合格した医学部
聖マリアンナ医科大学 正規合格
獨協医科大学 正規合格
東海大学
埼玉医科大学
成績推移
高3の3月(実質、1浪開始時)に入塾。
入塾時(高3時)の成績
2018年第2回(10月)駿台ベネッセ記述模試 数学54.5 英語58.8 物理53.3 化学61.5
2018年センター試験 英数理79.7% (数1A:81 数2B:55 化学:82 物理:92 英語筆記:168 )
今年の成績推移
5月河合記述模試 総合64.5 (数学:59.5 化学:69.9 物理:68.8 英語:59.9)
8月河合記述模試 総合68.9 (数学:64.0 化学:75.0 物理:72.3 英語:64.3)
10月河合記述模試 総合65.7 (数学:61.5 化学:71.1 物理:64.3 英語:66.0)
センター試験本番 英数理87%(数1A:81 数2B:73 化学:91 物理:95 英語筆記:182)
使用した問題集
数学:基礎問題精講、合格る計算
英語:DUO、ネクステージ、基礎英文問題精講、速読英単語(必修編)、基礎英語長文問題精講、リンガメタリカ
化学:宇宙一わかりやすい化学、Excel化学
物理:宇宙一わかりやすい物理、体系物理
1年間注意していたことや後輩へのアドバイス
1年の心がけとして
入塾してすぐの受験生ガイダンスで、医学部に合格するための「考え方と習慣」を身につけることが重要ということを学んだので、1年を通して塾生ページの資料や先輩方の体験記を読み込み、毎週の面談でいただいたアドバイスはすぐに吸収し実行するよう心がけていました。実際に受験を終えて振り返ってみると、塾生ページの資料や面談でのアドバイスで無駄だったと思うものは一つもありませんでした。素直に指示に従ってよかったと感じました。
生活習慣
適切な生活リズムを維持することが大切だと思います。私は起床・就寝時間、自習室へ行く時間を決めていたので1年を通して生活リズムが大きく乱れることはありませんでした。また、毎日30分かけて自転車で近隣の自習室へ通っていたので適度な運動になりました。
受験本番期は朝早く家を出なければならない日が続き体力的にもキツそうだと思うかもしれませんが、日頃から早起き、適度な運動を続けていれば問題なく試験に集中できるので心配する必要はないと思います。また、受験勉強ではストレスが溜まると思うので時間をかけずに息抜きする方法を見つけると良いです。人それぞれだとは思いますが、私は寝る前の約10分、家族と話をすることでいい気分転換になりました。
通塾について
家から片道1時間半かけて通っていました。電車の中では、主にDUOや速単のCDを聞き、暗記練習をしていました。月一シートや模試、過去問の分析シートを返却していただいた日は、フィードバックしていただいた内容を思い出しながら自分の分析シートを読み返したり、修正したりしていました。
体調を崩さない限りは休まず通塾した方がよいと思います。受験本番期ではいくつかの私立医学部の不合格が続いたときに精神的にとても辛かったことがありました。私は休まず通塾していたのですぐに講師の先生に相談し、アドバイスとともに励ましていただいたので、その日のうちに立ち直ることができました。
塾生ページの活用
いつでも見れるよう、塾生ページの資料は印刷して持ち歩いていました。課題の進め方や試験の解き方について分からないときに見ることはもちろん、自分の進め方が正しいか確認するためにほぼ毎日見ていました。
繰り返し読むことで新しく気づいたことがあったり、理解できたと思いこんでいても無意識に自分に甘くしていた部分が見つかったりしたので、塾生ページは繰り返し読み、定期的に自分のやり方と照らし合わせ分析することが大切だと感じました。
受験直前期、本番期にはモチベーションを維持することや心構えなどメンタル面でも塾生ページの資料が大いに役立ちました。塾生ページには過去の豊富な受験データをもとにした、的確で合理的なアドバイスがたくさん載っています。この資料を試験直前まで読み込んでいたおかげで、 余計なことを考えず試験の解き方を徹底することだけに集中できました。
課題の取り組み方
上滑りを起こさないよう、本質・基本事項を理解することを心がけていました。具体的には、参考書に載っている現象や用語の定義を自分の言葉で説明できるようにする、新しく知った知識は既に学習した内容と関連付けて(共通点、相違点)理解する、などです。問題集の使い方は学力や時期によって様々だし、人によっても合う、合わないがあると思いますが、まずは塾生ページの資料に載っていることを実行できるようにし、その上で自分に合ったやり方を探していくのがよいと思います。
私は分析用のメモ帳を用意し、勉強中、自分のやり方で不安があることや、適切かどうか確認したいことが見つかったらその都度メモしておき、面談で相談していました。
面談
面談には毎回緊張感をもって臨んでいました。心がけていたことは、予め相談事項を考えておくこと、相談内容は具体的かつ簡潔に伝えること、相談内容に関して自分なりに考えた答え・改善策も伝えることです。このような形で毎週の面談に臨むことで、本番の面接や小論文の試験でも活かせたと感じました。
自分では正しいと思って行っていたことでも、講師の先生方から見ると本質とズレた考え方である、という場合があるので、相談するときは自分なりの改善策を伝えたり、自分の今の取り組みが適切かを確認することが重要だと思います。講師の先生方にアドバイスしていただいたことは素直に受け入れ実行することが合格への一番の近道だと思います。
月一シート
勉強中に気づいたことや週末の反省など、分析した内容はノートにまとめておき、それをもとにしてひと月の振り返りをし、月一シートを書いていました。現役のときに実感しましたが、ただがむしゃらに問題集を繰り返し解いても効果はほとんどありません。少しひねった問題(計算量が多い、複数の分野が融合されている)になるとほとんど手が出せなくなると思います。
時間をかけて自分の取り組みの反省点、改善策を考え、実行していくことが重要だと思います。そして、フィードバックしていただいたら、分析シートをもう一度読み返し、指示に従って内容を修正することが大切だと思います。
模試について
模試前の復習では、宇宙一や基礎問題精講で優先順位をつけつつ、全分野にひと通りふれるようにしていました。その後、過去の分析シートを見直し復習内容が身についているか確認する、余裕があるときは解き方の改善策を実行することを目的に過去に受験した模試を再度解いてみる、ということを行っていました。
模試後の分析は、時間をかけて丁寧に行いました。失点原因を分析すること自体が効果的な復習になり、自分のミスの傾向、自分に合う問題選びのしかたを見つけることができるので時間をかけじっくり行うと良いと思います。
過去問演習について
本番を想定して環境作りをしていました。具体的には、前日は、明日が試験だと言う緊張感をもつ、早めに寝て体調を整える、筆記用具や時計は本番で使うものを用意する、当日は朝早くから解き始める、休み時間も設けて解き方の確認など本番を想定して過ごす、などです。
演習中は点数を全く気にせず、解き方(時間配分、ミスを防ぐ等)を徹底することだけを考えるようにしていました。分析は模試同様に時間をかけてじっくり行っていました。
本番について
模試や過去問に緊張感をもって取り組んでいたので、本番の試験で過度に緊張することは無かったです。また、難易度や受験校の偏差値などを気にせず解き方を徹底することだけを考えていたので試験当日に不安になることもありませんでした。
それでも本番前半では解き方を失敗したりミスを防ぎきれなかったということはありましたが、試験が終わったらその日のうちに解き方を分析し、面談時に相談することで改善していくことができたと思います。
講師からのフィードバック
本生徒は、高3の時の模試と比べ全科目で成績を伸ばすことができました。特に数学が苦手で、現役時は記述模試で偏差値55程度でしたが、記述模試で偏差値60以上が安定してとれるまでに伸びました。また、英語も第1回から第3回の模試にかけて順調に成績を伸ばし、最終的には偏差値66.0まで達しました。
上記にあるとおり基本的な問題集のみを使ってしっかり本質を身につけた結果、このように全科目を通じて成績を伸ばすことができたといえます。
上記の本人談にもあるとおり、本生徒は非常に真面目で、面談時には講師に積極的に問題集の進め方を相談し、模試後の分析も毎回丁寧に行っていました。受験期も、試験の解き方や合否結果に対する不安を一人で抱え込まず講師に相談していました。
講師が模試の分析の方法についてアドバイスしたところ、すぐに修正して数日後に再提出し大幅な改善がみられたことがありました。このように、真面目かつ貪欲な姿勢が印象的です。
このように、面談を活用したりフィードバックに即座に対応する姿勢によって、効果的に学習を進めることができ、結果医学部合格に繋がったのではないかと思われます。
数学が苦手な受験生は少なくないと思います。数学が苦手でも基礎的な問題だけ解けるように基礎が徹底できていれば医学部合格は可能であることは多くの卒業生が証明しています。
講師として勤務していただきます。元々数学や英語が得意でなくても、真面目にしっかり基礎問題集に取り組んでいれば医学部に合格が可能だという点で、受験生にとって非常に参考にしやすいタイプだと思います。1年間通して全く問題点がないほどしっかりしていたので、是非彼女から多くのことを学んでほしいと思います。