医学部受験の特徴と難しさについて

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医学部受験を視野に入れ始めた方へ

よく”医学的受験は大変だ”と言われますが、具体的にどういうところが大変なのかは、あまり浸透していません。

よくある誤解としては、医学部は数学の難問奇問をすらすら解けるような能力が必要なのではないか、という思い込みです。
実際は、医学部受験でそのような能力はほとんど必要なく、医学部受験が難しい理由は他のところにあります。

以下で、医学部受験は何が大変なのか、大きく3つに分けて説明していきます。

科目数の多さ

ほとんどの医学部(注1)では、英語、数学ⅠAⅡBⅢ、理科2科目(化学、物理、生物から選ぶ)が出題されます。これは、大学受験で最高レベルの科目の多さです。

理系の中でも、数学はⅠAⅡBまで、理科は1科目で受験できる学部がほとんどで、この科目数が求められるのは医学部の特徴だと言えます。

それに加えて、国公立受験となると、センター試験の5教科9科目を勉強することになります。
国公立大学医学部では、高いセンター試験得点率(最低でも85%前後)が必要になります。
二次試験対策の範囲が広く対策が大変な中で、国語や社会の勉強もしっかりとしなければなりません。

これらをすべて習得するには、短期間で詰め込む学習では到底太刀打ちできず、早い時期から計画的に勉強し続けることが求められます。

(注1) 東海大学医学部は理科1科目、帝京大学医学部は数ⅠAⅡB・理科1科目で受験可能。

ミスが許されない

全国の優秀な学生が、少ない定員に殺到してる点が、医学部の特徴の一つです。
後の章で詳しく述べますが、今、受験生に医学部人気はすさまじく、特に進学校の成績上位層が医学部に流れ込んでいる状態です。

しかし、受験生に人気がある一方で、医学部の定員は各大学100人程度と狭き門となっています。
そのため、競争率が激しく、どんなに優秀な学生でも国公立医学部や難関私立医学部に余裕をもって合格する人はごく稀です。

この特徴から、入試はミスの許されない戦いとなります。少ない定員に優秀な学生がひしめいているため、少しのミスが命取りとなるのです。上記の科目を徹底的に習得していることに加え、本番プレッシャーに負けず、ミスなく得点できる力が不可欠となります。

面接・小論文がある

学科試験に加えて、面接・小論文試験があることも特徴的です。

これは、医師となった時に不適切な人材は入学させたくないという目的で行われています。そのため、特別な対策が必要というよりも、普段からのその人の考え方はどうであるかが重要視されています。医師としてふさわしくない発言をする人、大学受験生レベルの考え方ができない人は、二次試験の評価は非常に低くなります。

また、面接試験は、高校の調査書に基づいてなされる場合が多いです。明らかに欠席が多いと、体力が求められる医師には向いていないのではないかと厳しく指摘されることもあります。

まとめ

上記から、医学部受験の特徴は

①科目数が多く、それらの習得に時間がかかること
②トップレベルに優秀な学生が少ない定員に殺到し、非常に狭き門であること
③面接・小論文があり、成績が優れていてもパーソナリティに問題があれば不合格となる可能性があること

だと言えます。

 

国公立医学部、私立医学部それぞれの偏差値ランキングや難易度の詳細については医学部偏差値ランキングと医学部の難易度についてをご覧ください。

医学部に合格するための具体的な各教科の勉強法や参考書スケジュールについては医学部(国公立、私立、難関大)に1年で合格する勉強法まとめをご覧ください。

 

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