<対談動画>
合格した医学部
日本大学医学部
杏林大学医学部
聖マリアンナ医科大学
北里大学医学部
成績推移
*2浪目に入塾し、2年間受講。
入塾時の成績
2018年第3回河合記述模試 総合56.0(数学:51.3 化学:52.0 物理:67.3 英語:53.5 )
2浪目の成績
2019年第1回河合記述模試 総合59.7(数学:64.3 化学:63.7 物理:66.3 英語:44.3)
2019年第2回河合記述模試 総合59.8(数学:65.3 化学:58.4 物理:57.2 英語:58.4)
今年の成績推移
6月河合記述模試 総合59.2 (数学:61.7 化学:62.4 物理:58.1 英語:54.7 )
9月河合記述模試 総合65.8 (数学:62.6 化学:62.7 物理:72.1 英語:65.8 )
10月河合記述模試 総合65.2 (数学:66.0 化学:68.2 物理:63.1 英語:63.6 )
使用した問題集
数学:基礎問題精講、標準問題精講(例題のみ)、合格る計算
英語:DUO、ネクステージ、基礎英文問題精講、速読英単語(必修編)、リンガメタリカ、全解説頻出英文法・語法問題1000、基礎英作文問題精講
化学:宇宙一わかりやすい化学、Excel化学
物理:宇宙一わかりやすい物理、体系物理
ACE Academyを選んだ理由
2浪目が決まってインターネットで予備校を調べていたときに、ACE Academyが運営されているサイト『医学部受験バイブル』を見たことがきっかけでした。
具体的には、『できる人ーできない人リスト』を自分に当てはめてみたところ、
半分以上、「できない人」の項目に該当していました。
自分の不足部分を痛感し、ACE Academyの考え方や習慣などを吸収して成長したいと思い、入塾を決めました。
成績について
塾長:当卒業生は入塾前(1浪目)の成績が偏差値55-56、昨年の成績は偏差値60前後でした。
今年の第2、3回の記述模試で偏差値65以上となりました。
3浪目で成績がぐんと伸びた印象です。
ACE Academy 1年目の失敗について
卒業生:ACEでは、入塾時に考え方の本質や解き方などの重要事項が、塾生ページの資料として提供されます。
そして、資料の内容を自分の勉強方法や試験の解き方に取り入れながら、学習を進めていきます。
資料はとても分かりやすく書かれているので、読むと、すぐに理解はできるのですが、
私の場合、理解したことを実行に移すことが苦手でした。
ACE Academy 2年目で変わったこと
最初は「理解」を優先していましたが、ACE2年目では「マネでもいいからとにかくやってみよう」とどんどん実行に移すようにしました。
塾長:すごく大事なことを話してくれました。
講師との面談を見ていても、反発することは全くなく、素直に聞いてくれている印象はありました。
いざ「実行する」度合いが、1年目のときは足りていなかったということだと思います。
アドバイスの受け止め方の変化
1年目のときから、自分が疑問に思ったことはすぐに医学生講師の方に相談するようにしていました。
理解でき、実行に移せそうなことは、すぐに取り入れるようにしていました。
しかし、医学生の講師は皆優秀なので、時には自分自身の考え方では納得できなかったり、具体的にどうやって実行に移したらいいのかがつかめないことがありました。
また、改善策を実行しても、わからなかったり不安に感じて、すぐにやめてしまうことが多かったように思います。
例えば、「問題を解いていてわからなかったらすぐに解説を読み、解き直す」ということが資料に書かれていましたが、
「自力で問題を解けるようにならないといけない」と考えてしまい、分からなくても解法を見ずに悩んでいました。その結果、時間を無駄にしていました。
塾長:性格的に、素直にアドバイスを聞こうとしてくれていたとは思います。
今までご自身がやってきたやり方とアドバイスの内容が違ったときに、頭ではわかるけど納得が難しかったということですね。
入塾して学んだこと
・優先順位付けの重要さに気付いた
塾生ページの通り、分析の際は優先順位を考えていました。
しかし、最初のうちは優先順位の低いものまで全部やろうとしていました。
メイン課題の問題集よりも、模試の復習に時間をとられてしまい、問題集の習得度が不足していました。
塾長:その2つの優先度は両方高いですね。
優先順位の低いものまでやろうとして、課題や他の復習に手が回らなくなってしまう人は多いです。
これは、試験の解き方の優先順位付けにも当てはまると思います。
2周目を解くために優先順位をつけても、結局全部解こうとしてしまったり、詰まったときにすぐ飛ばせなかったりしたこともあったのではと思います。
優先順位をつける意義を徐々に理解でき、実行できるようになったのですね。
2次試験直前の、塾長との面接練習について
塾長:当卒業生は、話すのが得意ではないタイプだと思います。
医学部の2次試験直前には、私とzoomで面接練習を行いました。
卒業生:先生とのzoomでの面接練習の時は全然うまく話せず、すぐにしどろもどろになってしまいましたが、本番前に面接練習をして自分が苦手なポイントを明確化にできたことは良かったです。
本番では、自分を飾らずに、落ち着いて話すことができたと思います。
1年間を振り返って&後輩へのアドバイス
試験の解き方について、納得できたのはいつ頃?
試験の解き方がしっかり腑に落ちたのは、今年、医学部1校目を受験したときです。
それまでも塾生ページの内容を実行しようと頑張っていたつもりでしたが、解き方に不完全な部分が多いと気付きました。
実際に1校目を受けて、「講師や資料が伝えようとしていたことはこういうことか」と実感しました。
その後は、問題の復習よりも、解き方に関してできていないところの修正を優先しました。
塾長:解き方についての気付きがあって、1次試験では6校通過と、昨年より大きく成長しました。
塾生ページに載っている「試験の解き方」は本番を迎えてみないと本当の意味で分からないということですね。
「納得しないと実行にうつせない」人は一歩遅れてしまいます。
後輩へのアドバイス
どうしても「理解」や「納得」できないと実行できない人は多いと思いますが、
それだと、自分の経験の範囲外のことは、なにもできなくなってしまいます。
また、今まで自分がやってきた勉強法は、本人にとってはよく考えてやっていることなので、私のように、なかなか変えられない、諦められないという人は多いと思います。
しかし、浪人しているということは何かしら原因があるということ。
合格して初めて重要さに気付くことが半数以上だと思います。
言い方は悪いかもしれませんが、一旦、「理解することを諦める」ことをおすすめします。
「今までやってきたことはいったん忘れて、資料や指示の通りに真似てみる」ことが、1番の近道になると思います!
塾長:実は、塾生にとってすごくためになる話をしてくれています。
当卒業生と同じように、「納得できないから実行できない」という生徒様は多いと思います。
「1年で一気に成績を伸ばす人とそうでない人の違いは何か」という質問をよくいただきますが、その答えが今の話になると思います。
先ほど、
「医学生講師が優秀なので、どうしても自分とは違うと感じてしまう」
「真似しづらいと思ってしまったり、納得できないときに、なかなか実行できない」
という話をしてくれました。
医学生講師や、偏差値40台から1年で成績を伸ばして医学部に合格した今年の卒業生は、
最初から「アドバイスにしっかり従おう」という感じで取り組んでいました。
塾生ページや医学生講師が言っていることは客観的に見て、概ね合っていると思います。
納得できないということは、多分そこが間違っているポイントなので、自分の考え方を変えることが重要です。
改めて医学部合格おめでとうございます。
そしてACEでの2年間、お疲れ様でした!