<対談動画>
合格した医学部
埼玉医科大学(推薦)
成績推移
*高1の1月に入塾
高2時の成績
2018年第3回全統高2記述模試 総合59.7 (数学:61.6 英語:57.7)
高3時の成績
2019年第3回河合記述模試 総合57.7(数学:66.1 化学:60.8 物理:51.3 英語:52.6)
今年の成績推移
6月河合記述模試 総合62.4 (数学:60.2 化学:57.9 物理:64.2 英語:67.1 )
9月河合記述模試 総合70.9 (数学:77.3 化学:67.1 物理:67.3 英語:71.7 )
10月河合記述模試 総合65.0 (数学:66.5 化学:72.7 物理:54.2 英語:66.4 )
使用した問題集
数学:基礎問題精講、合格る計算
英語:DUO、ネクステージ、基礎英文問題精講、速読英単語(必修編)、リンガメタリカ、全解説頻出英文法・語法問題1000
化学:宇宙一わかりやすい化学、Excel化学
物理:宇宙一わかりやすい物理、体系物理
エースアカデミーを選んだ理由
- 基礎を徹底することの重要さに気付いた
卒業生:エースアカデミーのホームページで「基礎を徹底すること」が重要だというのを見たことがきっかけです。基礎を徹底することが重要であることは、自分には気づけていなかった内容でした。重要であるのにも関わらず自分には気づけていなかったということに、はっとしたことが大きな理由です。
- 友達作り禁止の厳しい環境
卒業生:「友達作り禁止」の環境を見たときに、ここは厳しい塾だと知りました。
この環境は、周りが何をやっているか・どんな成績か等を全く気にすることなく、とにかく自分の勉強だけに時間を使うことができたのですごく良かったです。
塾長:「友達作り禁止」は、講師を含めた卒業生の多くが「続けてほしい」と言ってくれています。その2点で選んでいただけたということですね。
成績について
当卒業生は、1浪目のときに特に成績が伸びました(河合記述模試総合偏差値 第1回 62.4→第2回 70.9)ので、その理由について伺いたいと思います。
河合記述模試第1回から第2回にかけて成績が伸びた理由は?
- 普段の課題でどこまで・どのように習得するかを考えながら取り組んだ
卒業生:今までは、模試を受けているときに、全く手が出ない問題や難しい応用的な問題を自分で紐解いていこうとしていました。第2回の模試以降は、考えなくてもこれはこういう手順で解いていけばよいと、特に数学ではすらすら浮かぶようになりました。
これは、普段課題として出ているものをどこまで・どのように習得するかを考えて取り組んでいたことが結果として現れるようになったのだと思います。
塾長:難しい問題とは言っていたけれど、課題としては全教科難しい内容はやっていなかったよね。数学だと基礎問題精講とかだけですね。
卒業生:はい、その通りです。
浪人したときに、取り組み方を変えた?
卒業生:4月頃、私の取り組み方がひどく間違っていた時期の面談時に、高梨さん(塾長)から、「まずは模試までに課題に載っている問題は素早く確実に解ける状態にしておくことが重要」と指摘を頂きました。
それから言われた通り、問題集に載っている問題は解けるようにしておこうと思い、その状態を作るためには資料に沿った取り組み方をしようという風に変えました。
もともと間違っていたと言うのは、具体的にどのように?
- 基礎ができていない状態で難しい問題を解こうとしていた
卒業生:現役の時、数学では基礎問題精講が半分も解けていない状態で受験の月というサイトを使おうとしたり、基礎問が半分も解けない状態で深い理解をしようとしていました。
塾長:ひどく間違えていたと言っていたけれど、もともと真面目な性格だから、現役のときにも資料に沿ってやってたのだろうし、一つ一つの勉強方法は合っていたのだとは思います。
しかし、どこかで難しい問題を解こうとしていて、基礎が抜けている状態で関連付けを頑張ってみようなどとしていたのだと思います。
その時に面談で言ったのは、関連付け等をやる前に、まずは基礎の処理能力を上げていかなければならないということです。
- 「わかる」だけでなく「すらすら解ける」ように変えた
塾長:基礎ができるという状態の基準は人それぞれに異なっていて、
・問題集を2周くらいして「できた」とする人
・10-15周して「できた」とする人
などがいます。
面談時には、すらすら解けないけど頭ではわかっている状態で「できた」としていたので、「わかる」だけではなく、処理能力を上げていかなければならないということを言ったんだと思います。
1浪目の4月から基礎に戻って取り組んだ結果、使っている問題集は同じでも成績は伸びたということに繋がったということですかね。
卒業生:はい。そうです。
基礎ができる状態をできるだけ作った上で第1回模試を受けて、習得したつもりでも失点してしまった原因を、基礎に帰着させて分析した結果、第2回では理解力が上がったように感じました。
塾長:数学についてお話ししているけど、総合の偏差値が伸びているため、理科や英語についても同様だったのでしょうか。
卒業生:はい。成績が伸びた原因としては同じだと思います。
指導内容の良かった点
- 現状に合わせたアドバイス・フィードバック
卒業生:面談時のアドバイスやフィードバックがよかったです。私は、問題集の取り組み方の優先順位を間違えることが多く、アウトプットの優先順位や取り組む問題の選び方も間違えていました。
それに対して講師の方は毎回、私が何割程度習得できているか、現状を踏まえて具体的かつ本質的な
フィードバックを下さいました。
例えば、「今その取り組み方をやると上滑りしてしまうから、まずは~をしよう。その上で~しよう」といったかたちです。
これは、講師の方々が私と同じようにエースアカデミーの中で自己分析をしていた経験があるからこそ頂けたフィードバックだと感じています。
塾長:繰り返しになりますが、現役時にもまじめに一つ一つ資料に沿って取り組んではいたとは思います。しかし実際は、総合的に判断していかないといけないので、優先順位の考え方が重要になってきます。
科目間のバランスを考えた優先順位に関しては、講師が直接生徒さんの状況をヒアリングして、状況に応じて優先順位を修正していくことが多いです。
優先順位の判断は特に大切で、生徒さんの状況を整理してあげることが面談の大きな目的の一つです。
講師との面談について
講師との面談について、もう少し掘り下げて聞かせてもらいたいと思います。
印象に残っている講師はいますか?
試験の解き方に関して、焦りやすいことを直せなかった時期に面談で相談したところ、「そもそも試験中に急に知識や解法が習得できるわけないですよね」と言われたことが印象に残っています。
そこで「確かにそうだな」と気が付きました。今まで試験中に難しくて解けそうにない問題に手を出してしまっていたことなどは、知識や解法をその場で身につけようとしていたことが原因だとわかりました。
その面談を受けてから、試験で最善の結果を出すためにはとにかく解き方を守って解ける問題だけを解けばよいと考えるようになり、いい点数を取ろうという誤った考え方が大きく改善されました。
このように、自分では気づけないような原因や問題点を講師の方が指摘してくださったので、毎回驚いていました。
塾長:大事な点ですね。試験の解き方は資料に載ってはいるけれど、具体的に講師から話してもらえると納得できますよね。
1年間を振り返って&後輩へのアドバイス
- 1年間を振り返って
卒業生:先程も言ったように私は、取り組み方が資料からずれていたり自己分析が甘いことがよくありました。その都度講師が誤りを指摘してくれたり正しい考え方を教えてくれました。
毎回親身になって一緒に原因分析をしてくれたからこそ成績を伸ばすことができたと感じているので、エースの方々には感謝の気持ちでいっぱいです。
4年間正しい方向に努力できるよう資料を提供してもらったほか、面談してくれる講師の方も今後こんなにすごい人に会えるのかなと思うくらい優秀で温かみのある方ばかりでした。そんな方々から毎週直接フィードバックを頂ける本当に貴重でありがたいことだったと卒業してから気づきました。
- 後輩へのアドバイス
エースに通っている間は成績が伸びなくて辛いとか、うまくいかなくて辛いこととかがたくさんあると思います。だからこそ自暴自棄になったりせずに資料(塾生ページの内容)を守るとか、資料の理解を深めるために面談で頂いたアドバイスを全て取り入れることが重要になると思います。そのため、どの時期でも資料を守ることやフィードバックで言われたことを守ることは辛くても実践して頂きたいと思います。
また、エースで教えて頂いた自己分析の仕方や本質の考え方は、これから先、医学生や医師になっても必ず重要になると考えています。そういった点ではエースに人生を支えてもらったと感じています。人生変わったなと思いました(笑)
塾長:ありがとうございます(笑)。今後も、医学生専用FBグループなどを通じて講師ともコミュニケーションをとって頂けたらと思います。医学生生活も頑張ってください。