対談動画
合格した医学部
群馬大学医学部(推薦)
国際医療福祉大学
<一次合格>*二次試験棄権を含む
東京慈恵会医科大学
昭和大学
東邦大学
東京医科大学
成績推移
高2の2月に入塾
入塾時の成績
2022年全統記述高2模試 総合:63.9 (数学:60.0 化学:62.1 生物:57.3 英語:76.0)
今年の成績推移
5月全統記述模試 総合:65.4 (数学:64.8 化学:60.2 生物:52.0 英語:84.7)
8月全統記述模試 総合:66.7 (数学:61.6 化学:61.3 生物:67.3 英語:76.6)
10月全統記述模試 総合:64.5 (数学:60.8 化学:62.5 生物:64.1 英語:70.7)
使用した問題集
数学:基礎問題精講、合格る計算
英語:DUO、ネクステージ、基礎英文問題精講
化学:宇宙一わかりやすい化学、Excel化学
生物:Excel生物
成績について
英語は得意な方で、理数系に苦手意識がありました。特に数学は、1年を通して成績が伸び悩んでいました。
数学はとにかく基礎問題精講やうかる計算を演習し、自力で解ききれる問題を増やしていきました。化学や生物は、宇宙一やエクセルで基本的な問題を繰り返すことで知識を定着させ、成績を上げることができたと思います。
基礎中心の課題について不安はあった?
高校3年生に入ると、学校の授業では過去問演習が中心となりました。授業で扱う問題が解けず苦しんでいました。周りの成績が良い友達は応用問題集を使っていたため、基礎問題精講だけで本当に大丈夫なのかと不安になりました。
塾生ページや塾長のセミナーでは、卒業生のデータをもとに、応用問題集を使わず基礎問題集のみを使用して基礎を徹底することの重要性が強調されていたため、それを信じて基礎問題集を習得することに集中しました。
共通テストを終えて自己採点の印象は?
卒業生:数学や生物はもう少し得点できればよかったと思います。試験の解き方を完璧に実行することは難しく、数学では基本的なところでケアレスミスをしてしまい、悔しい思いをしました。
塾長:国社を入れた総合では、群馬大学の一般入試のボーダーを超えるくらい得点できています。
基礎をしっかり習得され、解き方も少しミスはあったものの概ね実行できていたのだと思います。
東京慈恵会医科大学は数学の問題がかなり難しかった印象です。
一次通過していますが、手応えはどうでしたか?
慈恵医大の数学は全く手応えがありませんでした。試験中は、詰まったらすぐに飛ばすを実行しましたが解ける問題が少なかったです。全然解けずに、本番中に焦ってしまった場面がありました。
そのため、試験を終えた後は合格できたとは思っていませんでした。
私立医学部は複数合格されていますが、試験中の印象はどうでしたか?
数学はどの大学もあまり解けた印象はなくて、自分が解ける基礎的な問題だけ最低限解いていたという感覚です。理科も毎度全然わからない問題がありました。そのような問題は気にせず、基礎的で自分が分かる問題を確実に解くことを意識していました。
エースアカデミーを選んだ理由
・全科目を一括して管理してもらえる
高校2年生の終わりごろに母が医学部予備校を調べて薦めてくれたことがきっかけでエースアカデミーを知りました。当時、医学部合格のためにはどの科目をどの優先順位でどのくらいやったらよいかがわからず、困っていました。
エースアカデミーの全科目を一括で管理し、一人ひとりの状況に応じて個別の課題を出してもらえるところに魅力を感じていました。
・集団授業がなく、自主学習中心の勉強スタイルが自分に合っていた
エースアカデミーに入塾する前は、集団授業を行っている予備校に通っていました。そこでは、教えてもらって理解した気になってしまい、結局問題を解けるようになっていないと感じていました。
エースアカデミーの、課題を進めて理解を深め、演習量を確保して定着させていく形式が自分に合っていると思い、入塾を決めました。
入塾して学んだこと
特に、「試験の解き方」と「基礎を徹底することの重要性」を学びました。
試験の解き方に関して、詰まったらすぐ飛ばす、時間配分をするなど本番で得点力を上げるための解き方を教えていただきました。
本質的に正しい解き方は、エースアカデミーに通う前は全く知らずできていないことばかりでした。受験本番で実行して、改めてその効果を実感しました。
基礎の徹底に関して、周りの友達が応用問題集を使用していたことから、本当に基礎だけでいいのかと不安に思ったこともありましたが、エースの方針を信じて基礎問題集を仕上げることを目標に取り組みました。
試験本番では基礎問題集レベルの問題も多く、それらをしっかり得点することで医学部に合格できました。基礎的な問題に絞って本当によかったなと感じます。
講師の面談について
zoom面談では、医学生講師の方に日々の問題集の取り組み方や模試分析のフィードバック、相談対応を行っていただきました。
講師は卒業生の方が多く、相談すると状況を適切に判断して、自分に合うアドバイスをくださったことが印象的でした。
同じ塾生だったからこそ「自分もここで悩んでいました」と共感していただけたのも良かったです。
塾生セミナー、塾長面談、模擬面接など
塾生限定セミナーで印象に残っていることは?
期待値コントロールの話が印象に残っています。
「合格できるのだろうか」という漠然とした不安があるときは「長い目で見たら医学部にはいつか行ける」と長期的な期待をもったり、模試で成績が良かったときは「他の分野が出ていたら解けなかったかもしれない」と自分に厳しく考えたりと期待値をコントロールするというお話でした。
この期待値コントロールを実践することで、精神を安定した状態を維持して、最後まで受験を乗り越えられたのだと思います。
模擬面接で印象に残っていることは?
卒業生:群馬大学の志望理由に関していただいたアドバイスが印象に残っています。
私は「将来は国際的に働きたい」という感じで志望理由を組み立てていましたが、地域医療に興味があるという方向で話す方が良いとアドバイスしていただき、志望理由を修正しました。
面接本番では上手くアピールできたと思います。
塾長:群馬大学は例年、地域医療に関する質問が多い印象だったので上記のようにアドバイスをしました。模擬面接を活かして本番に臨んでいただけて良かったです。
今年の群馬大学の小論文の内容や面接での質問など、思い出して色々教えてくれました。来年度群馬大学を受験する塾生には、まとめ資料を共有予定です。
辛かった時期、乗り越え方
卒業生:もともと性格的に緊張したり不安が募り情緒不安定になることは少なかったので、本番期も大きくメンタルダウンしたことはありませんでした。
ただ、高3の9~12月に周りの友達が推薦で合格しはじめて、自分は医学部に合格できるのだろうかと不安になったことがありました。
丁度その時期に、上述した期待値コントロールのお話を聞けたおかげで、自分のメンタルを大きく崩すことなく、やるべきことに集中できたのだと思います。
塾長:面談内容は講師から報告を受けていますが、共通テスト直前や本番期も、メンタル的の深刻な相談をされている印象はありませんでしたね。メンタル面を安定させ、淡々と取り組めていた印象です。
1年間を振り返って&後輩へのアドバイス
まずはエースの方針や塾生ページの資料を信じて、出された課題に集中することが大事だと思います。特に現役生は周りの友達が応用問題集を使っていて不安になったり焦ったりすることが多いとも思います。基礎の徹底のみで私立医学部を一次通過できたり、国公立に合格をいただけたので、やはりエースの方針を信じて資料の通りに実行に移すのがいいということを伝えたいです。
群馬大学の推薦入試は試験を受けてから合格発表までに約3か月あるので、その期間に合格を期待して推薦入試のことばかり考えてしまうと、メンタルが不安定になってしまうと思います。
あまり期待せずに、合格発表まで期間があっても自分に足りないことをしっかり分析し、優先順位を考えて取り組んでいくのがいいと思います。
メッセージ
模擬面接の際に、医師志望理由では地域医療への熱意を述べること、中学・高校とも皆勤であることを前面に押し出すようアドバイスをいただいたことで、自信をもって面接に臨むことができました。また、11月に推薦の試験を受けてから2月14日の合格発表まで長い期間ありましたが、基礎の習得と試験の解き方を徹底することに集中し、私立の受験に臨むことができました。
結果的には推薦で合格することができましたが、私立の一次試験に合格できるまで成績を伸ばすことができたのは、自信に繋がりました。
塾長先生、講師の皆様、ご指導ありがとうございました。