合格した医学部
岩手医科大学
成績推移
3浪目の4月に入塾。
2017年センター試験 英数理90.5%(数1A:92 数2B:86 化学:91 物理:92 英語筆記:182)
2016年第3回駿台全国模試 総合偏差値60.3(数学54.5 化学63.3 物理65.3 英語58.2)
今年の成績推移
(総合偏差値)
5月河合記述模試 65.8
8月河合記述模試 71.3
10月河合記述模試 76.4
センター試験本番 英数理92.0%(数1A:92 数2B:84 化学:92 物理:93 英語筆記:191)
受験結果
センター試験本番 英数理92.0%。
私立医学部二次試験は岩手医科大学に合格した。
また、昭和大学、東北医科薬科大学、聖マリアンナ医科大学の一次試験も通過した。
使用した問題集
数学:基礎問題精講、合格る計算、標準問題精講(例題のみ)
英語:DUO、ネクステージ、基礎英文問題精講、基礎英語長文問題精講、速読英単語(必修編+上級編)、全解説頻出英文法・語法問題1000、基礎英作文問題精講
化学:宇宙一わかりやすい化学、Excel化学
物理:宇宙一わかりやすい物理、体系物理、名問の森
問題集の習得と合否について
本生徒は入塾時にある程度の基礎力があったため化学以外の科目は応用問題集まで習得したが、他の合格体験記と比較しても習得必須ではなかったと言える。
岩手医科大学に合格した他、昭和大学・東北医科薬科大学・聖マリアンナ医科大学の3校の一次試験にも通過した。
成功要因
本生徒の例は成功例というよりも多くの医学部受験生にとって注意すべき例としてあげられる。
上記の通り総合偏差値は75以上と大変高く、またセンター試験本番も国社含めて88%以上を得点している。
しかし私立医学部の一次試験はいくつか通過したものの合格は岩手医科大学のみとなった。
またセンター総合88%以上得点したが国公立医学部も不合格となった。
当塾では通塾生には模試の分析シートの提出や過去問演習時の分析シートの提出を課しているが、本生徒は年間通してこれらの提出が十分でなく再三の注意を行ったがあまり改善せずに本番を迎えることとなった。
また指導している試験の解き方も徹底できず、自己流のやり方に固執してしまっていた。
本生徒のような例は決して珍しくない。
医学部合格に成績はもちろん重要だが、成績がよくても解き方が徹底できていなかったり、分析力がついていないと本番で合格することは極めて難しい。(ただ、それでも岩手医科大学には合格したということもまた事実である。)
また国公立医学部はセンター試験の点数がよくても合格できるものではないことも多くの例が示している。
分析力や考える力、試験の解き方を向上させることを目的とし、その過程で成績を伸ばすことができた卒業生は高い合格実績を残している。他の合格体験記も是非参照して活用して欲しい。