合格した医学部
東京女子医科大学
成績推移
*高2の11月に入塾
高2時の成績
2019年第3回全統高2模試 総合56.3 (数学:51.3 英語:61.2 )
今年の成績推移
6月河合記述模試 総合50.1 (数学:55.8 化学:39.5 生物:47.5 英語:57.6 )
10月河合記述模試 総合54.1 (数学:56.6 化学:56.3 生物:49.7 英語:53.7 )
使用した問題集
数学:基礎問題精講、合格る計算
英語:DUO、ネクステージ、基礎英文問題精講、速読英単語(必修編)
化学:宇宙一わかりやすい化学、Excel化学
生物:Excel生物
ACE Academyを選んだ理由
・無駄を省いた指導方針
ACEに入塾する前は、大手予備校の集団授業を受けていました。
予備校の友達や先生との人間関係など、勉強と関係のないところで悩み、時間を使ってしまうことが多かったです。
ACEでは受験に必要なこと以外、無駄なことは一切行わない指導方針であり、勉強自体に集中できる環境に魅力を感じました。
成績について
・進学校での授業についていけず上滑りを起こしていた
塾長:入塾して最初の模試では偏差値56、特に数学が苦手な印象でした。
卒業生:はい、その通りです。
学校では、数学の授業で発展的な内容を扱っている時期でした。
基礎ができていないのに、学校の試験対策として応用問題集をメインに解き進めていました。
明らかに上滑りを起こしている状態でした。
塾長:当卒業生が通っていた学校は、例年医学部進学者が数十名出る、いわゆる超進学校でした。
進学校ならではの苦労はありましたか?
卒業生:高2の終わりに、理系科目の成績が悪いことで、学校の先生から文転を勧められました。
医学部を目指したいということすら言えずにいました。
自分から見た成績について
高3になっても成績はあまり良くありませんでした。
ギリギリではありましたが「以前と比べたら安定したな」という印象でした。
私自身、現役で合格する姿は全く想像できておらず、浪人することになるだろうと思っていました。
そのため、本番期は「試験に合格できるだろうか」「落ちてしまうのでは」などは考えず、
「とりあえず試験に臨もう」という気持ちでした。
一次通過の通知がきて、合格したことに驚きました。
塾長:本人の言うとおり、成績は伸び悩んでいる印象でしたが、杏林大学の共通テスト利用では一次通過されていました。
また、今年の卒業生だけをみても、当卒業生を含め5人以上は、最終偏差値50台で医学部に合格しています。
これらのデータからも、ある程度基礎が固まっていれば、解き方を徹底することで医学部合格は可能といえます。
入塾して学んだこと
・客観的に分析できるようになった
入塾する前は、自分の勉強方法を客観的に振り返ることができませんでした。
「他の人より遅れているのだから頑張るしかない」と根性論でがむしゃらに勉強していました。
入塾してからは、塾生ページの『勉強方法の大原則』など様々な資料を読み込み、実践していきました。また、面談で講師の方に、自分なりの改善策を話し、フィードバックしていただいた内容を実行していきました。
自分以外の人に客観的に評価していただくと、自分では効果があると思っていた方法でも、枝葉を気にしていたのだと気付くことができました。
面談の際に、勉強の取り組み方について報告する必要があるため、勉強中もこまめに取り組み方を分析する習慣がつきました。
成績や勉強方法に悩んだときも、引きずるのではなく、客観的に分析することを意識しました。
「ここで悩むこと自体優先順位は低い。やるべきことはわかっているのだから、とにかく勉強することが一番の改善策だ」と考えるようにしました。
講師との面談について
講師の方々はとても親身になって話を聞いてくださいます。
面談内容は勉強方法や生活習慣、受験関係の話のみで、それ以上は踏み込まれない距離感が私自身にとって心地よかったです。
週1回以上の面談では勉強方法が大きくずれる前に、すぐに軌道修正していただけるのが良かったです。
自分の中でよく考えて改善策を挙げても、その改善策が余計に本質からずれてしまうことがあります。面談で客観的かつ冷静に指摘していただくことで、間違いに気付くことができました。
日頃分析する際も、いただいたアドバイスを踏まえて考えることで、自分で正しく判断できるようになりました。
印象に残っている医学生講師は?
本番期に特に多く面談を担当してくださった講師の方が特に印象に残っています。
相談するときに、こんな些細なことを相談していいのかなと恐る恐る相談したことがあるました。些細なことでもすごく共感していただけて「不安に感じているのは自分だけではないんだな」と心が軽くなりました。また、話しやすい雰囲気で面談をしてくださり、より相談しやすくなりました。
また、別の講師の方は、非常に論理的な考え方をされているのが印象的でした。
相談したときも、「~理由だから、○○だ」というような論理的なアドバイスをしてくださったので、とても納得感がありました。
1年間を振り返って&後輩へのアドバイス
勉強しているのに結果が出ないということは、今の取り組み方や考え方など、何かしら間違った点があるということだと思います。
入塾する前の私は、周りの頭がいい友達のまねをしていました。
しかし、できる人は基礎がしっかり固まっているのが当たり前で、基礎ができていないという発想が無かったり、余計上滑りを起こしてしまったりという感じでした。
一度、「自分の勉強方法は間違っている」「周りの人と自分は違う」ということを認識することが大切だと思います。そして、客観的なデータをもとに、効率的な取り組み方を濃縮したACEの方針に委ねると、結果が出るのではないかと思います。
塾長:本当にその通りだと思います。
成績が良くて応用問題集に取り組んでいる人も、かつては基礎問題集で基礎固めを行ってきたはずです。進学校では、中学が基礎固めの時期であることが多いです。
優先順位を考えることが非常に大切です。当たり前ですが、応用と基礎では、優先すべきは基礎です。基礎ができている生徒様には、応用問題集を課題として出すこともありますが、どの生徒様も、初めは基礎固めから始まっています。