浪人年数・以前に通っていた予備校
私は4浪で東海大学の医学部に合格しました。ACE Academyに通うまでは河合塾や駿台予備校など大手の予備校に通っていました。
指導内容について
ACE Academyでは週一回次の週にやる課題がだされます。このシステムがあったため、入塾を決めました。大手の予備校では長期期間でやることはわかっていますが(前期や後期など)、私はそのシステムでは日々のやることを決めきれず、今思えば効率の悪いやり方をしていたと思います。しかしACE Academyでは毎週やることが個人に合わせて課せられるので、与えられた課題を一生懸命やっていくだけで力がつきました。私は性格的に与えられた課題をやりきれてないと報告するのは嫌だったので(勉強してないと思われたくなかった)のでとにかく必死にこなしていました。
講師のサポート
塾長のお2人はもちろん、医学生講師のみなさんもどんな質問にも明確に答えていただき、本当にお世話になりました。とくに塾長に質問対応をしていただいたときは、質問だけでなく、不安なことや各科目の進度についても相談にのっていただくなど、かなりきめ細かくサポートしていただきました。毎回授業中に塾長と各科目の不安な点や、自己分析を報告することが個人的にモチベーションにつながっていたのでありがたかったです。大手の予備校しか経験したことのない私にとってはすごく心強かったです。
ACE Academyの良かった点
勉強するのに最適な環境でした。自習室で寝ていたり喋っている人は一人もいなく、離席したまましばらく帰ってこない・・・なんて人もいませんでした。なので私も負けていられないという気持ちで常に勉強できました。また、私はメンタルが弱く模試では良い成績がとれても本番では力が出せなかったこともありました。
そんな時、塾に行き励ましていただきました。センター試験の英語が過去問どおりにいかなかったのですが、「センター試験と私立医学部の英語は問題形式も違うわけだし、過去問演習ではしっかりと毎回結果を残せてるんだから、大丈夫。」といっていただき気持ちをたてなおせました。
1年間で学んだこと
勉強面では暗記のしかたです。無駄な時間を省き最大限集中してインプットとアウトプットを繰り返す暗記法は医学部に在学している今でも役に立っています。
二つ目は成功体験を得て自信を得たことです。私は多浪ということもあって、自分に自信をなくしていたのですが、正しいやり方で精一杯努力すれば目標を実現できることを経験し自信をとりもどせるようになりました。
ACE Academyに通う後輩へのメッセージ
課題の進め方
私は与えられた課題を勉強ノートに書きだし、毎日やることを詳しく書き出していました。そして、終わったら色ペンで線をひいていました。すると気持ちが折れそうな一日の半ばであとここまでやったら全部終わる、と一目瞭然で自分を励ませたり、課題が全く進んでないとノートが白黒で、全然勉強してない・・・と自分のお尻をたたけるのでお勧めです。
そんなことしなくても出来る!っていう人は聞き流して欲しいのですが、なんか最近憂鬱で気が乗らない・・・なんて思う人がいたら試しにやってみてください。でも、あまりに詳しくやりすぎると、勉強ノートにかける時間が多くなってしまい、無駄になってしまうので気を付けてください笑
勉強場所や時間の使い方
私は授業のある日は自習室で勉強していました。朝9時に来て、授業が終わると帰るといった生活でした。授業がない日は家や家の近くの図書館に行っていました。毎回家で集中はできなかったので、その日の気分で勉強場所を選んでいました。勉強する気があればどこでもできるなだという意見もありますが、個人的には気分によって集中できる場所は変わるものだと思っているのでその日の気分で自分が一番勉強できそうな場所を選ぶことは悪いことではないと思います。
健康管理で気を付けたこと
幸い体は丈夫だったので基本的な、手洗いうがいマスクなどしかしていませんでした。ただ唯一気を使ったのは、睡眠の質を上げるために6時以降はカフェインをとらないようにしていました。あと寝る前にスマホをいじることもやめていました。規則正しい生活習慣は身についていたので意識していたわけではないですが、毎日決まった時間に起きて家をでるなどといったことは大切だと思います。
試験本番について
私はメンタルが弱く、本番では力をだしきれないタイプでした。そのため初日の岩手医科で失敗し、試験終了後塾に泣きついたのを覚えています(笑)
そのとき塾長に言われたのは、「岩手がダメだったからと言って次の杏林がダメということにはならないし、過去問演習ではしっかりととれてるんだから自信を持ったほうがいい、私立医学部はちょっとした問題傾向によって順位が簡単にいれかわるものだから一校のできで決めてはいけない。」と言われ自信をとりもどせました。そして次の杏林では一次合格でき、そこから波にのれました。メンタルはとても大事ですが、自信を持つためには模試などの実績が必要になるので、努力して実績を積み重ねていくことが大切だと思っています。
最後に
色々と勉強法やモチベーションについて書きましたが、絶対に言えることは受かると自分の周りの世界が180度変わるということです。医学部に合格することだけが全てではないし、他の道に進んだほうが幸せということもあると思います。
ただ、私は医学部に行きたくてずっと頑張ってきたのでその努力が報われたときは本当に嬉しかったし、合格を伝えたとき私より泣いた母をみて、本当に受かってよかったと思いました。父も毎日すごく嬉しそうで(心なしかペットの犬も…)自分の合格で家族を幸せにできたことも嬉しかったです。
実は今医学部での勉強がとても忙しく遊ぶ暇が全くなくて受験生みたいな生活をしているのですが、それでも自信をもって今まで生きてきた中で今が一番幸せだって言えます!なので受験生のみなさんにも精一杯努力して合格を勝ち取っていただきたいです。
東海大学医学部受験対策、勉強法やアドバイスなど
数学
全部穴埋めなので、記述式のようにキッチリやる必要はないです。ただあまりに飛ばしてやりすぎるとミスしますし、見直しでミスが発見できないので過去問演習で自分に合う程度を見つけてください。東海の数学は割と気づいたら雪崩式に解答できるけど、気づけなかったら雪崩式に終了・・・なんてこともあるので、時間をみて根拠に100%は自信がなくてもとりあえずそれですすめてみる、といった策略も本番では有効だと思います。
英語
とにかく簡単です。私はマーク部分では1ミスでした。和訳も簡単なので、マーク和訳はほぼ満点を狙うことをお勧めします。平均点も高いと思うので、英語が低いと逆転するのは難しいのかなって思います。ただ物理がとてつもなく難しい年は物理で偏差値を稼げるので、英語を埋めてくれる場合もあるみたいですが、博打みたいになってしまうので英語はしっかりとるべきだと思います。
理科
わたしは化学に自信があったので化学で受けました。過去問演習でも常に8割はとれていました。計算問題と知識問題があるので、知識問題は即答して計算問題に時間をさきましょう。私は細かい知識に不安な箇所があったので1月にエクセルでうめました。
東海大学医学部受験対策まとめ
東海医学部は偏差値換算で合格を決める特殊な形式です。偏差値換算は平等でいい面もあるのですが、選択科目によっては偏差値がでにくいなどといった運要素もあります。ただ、東海は2日受けれるので2日受けることがそのためにも必須です。ぜひACE Academy で勉強を頑張って東海に来ていただけたらと思います。頑張ってください!!!!