校の課題を中心に学習していた。
・参考書を自分で購入することはなく、学校で配布される問題集と過去問のみ使用していた。
高校時代の普段の勉強方法や定期試験対策、東京医科歯科大学後期試験情報などを記載しています。

高校時代の勉強方法

普段の勉強は学校の進度に合わせる

基本的には学校の授業の進度に合わせて勉強していました。

当日の授業でやった範囲についてはその日中に問題集で該当の範囲を解き、ただ授業を聞いた状態から自分で解ける状態にまでしていました。
単語や漢字テストなど、予め範囲が決まっている小テストについては満点を取れるよう合わせて勉強していました。理系だとどうしても対応が遅れる古文や漢文についても最低限の知識はここで付けられたと思います。

ただこれらの計画はあくまでも理想で、実際は部活や行事でできないこともあるため、その場合は土日の時間を使って次の週には持ち越さないように意識していました。

学校の試験対策

試験前は普段の勉強に加えて試験範囲の問題集をもう一周解きなおし、間違えた問題はできるまで繰り返し解きました
すべて解き終わったら、また最初から試験範囲の問題集を解きなおしました。

文系教科については、できる限り教科書の本文を暗記していきました。中学生の頃は範囲も少なく文章も短いため比較的できていましたが、高校になるとさすがに全文暗記は厳しいため、とりあえず全文和訳はできるようにしたうえでアンダーラインが引いてある箇所や重要そうな文は最低限覚えるようにしていました。古文漢文についても、原文から読み下したり現代語訳ができるようにしておきました。

学校で配布された教科書と問題集だけを繰り返した

普段の勉強と試験対策は学校で配布された教科書と問題集のみで、それを繰り返し解いていました。(応用問題集などは全く手をつけていません。)

解説が不十分な場合もあるので、よく間違えるところは補助の解説を書き込んだり、わからない場合は学校の先生に質問して対応していました。
授業を聞くとわかった気になりますが、そこから自力で解けるようになるまでには乖離があり、そこを繰り返し演習することでカバーしていました。

試験対策を重視していたので学校の成績は良かったのですが、地頭が良いタイプではないため初見の難しい問題ばかりが出る実力テストでは天才型の人たちには敵わず各教科ごとの点数をみると平均か少し上くらいでした。
ただ全教科バランスよく勉強していたため、全教科合わせての総合順位は学年上位に入っていたと記憶しています。

大学入試に向けた対策

長期休みにこれまでの総復習を行う

私が通っていた高校は中高一貫校ではなく、授業で全範囲が終わるのが3年生の秋~冬のため、そこから受験までの間に復習している暇はないと思い授業に合わせて自分の復習も終わらせようという計画でした。
ただ、さすがに3年分通すと忘れていることが大半のため、長期休みにはこれまでの範囲の総復習を行うようにしていました。

受験勉強としての対策

医科歯科に向けた対策

受験勉強としての特別な対策は、3年生の夏くらいから医科歯科の英語の過去問を解き始めたのが最初だと思います。

時間のあるときに1年分ずつ解いて、英語の先生に添削していただいていました。他の教科は3年生の秋くらいから解いていたと思います。
学校の問題集と医科歯科の過去問しかやっていなかったので、赤本はあっという間に解き終わり、学校にある古い赤本などを使って過去20年近く遡って解きました。
教育課程も年によって違い、形式も大きく変わっているためここまで昔の過去問を解く意味はあまりなかったと思います。

解く過去問がなく過去5年分の問題はほぼ暗記してしまったことを先生に相談したら、筑波の医学部や滋賀医科大の過去問を勧められたのでそれを解いたりしていました。

センター試験対策

センター試験対策としては、2年生の秋くらいに国語と英語の問題を1年分お試しでやってみたのが初めてで、2年生のセンター同日体験模試で初めて全教科のセンター形式の問題を解きました。

そこからは国語や英語の過去問を余裕のある時に解き進め、3年生の12月になってからはセンター対策のみに切り替え、センター試験当日まで毎日全教科1年分ずつを解きました。
約20年分の過去問がなくなってしまったので追試や予備校の模試や予想問題なども解いていました。

模試の成績について

マーク模試ではずっと80%台くらいだったと記憶していますが、最後の追い込みによりセンター本番では93%(後期は社会が除かれるため94%)とることができました。

医科歯科大学は前期だと二次試験が難しく、センター重視の後期の方が自分にはチャンスがあると思っていたため、センター対策をかなり重視してこのような対策になりましたが、他の医科歯科生と比べるとここまでセンター対策をしているのは珍しいと思います。

模試は学校推奨の模試(たしか駿台記述模試、マーク模試)+医学部模試を1回受けました。記述模試ではずっとC判定か良くてB判定くらいだったと思います。A判定をとった記憶はあまりありません。

面接・小論文対策

面接対策としては、学校で一度模擬面接をしてもらえたのでそれに合わせて予想される質問に対する答えを一応用意していきました。

前期試験が終わった翌日から後期の小論文対策を始めました。医科歯科の過去問を解いて国語の先生に添削していただき、書き直してまた見せるということを繰り返し行いました。
過去問もすぐに尽きてしまったので、医療倫理系の小論文対策本にのっているテーマで適当に書いて添削していただいていました。

受験勉強を振り返って

学習のペースについて

授業の進度に合わせて基本問題を繰り返すというのは、自分で勉強するには進捗管理もしやすく基礎を固めるためのベースの勉強方法としては良かったかなと思います。
きっちりと予定を組むタイプではなかったので、だいたい試験までの期間で大枠の予定を決め、1週間ごとに実際に進める範囲の目安を考えて遅れを取り戻すという予定管理方法も自分には合っていました。

基礎を徹底的に固める方針が良かった

医学部入試でも結局は基礎の積み重ねが大切なので、基本問題に苦手を作らず自分で解けるようにしておくという方針は間違っていなかったと考えています。

基礎の徹底というとシンプルに聞こえますが、途中式や補助の説明まで一言一句再現するとなると意外と難しく、できるようになるまで自分に厳しく何度でも手を動かして解きなおしたことが基礎を固めることに繋がったのだと思います。
文系教科もしっかり試験対策できていたため、内申もよく結果的に面接での評価も良かったと思います。(評定平均は5.0)

過去問をひたすら戻って解いたのは非効率的だった

受験対策としては過去問をひたすら戻って解くという方法はあまり意味がなかったと反省しています。結果的に前期試験は不合格でした。
塾などに通っておらず知識がなかったためこのような方法になってしまいましたが、もっと他の効率的な方法があったと思います。

また、模試は最低限しか受けておらず、日々自分で勉強していたので試験の時間管理や解き方の対策がかなり手薄でした。

東京医科歯科大学後期試験の対策まとめ

①学校で配布される教科書・問題集のみを繰り返し演習し、全教科の基礎を高いレベルで完成させた。
②自分に合った学習ペースを作り、早期から学習習慣を形成した。
③面接・小論文対策は、直前に学校の国語の先生に見てもらう程度でそれ以外の対策はやっていない。

サイト運営者からみた感想

こちらの記事をお読みいただくと分かる通り、特別な対策や難問演習は一切せず、とにかく全教科の基礎を徹底的に固めていたようです。

彼女の勉強法は非常に本質的であり、医学部受験における最重要点をつかんで学習の方針を立てられていたことが合格に大きく影響したと言えるでしょう。
*医学部入試において全教科で基礎を徹底することの大切さは、医学部(国公立、私立、難関大)に1年で合格する勉強法まとめに記載しています。

また、学習ペースは基本的に学校に合わせるという非常にオーソドックスなものですが、このように早期から自分で学習ペースを決めて学習習慣をつくるというのは、案外難しいものです。
そのため当塾では、生徒個別でカリキュラムを作成し、毎週課題を作成することで医学部受験に向けて理想的なペースで学習できるシステムを提供しています。(課題のペースに則って学習することで医学部合格が可能です。)

彼女は当塾の卒業生ではありませんが、彼女自身の勉強法は当塾の指導方針と全く相違がありませんでした。(反省点として過去問演習のやりすぎを挙げていましたが、当塾では過去問演習は過度に行う必要はないと指導しています)

医学部合格において重要なのは、応用問題を解くためのテクニックや細かい勉強法、志望校への特別な対策ではありません。

医学部受験における本質をつかんで正しい方針を立てること、学習習慣を形成すること、そして正しい医学部受験情報を知ることだと言えるでしょう。

東京医科歯科大学の受験情報

内申対策・評定の取り方まとめ

こちらの記事を執筆した講師に、高校時代の生活と内申対策を聞きました。

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