医学部受験におすすめの模試と活用方法

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医学部受験生におすすめの模擬試験

医学部受験生にとっておすすめできる模擬試験についてご紹介します。

河合塾全統記述模試 おすすめ度 5

国公立医学部、私立医学部、また志望校のレベルに関係なくおすすめする模擬試験です。

どの教科も良問ぞろいなので基礎力をチェックする目的に最適です。また解説も非常に詳しいため模擬試験を復習することで理解が深まります。

受験者数も多いため、受験校を決める際にも最も有用な模擬試験です。

5月頃にある第1回記述模試は、浪人生・再受験生などでまだ勉強が十分進んでいない受験生は受験しなくても大丈夫です。
8月の第2回、10月の第3回記述模試は必ず受験することを推奨します。

河合塾全統マーク模試、全統センター試験プレ模試 おすすめ度5

河合のマーク模試も国公立医学部、私立医学部、また志望校のレベルに関係なくおすすめする模擬試験です。 私立医学部専願の方でセンター試験を受験しないという受験生も、私立医学部は多くがマーク試験のため受験することを推奨します。

第1回マーク模試は範囲が狭く、問題も易しめであるため受験しなくてもよいと思います。第2回、第3回マーク模試、そしてセンタープレ模試は必ず受験しましょう。

河合塾全統医進模試 おすすめ度2

秋に医学部受験者対象の全統医進模試があります。これは全統記述やマーク模試と違ってオススメしません。

問題の難易度が高めであること、小論文の出題があるが医学部で小論文は重要でないこと、受験者数が少なく、基礎力のチェックや受験校の選定にほとんど使えないことが原因です。

実際に当塾の生徒様でこれまで全統医進模試を受験した方のほとんどが受験しなくてもよかったかも、、と回答しています。

駿台全国記述(ハイレベル)模試 おすすめ度3

駿台全国模試は河合塾の全統記述模試に比べて難易度が格段にあがります。十分な基礎力がないと、数学などは200点満点で60点などになってしまう難易度です。基礎力が十分にない方は、受験してもよくわからなかった。。という結果にしかならないため、受験しないようにしましょう。時間の無駄になってしまいます。

全統記述模試で満点近く得点できる受験生は、駿台模試の受験を推奨します。特に最難関医学部を受験される場合、河合全統記述模試ではほとんど点差がつかなくなってしまうため駿台全国模試の受験を推奨します。

河合全統記述模試で偏差値70以上の受験生が力試しをする模擬試験として有効です。

駿台全国マーク模試 おすすめ度3

マーク模試は問題の質、難易度から河合塾の全統マーク模試を推奨します。駿台のマーク模試はダメだ、というわけではありません。

その他の模擬試験

その他は医学部受験においてあまりおすすめできません。特に医学部専門予備校が開催しているものなど、受験者数が少ない模擬試験は受験してもよくわからない結果になってしまうことがほとんどです。
受験者数が多い河合塾や駿台の模擬試験を活用することを推奨します。

また、河合塾で大学別オープン模試がある医学部を志望する方はこちらの受験を推奨します。(東大オープン、京大オープン、東北大オープンなど)
こうした医学部を志望しない方は時間の無駄になってしまうため受験しないようにしてください。

医学部模試の偏差値や判定の注意点

模擬試験の偏差値や判定は一つの指標に過ぎない

医学部受験生の相談で、とても多いのは模擬試験の使い方についてです。 「模擬試験が悪かったのでもうダメでしょうか」「判定や偏差値はどの時期にどのくらいとっておけば大丈夫でしょうか」「この成績で今年、医学部合格できるでしょうか」など本当に多く相談が寄せられています。
そして、模擬試験の使い方でとても損をしている医学部受験生が多くいらっしゃいます。河合塾や駿台予備校のような大手予備校の模擬試験を受験することは正しい使い方をしていればとても有用なのですが、使い方を間違えないようにしましょう。

模擬試験の偏差値や判定は医学部受験の合格の可能性を直接反映するものではありません。というのも当然ではありますが、医学部受験に頻出される分野と模擬試験の出題傾向は異なりますし、難易度も異なるからです。

判定も偏差値から自動的に決まるものであり、医学部合格の可能性を直接反映しているものではありません。

しかし、偏差値や判定からはその医学部の受験層を知ることができ、受験校を決める際の指標の一つになるという意味では非常に有用です。

*医学部偏差値のランキングは医学部偏差値ランキングと入試変更点をご覧ください。

医学部模試の活用方法

基礎力の把握に模擬試験は有効

大手予備校の模擬試験はとても良い問題が出題されています。特に基礎力がしっかりとついているかを判断するにはとても有効だと思います。基礎力がしっかりついていればどの教科も偏差値60〜65までは到達できるはずです。ですので抜けている基礎分野の確認には模試はもってこいだと言えます。

試験本番のパフォーマンスの向上の練習に模擬試験は有効

医学部受験では合格するために大切なことが大きく2つあります。

1 つは暗記事項や解法パターンの習得です。これは問題集を繰り返し解くことでできるようになります。しかしこれだけでは不十分であり、勉強してきたことを本番の試験でしっかりと点数にする(私たちはこれをテストパフォーマンスと呼んでいます)ことの両方が必要になるのです。

これはスポーツと同じと言えるかもしれません。スポーツでも練習でできることがまず大切ですが、練習でできるようになったことをしっかりと試合でも発揮できるようにすることも大切かと思います。医学部受験においても、同じようなことが言えるのです。
それでは試験本番のパフォーマンスを高めるためにはどうすればよいのでしょうか。

試験本番のパフォーマンスを高める方法

最も効果的なのは緊張するような状況でいかに時間内にミスなく解答することができるかの練習を積むことです。これは普段の授業等でも工夫してできることもあ りますが、やはり一番効果的なのは大手予備校の模擬試験を受けて本番形式の緊張感がある中で自分のパフォーマンスを確認することです。

模擬試験は結果に一喜一憂せず、目的をしっかり認識して受験する

模擬試験の目的と役割をしっかりと認識しましょう。結果に一喜一憂するのではなく、できるようになったことを確認すること、今できていない事を確認し復習す ること、そして最も大切なのはミスをしてしまったのであればそのミスをした原因を分析し、今後二度と同じミスをしないように戦略を練ることです。

他にも、時間が足りない、テストパフォーマンスが悪いなど気づいたことがあれば、今後改善するためのトレーニングと戦略分析を行っていきましょう。

医学部模試受験の心得

模擬試験1週間前に暗記項目の詰め込みと全教科の復習を行う

本番を想定し、模擬試験1週間前は理科、英単語英文法などの暗記項目を詰め込み、全教科の復習をしましょう。
1週間で全教科復習しきれる自信をつけておくと、本番も余裕をもって臨むことができます。
特に暗記項目は模擬試験対策の中でまとめておき、本番前に効率良く復習できるように準備しておいてください。

模擬試験の目的は試験本番の精度の分析・対策

模擬試験の目的は結果を出すことではありません。決して120%の実力を出そうとしないようにしてください。
むしろ冷静に模試に取り組み、大きなミスをしないで終えることがとても大切です。
また、模試の1日の過ごし方、時間配分やミスの有無など、試験本番の精度を分析し、対策を立てていくことが模擬試験の一番の目的です。
自分を常に客観視し、少しでも気づいたことがあれば、持参した保存版の手帳にどんどん記入していきましょう。

起床時間や持参物、休憩時間の取り方や昼食の量など、些細なことでも気になったことをどんどん手帳に記入していきます。改善点があれば記入し、次回から確実に実践できるようにします。
また各教科のテストが終わり次第、ミスした内容や時間配分、反省などのテストの振り返りを必ず手帳に記入してください。
帰宅してからだと忘れてしまうので、できるだけテストが終わり次第すぐ記入するようにしましょう。

模擬試験でたまたまよい点数をとっても意味はありません。
次のテストに活かせるように反省と分析、対策をしていくことが模擬試験の最も効率的な活用方法です。

なお、試験中に頭が真っ白になったり、状態がよくないと思ったらトイレに立って切り替えるというテクニックは是非模擬試験中に試しておきましょう。

模擬試験が終わったら必ずすぐに自己採点を行い、分析を行う

模擬試験が終わったら、必ずその日のうちに全教科自己採点を行い分析をしてください。
点数だけではなく、ミスの割合を必ず各教科計算してください。

模試の復習は大切ではあるのですが、闇雲に復習して丸暗記してもあまり意味はありません。
それよりも、何故間違えたのかを徹底的に分析してください。

知識があいまいだったのか、ミスがあったのか、時間が足りなかったのか。
ミスがあればどうしてミスをしたのか、どうしたら次回同じミスを防げるのか。
時間が足りなかったのであればどのようにすれば改善できるかなど、考えて対策を手帳に記録しましょう。

そもそも勉強不足で解けなかったのであれば、復習しても効果はほとんどないので、むしろ模擬試験は保存しておいて実力がついてから解くようにしてください。
解けるはずなのに間違えた問題はしっかり復習し、問題集でも同分野は復習してください。

感情的にならず意味のある反省を行う

模擬試験のあと、一喜一憂する生徒がいますが全く無駄ですので冷静に分析することに徹してください。

問題集が進んでおらず、自分の実力以上の問題が出て結果が悪かったのであれば、それは本番のパフォーマンスではなく準備不足が原因です。勉強時間を増やして少しでも速く勉強を進めるしかありません。

逆に、解けるはずの問題が多く出ていたにも関わらず失点したのであれば、それはパフォーマンスの問題で、大至急対策を練る必要があります。

実力不足は今後勉強をすすめていけば改善できますが、ミスが多いなどテストのパフォーマンスが悪い場合は、改善しない限り合格できるかは運任せということになってしまいます。パフォーマンスが悪い場合は早急に分析と対策をしましょう。

国公立医学部合格者による模試受験の際の注意点

国公立医学部に合格した卒業生が実際に模擬試験行っていた注意点や分析を掲載しますので参考にしてください。

本番だと思ってやる

模試の最大のメリットは、本番のような雰囲気の中で自分がどれだけパフォーマンスを発揮できるかを評価できるというところにあるので、模試を何度もやってきていて慣れてしまった人はあえて緊張感を持つ事を意識してやると良い。

模試でもとても緊張してしまう、という人は模試の機会ごとに、緊張したままの方が良いパフォーマンスができるのか、緊張をある程度ほぐすよう試験開始直前に深呼吸をしたほうがいいのか、など色々試すと良い。

模試の問題自体も大事ではあるがそれよりも、試験の緊張感の中で自分が良いパフォーマンスが出来る状態は何かを研究する機会、本番の予行である、という意識を番に持って臨むことが本番へ向けて模試としての効果を発揮すると思う。

体調管理の調整

基本的に模試は本番の予行演習であるので体調管理などもなるべく本番と同様にするのが望ましい。

例えば、朝食や昼食を何にするか、寒い時期であれば膝掛けなどはあった方がいいのか、など、本番が近くなってからあれこれ心配にならないように色々試しておく。

本番のつもりで臨んで行うが、最悪失敗しても大丈夫なのが模試のある意味だと思う。予行をせずにぶっつけ本番では何が起こるか分からない。

どんなに勉強が出来て模試の結果が良くても、本番でしっかりパフォーマンス出来ないととてももったいないので模試を単なる学力測定のためと見なすのではなく、本番の予行演習と意識して上手く利用出来ると良いと思う。

模試が終わってからやること

まず、自分の感触を思い浮かべてなるべく正確な予想点を書き出し、次に自己採点をして実際の点数を書き出す。

2つを見比べて、予想と現実の差を確認して自分の感覚がどれぐらいの正確さなのかを知る。

本番では解答がでないところも多いので、そういう場合でも予想してだいたいの点数を出せるようにしておくと合否の予想がより正確に出来て次の試験などへの対応がしやすい。

結果を知るのが怖いから予想したくない、という人もいるかもしれないがまあなんとなく出来たし大丈夫だろうと思っていて落ちた時のショックがかなり大きく立ち直れなくなり、その後の試験に影響するケースを番に避けるべきなので、模試を予想の自己採点をしてなるべく早く自分の結果を知ることが出来るような練習のツールとして使えると良いと思う。

もうひとつは、出来たつもりだったが間違っていた問題について、原因は何だったのかを自己分析すること。

単に出来なかった問題はこれから演習すれば良いが、出来たつもりが間違っていたものはパフォーマンスの所に問題があることが大半なので、しっかり自己分析をして繰り返さないようにすることが大事。

模擬試験の分析と塾生の成績データ

当塾の生徒様が受験した模擬試験を分析し、成績データを掲載しています。

医学部合格のために各模擬試験で各教科どのくらいの点数をとる必要があるかなど参考にしてください。

各模擬試験の分析

医学部合格体験記

(卒業生講師)成績を大きくのばし国公立医学部、慈恵、順天堂など難関私立医学部を含む7校に合格
【2018】慈恵会医科大学/新潟大学医学部 合格体験記(1浪・女性)

(卒業生講師)1年でセンター試験約15%のばし国公立医学部のほか日本医科大学に首席で合格
【2018】日本医科大学/群馬大学医学部 合格体験記(1浪・男性)

(卒業生講師)生物初学から1年で日本医科大学、国際医療福祉大学に合格
【2018】日本医科大学<生物初学> 合格体験記(1浪・女性)

入塾時偏差値58.9から約9ヶ月で昭和大学、東京医科大学に合格した現役生
【2018】昭和大学医学部 合格体験記(現役・男性)

数学が苦手で現役時センター試験数学70/50点から1年で浜松医科大学、東邦大学医学部を含む4校に合格
【2018】浜松医科大学/東邦大学医学部 合格体験記(1浪・女性)

入塾時偏差値40台から1年で昭和大学医学部を含む4校に合格
【2018】昭和大学医学部 合格体験記(1浪・男性)

(卒業生講師)数学が苦手で現役時センター試験数学50点台から1年で横浜市立大学、慈恵会医科大学に合格
【2017】慈恵会医科大学/横浜市立大学医学部 合格体験記(1浪・女性)

偏差値62から1年で76.8までのばし千葉大学医学部、慶應大学医学部に合格
【2017】千葉大学医学部/慶応大学医学部 合格体験記(1浪・男性)

英語偏差値50台から1年で国公立医学部、慈恵、順天堂など難関私立医学部を含む7校に合格した現役生
【2017】慈恵会医科大学/信州大学医学部 合格体験記(現役・男性)

数3、理科2教科初学から1年で国公立医学部を含む4校に合格した再受験生
【2016】島根大学医学部/日本医科大学 合格体験記(再受験・女性)

その他の合格体験記は医学部合格体験記をご覧ください。

 

志望校別の勉強法やその他の教科の勉強法は医学部勉強法まとめをご覧ください。

その他医学部受験に役立つ情報を医学部受験情報まとめに掲載しています。

医学部予備校ACE Academyにて医学部合格に向けたオリジナル模試を行っているほか、大手予備校の模試を含めて模試の分析方法を徹底的に指導することで、試験本番で確実に得点できる力をつけていただいています。また模擬試験の結果もふまえた医学部合格への個別課題管理を行っており、浪人生の半数以上が半年で偏差値15以上ののびを達成しています。医学部合格を目指している方はご相談ください。

 

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