合格した医学部
昭和大学医学部(正規合格)
東京医科大学(正規合格)
成績推移
高校3年生の4月中旬に入塾。
今年の成績推移(総合偏差値)
5月河合記述模試 58.9
8月河合記述模試 63.5
10月河合記述模試 65.0
センター試験本番 英数理87.2%(数1A:94 数2B:86 化学:82 物理:95 英語筆記:166)
いずれの教科も伸びたが、特に英語が54.0→62.2→68.9 と順調に伸びた。
使用した問題集
数学:基礎問題精講、合格る計算のみ(1Aのみ標準問題精講の例題は習得しているがほとんど合否に影響がないと考える)
英語:DUO、ネクステージ、基礎英文問題精講、基礎英語長文問題精講、速読英単語(必修編+上級編)
化学:宇宙一わかりやすい化学、Excel化学
物理:宇宙一わかりやすい物理、体系物理
問題集の習得と合否について
英語はDUO、ネクステージをしっかり暗記した後、基礎英文問題精講、基礎英語長文問題精講、速読英単語を習得していくことで順調に伸びることは多い。後は過去問演習をしながら単語暗記をしておくことで大半の医学部には十分対応できる。
数学はほとんど基礎問題精講と合格る計算のみの習得だったが、大部分の私立医学部は基本的な問題をしっかり得点できるかどうかが合否をわける。今年の入試では昭和医学部は基本的な問題のみの出題であり、東京医科大学は逆に大幅に難化したため結局どの受験生も基本の問題しか得点できず数学で差がつかなかったと考えられる。
理科は化学物理ともにとにかく基礎の理解と基礎問題の習得が重要で、それだけで大半の医学部に対応できることは繰り返し証明されている。
試験の解き方について
私立医学部で最初に受験した順天堂大学では緊張もあり試験の解き方が徹底できず大失敗につながった(本人談)。しかしその後修正し、昭和、東京医科大学ではいずれの教科もほぼ試験の解き方を徹底でき正規合格につながった。
入試本番期間の過ごし方について
入試本番期間も変わらず通塾していた。
また、序盤で受験した私立医学部の理科で抜けていた分野があったため復習し、昭和や東京医科大学での得点につなげることができたとのこと。
当塾の活用について
現役生で当然学校との両立が必要だが欠席はほとんどなく、提出物も内容も含めて優秀であった。
本人談では、入塾当初は課題や提出物に時間がかかることがあったが、真面目にやっているうちに慣れてきたとのこと。
反省点
いずれの教科も1年(実質入塾から9ヶ月ほど)でよく伸び、上位の私立医学部2校に正規合格したため、本人は人一倍の努力をしたといえる。
印象として、時間がない中でほとんど限界近く伸ばしていた。そのため、もう少し入塾時期が早ければ数学の応用問題集や国公立医学部に向けた国社の対策等に時間をかけられた可能性はあるといえる。
当塾では英数理を優先して伸ばし、まず私立医学部の合格可能性が出てから国社の対策を行う。本生徒でもこれが有効で、4月から国社も並行していたら私立医学部にも間に合わなかった可能性は大きいと考えられる。