医学部の面接、小論文の目的や対策方法について

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医学部受験における面接、小論文の目的

医学部受験ではすべての大学で面接、小論文などのいわゆる二次試験が課せられます。

*注意 私立医学部では学科試験が一次試験、面接や小論文を二次試験と呼ぶのが一般的です。ところが、国公立医学部ではセンター試験が一次試験、個別学力試験と面接小論文をあわせて二次試験と呼ぶのが一般的です。
本記事では面接、小論文を二次試験と呼んでいます。

 

二次試験の内容は、面接もしくは集団討論、小論文などです。

 

なぜ医学部で二次試験を行うのかというと、いくら勉強面で優秀でも人間性にあまりにも問題がある生徒を入学させてしまうと、医師を育成する大学としては不都合が大きいからです。

例えば、病院実習では、実習生が患者さんと直接話す機会もありますが、その際に学生が患者さんを傷付けてしまうような発言をとったとしたら大学としても大学病院としても大問題になります。

また、軽い気持ちで医学部を目指して入学したものの、医学部の勉強に耐えられずに途中で大学を辞めてしまうことも考えられます。

以上の理由から医学部では、人間性に問題がなく、医師として働くことをある程度しっかり考えている学生を入学させるために二次試験を行います。

 

二次試験は裏口入学の温床になっている?

一方、二次試験は大学の裏の思惑を叶える手段の1つにもなっています。
例を挙げると、

・コネのある受験生を有利にする
・多浪生や再受験生に不利な大学が、現役生との差をつける
・男性有利にするため、男性と女性の評価に差をつける

等です。

2018年に東京医科大学にて長年にかけて裏口入学が行われていたほか、小論文の得点調整をすることで多浪生や女性が不利になっていたことが明らかになりました。

東京医科大学の不祥事から考える医学部推薦・AO入試や裏口入学の実態

 

しかし、大部分の医学部においては、基本的には学科試験の点数で合否が決まると考えてください。

ですので、面接試験では他の受験生よりもよい印象を与えようとするのではなく、自然体で悪い印象を与えないよう無難にこなすことが大切です。

 

二次試験対策にほとんど意味はない

結論から言うと、特別な対策は必要なく、最低限のポイントを押さえていくことが大切です。

理由として、そもそも二次試験を重視していない医学部が多いことが挙げられます。

多くの医学部で学科試験の順位が重要であり、二次試験ではよほど不適切な発言や態度をとった学生のみ不合格にするという形で行われています。
このような医学部では二次試験でどんなにいい印象を与えようと特に合否には影響しないということです。

 

それでは、二次試験を重視している大学の場合、しっかりとした二次試験対策が必要なのかというとそうではありません。
なぜなら、本当に二次試験を重視されると、小手先のテクニックが通用しないからです。

例えば、面接試験では、医師志望動機などの典型的な質問に対してはほとんどの受験生がすらすらと答えられるので差はつきません。

しかし、典型的でない質問をするなど、その受験生の考える力や自分の考えを相手に伝える力を試すことは簡単です。事前に想定した質問の範囲を超えた途端しどろもどろになったり、不適切な発言をしたりすると、面接官はすぐに見抜き、二次試験の評価は下がります。

ところが、これらはその受験生の考える力や対応力、判断力を試しているので、小手先の対策が通用しては試験の意味がありません。

これが小手先の面接対策が通用しない理由であり、小論文試験でも全く同様なことが言えます。
その場で自分の意見を考えなければならない問題だった場合、事前の対策は全く役に立たないからです。

いかに小手先の対策が意味がないものなのか、慈恵会医科大学の表明文がとても参考になりますので掲載します。
慈恵二次試験について

まとめると、下記の理由から医学部の二次試験においては特別な対策は必要ありません。

面接や小論文を重視しておらず、学科試験でほとんど合否が決まってしまう医学部が少なくない

・本当に面接や小論文で厳しく評価されると、小手先の対策は通用しない

 

しかし、そうは言っても押さえるべき最低ラインというのは存在しますので下記関連記事を参考にしてください。

 

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医学部面接対策まとめ

医学部小論文対策まとめ

 

志望校別の医学部勉強法や各教科の勉強法は医学部勉強法まとめをご覧ください。

医学部受験に必要な情報は医学部受験情報まとめにまとめて掲載していますのでご覧ください。

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