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合格した医学部編入試験

東京医科歯科大学(2年次編入)

医学部編入試験とは

医学部へ入る道として、一般受験に加えて編入学試験が注目され始めています。

編入学とは、簡単に言えば自分の在籍する(した)大学とは異なる大学に途中入学することですが、大半の医学部編入試験は学士編入学の形が取られています。学士編入学とは、編入学の一つで、学士(大学卒業により得られる資格のようなもの)を持っていることを条件に受験を認められるものです。

例外的に群馬大学や筑波大学では学士を持っていなくても受験することができます。基本的に2年生か3年生に編入学できますが、最近では3年次編入の大学が2年次に変更する傾向があります。

編入試験と一般入試との違い

もっとも大きな違いは規模です。一般受験は多くの人が経験し、同級生がほぼ同時期に受験します。そのため、事前情報も充実しており、模試や塾のクラスなどで大まかな自分の立ち位置などを知ることができます。

しかし、編入試験にはそのような十分な情報がありません。過去につてを使って編入学した先輩とお会いしてお話を聞くということがメインになってくると思います。どれだけ真面目に勉強しても、母集団も自分の立ち位置もわからないので勉強が十分できているのか不足しているのかが分からず不安が拭えない日々が続くというのが正直なところです。

募集人数が少ないことも規模の差と言えるでしょう。どんなに勉強してもものすごくできる人がたまたま5人でもいれば合格できないのではないか、そのような不安とのたたかいの日々でした。

医学部編入試験の科目について

科目の名前は各大学が自由に決定するので、バリエーションに富んでいます(総合科目、自然科学、生命科学、生物、など)。

しかし基本的には、生命科学、英語、化学、物理、数学、小論文で全てがカバーできます。どの科目を出題するか、そしてそれらの科目のどの範囲から出題するかは完全に大学の裁量なので、各大学によってバラバラです。そのため、志望大学を決定してからその大学に合わせた対策をすることが必要になります。

各科目の出題範囲や難易度

前項で述べたように細かい範囲については各大学にゆだねられています。そのため、各大学の傾向を把握することは必須になってきますが、基本的には理系大学の教養課程終了程度のレベルの試験が出題されると言われています。編入学をするとその大学の教養課程をスキップすることになるため、そのレベルの学習をすることが求められていると考えておくと良いでしょう。

医学部編入試験の科目別勉強法

細かい内容は大学ごとに異なりますので、ここでは最も科目数の多い東京医科歯科大学を例にとって説明したいと思います。全体に共通の内容もありますので、自身の志望する大学に必要な情報を得ていただければと思います。

英語

過去問の傾向を分析するのはもちろん大切なことですが、東京医科歯科大学の英語の試験はいわゆる「試験対策」が必要な特殊なものではなく、一般的な問題が出題されているように感じます。

英語を素早く読んで理解し、それをアウトプットすることができれば合格点に到達します。また、東京医科歯科大学では一次試験がTOEFLのスコアによる書類審査(一定の点数を超えていれば自動的に合格になります)になるので、TOEFL対策も必要です。そのため、英語の勉強はTOEFLを主とするのが効率がよいのではないかと考えます。リスニングやスピーキング、ライティングなどは直接は試験に出ませんが、リーディング力を上げるのに非常に有用ですのでトレーニングしておくことをおすすめします。

生命科学

生命科学は編入学試験の根幹といっても過言ではありません。多くの時間を生命科学に割きましょう。しかし、配点の面で言うと、東京医科歯科大学は他大学に比べて生命科学の配点が小さいです。ただしレベルは低くないのでやはり満遍なく学習しておくことが必要になります。単願で東京医科歯科大学を志望する場合は違う方針も考えられるかもしれません。

数学

そもそも数学を出題する大学は少なく、数学を勉強するか否かは一つの重要な選択になってくるとおもいます。東京医科歯科大学では、微分積分から2問、線形代数から2問出題されており、問題の内容は非常に基本的です。数学は科目の中でも点数が安定しやすくハードルも高くないので、極端な苦手意識がある人以外は数学を得点源にして安心感を得るのをおすすめします。

物理

物理は全部の科目の中で最も理屈の正確な理解が重要です。極端に言えば、重要な数個の基本的な関係式(公式)が頭に、体に、しみついていればすべての問題に対応できると思います。それだけ理屈を理解することが重要な科目です。

1問に一日かけたとしても、その問題を本当に根本から理解できたのならばそれは問題集を一周することより価値のあることだと思います。そのため、試験までに何問解くか、何周するか、という勉強量の測り方は無意味です。問題の答えを出すだけでなく、なぜこの式を用いて考えるのか?この式が使えなくなる条件はどのようなときか?などと常に考え、見たことのない運動でもその場で考えられる頭を作りましょう。試験で問われるポイントは限られています。

化学

化学は出題範囲が膨大で最も対策しにくい科目だといえます。まずは基本的な概念を軽くさらって全体像を掴み、自分の時間と相談してどのくらいの時間をかけるか先に決めてしまうのがよいでしょう。化学をある程度完璧にするためには莫大な時間がかかり、化学のことばかり考えていると無駄に時間を使ってしまうかもしれません。全部の科目のバランスを考えて割く時間を計算しましょう。

医学部編入試験に合格する受験生とは

編入試験に向く人、というのを簡単に説明するのは難しいですが、編入試験を乗り越えていく上で必要不可欠なのは「情報収集力」
「自分の芯を持ちそれを信じること」
「信じたことを愚直に続けること」
であると考えています。

情報が少ない中、色々なつてを使って情報を集め、巷に流れる情報の真偽を自身で判定し、自分に必要な学習を見極めることが重要です。それを見極めたら、その学習が合格への最短ルートであることを信じ、言いようのない不安を振り払い日々の学習を継続することで必ずや合格を勝ち取ることができると考えます。

最後に

ここまで何度も述べてきたように、編入学試験は情報の少ない試験で運要素の大きい試験であるともいえます。確かに合格には運要素も必要なのかもしれませんが、最も重要なのは医師になりたいという想い、そしてそれを達するためにする努力です。苦しさや努力の先にある喜びは格別です。皆様が編入学試験を通じて自分の夢、目標に一歩近づけることを祈っています。

医学部再受験まとめ

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